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「何もしない」ができない40代へ。40代から始める「余白」の上手な埋め方

    念願だった休日。あるいは、ふと仕事の予定が空いた午後。
    「やっと自分の時間ができた!」と喜んだのも束の間、何をしたらいいか分からず、なんだかソワソワしてスマホを無意味にスクロールしてしまう……。
    そんな経験はありませんか?

    実はこれ、40代の大人たち特有の「あるある」です。

    せっかくの余白ができたのに、私たちはなぜかその時間をうまく楽しめず、かえって迷走してしまうのです。
    今日は、大人が「余白」を持て余してしまう本当の理由についてお話しします。


    マガジンもあります。是非、読んでみてください。


    ■ 子供は「余白を埋める天才」だった

    思い返してみてください。子供の頃の私たちは、余白を埋める「天才」でした。

    学校から帰ってきてからの数時間、休日の一日。そこにあるのはただの「暇」でしたが、私たちは誰に指示されるわけでもなく、勝手に自分の好きなことでその時間を埋め尽くしていました。

    私自身、中学生の頃はただ「歌うのが気持ちよくて楽しいから」という理由だけで、自宅で一人、ギターの弾き語りをして時間を溶かしていました。将来の役に立つからとか、誰かのためになるからなんて理由は1ミリもありません。ただ、自分の「やりたい」という本音に100%素直だったのです。

    子供は、余白があれば自動的に「自分の純粋な欲求(遊び)」で満たすことができます。

    ■ 「他人の都合」で予定を埋められ続けた大人たち

    しかし、大人になり、社会に出てキャリアを重ねていくと、状況はガラリと変わります。

    組織の中では、誰かが辞めた穴を埋めるために役割を与えられたり、家庭では親としての責任を果たしたり。私たちの日常は、自分の意志とは関係のない「他人の都合」という予定で、隙間なく強制的に埋められていきます。

    これを何十年と続けているうちに、私たちの脳は「他人が用意してくれたタスクをこなすこと」に慣れきってしまいます。

    結果として、自分で意識的に「自分の欲」で余白を埋める方法を、すっかり忘れてしまうのです。
    これが、突然ぽっかりと空白の時間ができたときに、大人が迷走を始めてしまう最大の原因です。

    ■ 「立派なこと」で余白を埋めようとしない

    余白の埋め方を忘れた大人が陥りやすい罠があります。 それは、空いた時間を「資格の勉強」や「社会貢献」「生産性の高いこと」といった、立派で正しい目標で埋めようとしてしまうことです。

    でも、思い出してください。本来の余白は、もっと泥臭くて、個人的な「ただやってみたい」という欲で埋めてよかったはずです。

    もし今、あなたにぽっかりと空いた「余白」があるのなら。 どうか、立派なことで埋めようとして自分を追い詰めないでください。まずは、子供の頃のように「何の役にも立たないけれど、ただ好きなこと」を一つ、その隙間にそっと滑り込ませてみませんか。

    ただボーッとするだけでもいい。昔好きだったゲームをやるだけでもいい。
    そうやって「自分の本音」で余白を埋め直すことが、人生の主導権を取り戻すための大切なリハビリになるのですから。

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    医療現場で20年、45歳管理職。ここはアラフォー・アラフィフの「大人の自習室」です。日中の責任や役割という重い積荷を下ろし、中年の悩みと学びを静かに書き留め、共有しています。立派な正解はありません。気楽に交流できたら嬉しいです。

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