福島大学の卒業生として最近の炎上を語る
普段は炎上した話や時事のことなんかに、ここぞとばかり飛びついて語るのは好きじゃない。
でも、今回は私の人生とも少しだけ絡む話になるからどうしても書きたくなった。
私は福島大学を卒業している。
私は福島県に生まれて、福島県が好きで、震災をきっかけに、自分の生まれ育ったこの県の大学に行きたいと思って福島大学に入った。
そんな私の出身大学についてのYouTuberの発言が炎上している。
偏差値が低い?まぁ、否定はできない。
紛れもない事実だ。
当時だって、国立では下から数えた方が早い大学だった。
ただ、偏差値で馬鹿にされるのが嫌なら、もっと頭のいい大学へ行けばよかったじゃないか。
なんて批判のコメントもよく見かける。
これに関しては、考えの趣旨が違う気がしている。
我々は、学歴で馬鹿にされたということよりも、「愛するものへの攻撃」に対して許せないと思っているのだ。
福島大学は地元から進学した学生も多く、この大学を愛する人間が多い。
土地柄なのか何なのかは分からない。
確かに言えるのは、そこには震災以降、この福島県という愛する土地を守るために入学した人間が数多くいることだ。
事実、県外から進学して卒業後も福島県内に残り続けて、地域貢献をしている人間が非常に多い。
そんなこの県を、そしてこの大学を愛している人間が集まるこの場所を攻撃されて、黙っていられるわけがない。
もし、私が京都大学を
「頭の固い常識のない人間の集まるコミュ障大学。」
なんて揶揄したらどう思うだろうか。
きっと、大多数の人間はそれに対して許せない感情を表明するに違いない。
それはきっと、自身の経歴を汚されたことへの怒りだ。
それと同じ怒りを私は持っている。
すべての職業に貴賤がないように、高校だって大学だって貴賤なんかない。
いつだって学び続ける者がそこに存在する。
それが不正解なんてことはないのだ。
現に私は東京大学や京都大学出身の人間と同じ会社で働いているし、その人たちと給料は変わらない。結局学歴なんてそんなものだ。
卒業してからある程度の時間が経ってしまったが私は今もずっと福島大学を愛している。
そして、その福島大学に通う大学生たちを素直に応援している。
今回の話題で、私は深い深い憤りを感じている。
いつだって、自分の生まれた土地は好きだし、自分の学んだ学校は素晴らしい場所だし、過去働いてきた職場も結局のところいい思い出だ。
そんな思い出を汚す存在を許しはしない。
