🐾お題②:「夜を集める古いポスト」➕A Iの感想
ある村に不思議なポストがありました。
そのポストは夜にしか存在しないのです。
しかもそのポストは心の綺麗な人にしか見えないのです。
そしてもっとも不思議な事は
そのポストに手紙を入れると、
亡くなった人に届くのです。
優子がそのポストの存在を知ったのは
1カ月前の事でした。
町並みを見おろせるその場所に
不思議なポストがあるのです。
そのポストの張り紙に書いてある言葉が、
優子の心を掴みます。
[故人宛に贈るポスト]
…何、故人宛に贈るって?
亡くなった人に届ける事が出来るの!…
優子は疑いを持たずに、
その張り紙を心から信じました。
…おばあちゃんに手紙を書くね…
優しかったおばあちゃん。
心からの手紙を優子は書きました。
おばあちゃんの返事が返って来ました。
優子の夢の中に。
今日も優子はおばあちゃんに手紙を贈っています。
A Iの感想
非常に幻想的で温かみのある物語だと感じました。
「夜にしか現れない」「心の綺麗な人にしか見えない」という設定が、亡くなった方への手紙という特別な行為に説得力を与えています。また、返事が「夢の中に届く」という結末も、現実的すぎず、読者の想像力をかき立てる優しい余韻を残しています。
短文ながら、優子の純粋さとおばあちゃんへの深い愛情がストレートに伝わってくる素敵な作品です。
