
山時間のような駐車場
早めに到着した駐車場は、まだガランとしています。
今日は朝から雨が降ったり止んだり。
予定していたサッカーの試合はやるのかどうか。
息子は友達を見つけると、とっとと車を出て行きました。
車内には夫婦2人が残されました。
試合開始までまだあと1時間。
近くのコンビニでカフェオレを購入し、車内でのんびりと無言で飲んでいました。
まだ空いている駐車場。
雨に歪むフロントガラス。
雨粒が石畳を打つ音。
巨大なメタセコイヤの樹から、時折雫がボンネットを叩き、不規則なリズムを奏でます。
ふいに訪れた、久しぶりの静寂でした。
ワールドカップ中はずっとテレビをつけっぱなし。
子供の習い事やら林間学校の準備。
そして私の右手首骨折。
それに伴う仕事の調整。
最近、私の周囲は常に雑音があり、心がざわざわざわざわ、ごちゃごちゃごちゃごちゃしていました。
この感覚、
何かに似てるなと感じました。
あー、そうだ。
山でコーヒーを飲む時間と似ている。
ここは狭い車内の中だけど、心は山並みを見るようにぐんぐん広がっていきます。
雨は降っているけれど、心の中は晴れ渡った気分になったのでした。