道の駅グルメ:オライはすぬま「いわし丼」
【概要】
千葉県山武市の道の駅「オライはすぬま(蓮沼)」にはレストランがあり、そこでは「いわし丼」が名物料理とされている。少なくとも店内のアナウンスやメニューでは一番人気とのことだ。
しかし私は過小評価していた。いわしの天ぷらをただ甘辛く煮たやつが乗ってるだけじゃないかと。レストランでは食べたことがないが、持ち帰り用のパック詰めの弁当を食べた限りでは大したことなかった。
認識を改めるきっかけは千葉県グルメの民の先輩であるカワウソくんの以下の記事である。
千葉県じゅうのグルメを堪能した氏により、なんとベスト2に推されていたのである。正直ここまでポテンシャルがあるとは全く思っていなかった。記事を開いた時点では想像すらしなかったランクインである。もしかすると私はいわし丼の実力を見誤っていたのでは、と。
【実食】
以前グルメガイドに書いたように、休日に行くと屋台のタイ料理のおばちゃんに捕まってしまうので(まあこちらもこちらで大変美味なのだが)平日にこっそりと行く。営業時間はランチタイムのみ15時までなので、なかなかタイミングが合わないのだが。
さっそく注文。いわし丼セット800円に、オプションでつみれ汁(味噌汁から変更)で+150円。1000円札でお釣りが来るのがありがたい。

いわしの天ぷらはタレで煮てあるが揚げたてであり、端っこのほうはサクサク感を残している。この加減が絶妙。薬味としてネギと海苔・針生姜。つみれ汁には柚子皮も入っており季節感満点。なお奥の小鉢は切り干し大根である。

拡大。甘辛ダレだが、田舎の惣菜屋にありがちなほどの甘すぎるわけではない。絶妙なバランス。マイワシの大きめのフィレが4枚(2尾分)乗っている。

あっという間に完食。ごちそうさまでした。
とりあえず結論としては、弁当で満足せずにぜひ一度店舗で食べるべき味である。今度はミニサイズとうどんのセットを試してみようか。
【余談】
ヘッダ画像にあるように、オライはすぬまは「いわしの郷」を名乗っているのだが、山武市では少なくとも商業的なイワシ漁は行われていないはずである。そもそも山武市の海岸に漁港は無い。砂浜でハマグリ漁をする漁師さんはいるのだが。
かつては地引き網が行われていたが、それも数十年前(90代の祖父母の若い頃)で、現在は観光漁業として細々と行われる程度である。もちろんお隣の九十九里町には片貝漁港があり、現役バリバリの漁村であるのだが。
そのことを店員さんに突っ込んでみたら「今日のイワシは銚子産」とのことであった。まあ食文化としてのイワシはマイワシ、カタクチイワシ(こちらの方言では「セグロ」と呼ぶ)ともに地元に根づいているので、イワシの郷を名乗るのも間違いではないのだろうが。
【おまけ】
道の駅で買った野菜。これで540円は安いよね? 比較で小さく見えるけど、実は人参もかなりでかい。ネギも大根も、青い葉っぱのところも食べます!

【追記】
後日、改めて購入した弁当のいわし丼。店員さんに聞いてみたところ、道の駅のレストランではなく外の業者が納品しているものとのこと。

中身。どう見ても原材料にあるきゅうりは入っていないが、おそらく付け合わせの漬物が省かれたりしているのだと思われる。

さすがにレストランには及ばないものの、いわしは脂が乗って美味だった。

