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⛪教会に住むピアニスト Kit Armstrong#️⃣81 ドビュッシー《オンディーヌ》🌊幻想の流動性❝Musique, ma patrie ! ❞

    Musique, ma patrie ! #81では、ドビュッシー(Claude Debussy)の《オンディーヌ(Ondine)》(*1)が紹介される。キット・アームストロングは、この作品が音楽的探求に特別な意味を持ち、「この作品でピアノを学んだ」と述べる。海(自然的イメージ)と水の精霊オンディーヌ(神話的存在)とが融合し、単なる水の描写や風景描写に留まらず、流動する音響そのものが幻想的世界を形作る。(*2)流れ続ける音型、揺らぐ響き、境界の曖昧な和声は、物質としての水と想像上の存在とを結びつける。ここでの音楽は、海と神話が溶け合う流体的幻想空間として提示される。

    ①こんにちは、皆さま。今週のシリーズは“流れるもの”をテーマにしているので、この機会にぜひこの作品をご紹介したいと思います。②この作品は、私自身の音楽的探求の中で、とても大きな意味を持っていました。③言うならば、私はこの作品とともにピアノを学んだのだと思います。それは、海と神話が幻想的に融合した作品なのです。

    ①bonjour mesdames et messieurs. comme la série de cette semaine est dédiée aux fluides, j'en profite pour ne pas manquer de vous présenter ce morceau 〔comme ...「〜なので」〕〔la série de cette semaine「今週のシリーズ」〕〔être dédié à ...「〜に捧げられている・〜をテーマにしている」〕〔les fluides「流体・流れるもの」〕〔j'en profite pour ...「この機会を利用して〜する」〕〔ne pas manquer de ...「ぜひ〜する・忘れずに〜する」〕〔présenter ce morceau「この作品を紹介する」〕②qui a eu une telle signification pour moi dans ma démarche musicale. 〔qui(先行詞=ce morceau)〕〔avoir une signification「意味を持つ」〕〔une telle signification「そのように大きな意味」〕〔pour moi「私にとって」〕〔démarche musicale「音楽的探求・音楽へのアプローチ」〕③je dirais que c'est l'œuvre avec laquelle j'ai appris à jouer du piano. c'est une fusion fantastique de mer et de mythe.〔je dirais que ...「〜と言えるでしょう」〕〔l'œuvre avec laquelle ...「〜と共にある作品」〕〔apprendre à + 動詞「〜することを学ぶ」〕〔jouer du piano「ピアノを弾く」〕
    出典元(音声)Debussy : Ondine | Musique, ma patrie !

    (*1)《Ondine》フランス語「水の精霊」ドビュッシー晩年の《前奏曲集 第2巻》の作品。水や波の揺らめきを思わせる繊細な音響で知られる。

    (*2)音響・色彩・響きの連続性によって幻想空間を生み出すドビュッシー特有の音楽語法。流動する和声や曖昧な境界感覚は、音が幻想世界へ変化していく感覚を生み出している。

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