
ママの涙😭とボクの決意‼️プロに成る決意の日✨
第十章ママの涙😭とボクの決意‼️
プロに成る決意の日✨
「プロになるって、どういうこと?」
その答えを教えてくれたのは、
技術じゃなく、“心”を教えてくれるコーチでした。
ただうまくなりたい、勝ちたい、モテたい。
そんな子どもらしい夢が――
“誰かのために輝く”って覚悟に変わった日。
そのとき、近くで見守っていたママは、
何も言わずに、涙を流していました。
これは、小さなプロが生まれた、
ある野球塾の感動のおはなしです⚾✨
✨プロの心得✨
〜コーチとアイラの特別な会話〜
ある日、野球塾のコーチに呼ばれたアイラは、少し緊張しながらお話をすることにしました。
「やぁアイラ。うちの野球塾には慣れてきたかな?」
「うん、トモくんと仲良くできてるよ」
「何か困ってることはない?」
「ううん、大丈夫」
そして、ふとコーチが聞きました。
「アイラは将来どうなりたい?」
「ボク、プロの選手になりたい!」
「おぉ〜素晴らしい夢だ!応援するよ」
ニコニコしながら、コーチはもう一つ大切な質問をしました。
「ねぇ、アイラ。プロとアマチュアの違いって、何だと思う?」
「う〜ん……野球がとびきりうまい!」
「もちろん、それもあるね。他には?」
「かっこいい!」
「そうだ、それも大事! じゃあ、他には?」
「……う〜ん、わからないなぁ」
コーチは優しく笑いながら言いました。
「じゃあ想像してごらん。アイラがもしチームのオーナーだったら、どんな選手を使いたい?」
「大谷翔平くん!」
「だよなぁ〜! コーチも使ってみたいわ(笑)」
そして、コーチは少し真剣な顔で話しはじめました。
「大谷翔平くんにあって、いちばん大切なものって何だろう? ホームランやピッチャーとしての力もすごいけど、それだけじゃないんだ」
アイラは一生懸命考えて答えます。
「……走ること?」
「それも素晴らしい。でも、もっと大事なことがあるんだ」
「ん〜……あっ! みんなが知ってること!」
「そう、それなんだよ! それを“人気”って呼ぶんだ」
「プロってね、野球を見せてお金をいただくお仕事。
勝っても負けても、同じだけお金がもらえる。
だからこそ、負けても『来てよかった』って思ってもらえるように、全力でプレーする。
笑顔で、感謝を忘れずに」
コーチは続けました。
「でも、こういう気持ちって、今からでもできると思わない?」
「うん! ボクにもできる!」
アイラの目はキラキラと輝いていました。
「誰のために頑張ってみる?」
「……いつもそばで見てくれてるママ。
そして、お仕事で頑張ってるパパ」
近くで聞いていたママは、涙をこらえきれず、静かに泣きました。
そしてアイラは、まっすぐ前を見て叫びました。
「よ〜し! ボクはもうプロだ! やるぞぉー!!」
その日から、アイラは一段と一生懸命に野球をするようになりました。
でも、その表情には前よりずっと深い輝きが宿っていたのです。
💫あとがき
“プロになる”って、何か特別な才能だけじゃなく、
「誰かのために」「感謝の気持ちで」「一生懸命プレーする」
そんな小さな心がけの積み重ねなのかもしれません。
今日から私たちも、誰かのために“プロ”でいよう🌟
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