
近くて遠くて、やっぱり近い|写真と雑感
駅前のドトールの隣席に座る2人の大学生。
手を伸ばせば届く距離で向き合う2人の目は、どちらもスマホに向いている。
ときおり始まる短い会話は、気心の知れた友人のそれだ。
2人の距離は近くて遠いようで、やっぱり近い。
私のスマホに残る家族の写真も、こちらを見てくれないものばかりだ。
おもちゃに夢中の子ども。
子どもを見つめる妻の横顔。
子どもの頃写真を撮るときは、こっちを向いてと叱られたっけ。
いつでも繋がれて、いつでも撮れる。
一瞬と一枚の重さは軽くなったのかもしれない。
けれどその積み重ねの中に、今も変わらない熱がある気がする。
話が途切れた2人は、笑顔で画面越しの世界に戻っていった。

こんな短い記録を、少しずつ残していきます。
よろしければ、スキやフォローで見守っていただけると嬉しいです。