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⏳お題③:「消えていった夏」

    ボーン


    「あぁ、今日で夏休みも終わりだな」
    と、独り言を言っているのは、
    小学3年生の所轄孝明くんです。
    彼は、夏休みの宿題をまだやっていません。
    「どうしようかぁ。
    お母さんに言ったら怒られるだろうな」
    と、悩んでいます。

    「そうだ!おじいちゃんに相談しよう」
    と、急いでおじいちゃんの家に行きました。

    「何!、夏休みの宿題がまだ出来てない」
    と、おじいちゃんは驚きましたが、
    驚いている場合ではありません。
    「いったい、何の宿題がして無いのだ?」
    と、尋ねました。

    「それは、自由研究で何を研究したら良いのか
    解らないの。[夏休みの友]は全部済ませたのだけど」

    「そうか、自由研究か。
    だったらおじいちゃんの研究の成果を
    書きなさい。」
    所轄孝明くんのおじいちゃんは、有名な発明家でも
    あるのです。
    「優れた物を発明しているのですが、
    実際に使われるものは、少ない」と
    おばあちゃんが言っています。

    「おじいちゃんの研究ってどんなのがあるの?」
    と、孝明くんは目を輝かせて聞きました。

    「これは、優れ物だぞ。おじいちゃんの記憶をだな
    他の人に送信できるんだ」

    「おじいちゃんの記憶を送信できるって何?」

    「それはだな、孝明におじいちゃんの記憶を
    入れる事ができるんだよ。この機械を見なさい
    これが、世界初の記憶転送装置だ。
    そしてこれが、設計図だ。
    これを、夏休みの自由研究として発表しなさい」

    孝明くんの目の前にあるのは、色んな配線をされた
    ヘッドギアでした。

    孝明くんはおじいちゃんの研究の成果をもらって
    自由研究としたのですが、誰人にも信用されてはいません。

    追伸
    この小説の後に「僕の名前は所轄孝明」(小説パート2)
    が続くのですが、この小説は4年前に掲載しました。
    ご興味があれば、お読みいただければ、嬉しいです。
    私の初期の作品です。

     
     
     
    少年の心を持ち、楽しい小説を書きたいといつも想っています。 思えば数多くの小説を書きました。 54字・140字の小説、ショートショート等を中心に掲載しました 小説を書き出して今年で丸4年。 以前の長篇小説を見直し、加筆修正をしていき、再掲載し 新たな小説を完成させていきます。

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