
⛪教会に住むピアニスト Kit Armstrong#️⃣24 モシュコフスキ《練習曲 Op.72-6》ピアニスティックとは✨❝Musique, ma patrie ! ❞
Musique, ma patrie ! #24では、モーリッツ・モシュコフスキ(*1)の練習曲 Op.72-6(Etude Op.72 #6)(*2)が紹介される。キットアームストロングは「自分はピアニストではなく音楽家」と述べるが、同時にピアノを演奏することへの強い愛着をも示す。映像では、鍵盤側の蓋が外され、内部の音の生成過程と実際に生じた音色を拾う。ハンマーの動きが可視化され、通常では見ることの出来ない「音が生まれる瞬間」が映し出される。旋律や和声が、身体的な操作と機械的構造とが結びついた結果であることがわかる。こうした機械的運動の連鎖が「ピアノ的であること」とも思える。ここでは、技巧的な練習曲が、どのように音楽を生成しているかも提示されている。
①皆さん、おはようございます。②私は自分はピアニストではなく、音楽家だと真っ先に言うタイプです。③とはいえ、実際のところピアノを弾くのはとても好きなんです。④これは、私が初めて学んだ「いかにもピアノ的な」作品です。⑤ただ、今日はそれとは別の理由でもこれを選びました。その理由はすぐに分かると思います。
出典元(音声)Moszkowski : Etude Op.72 #6 | Musique, ma patrie !
(*1)19世紀後半の作曲家・ピアニスト。エチュードなのに音楽的に美しいのが特徴(ショパン系の流れ+超技巧的書法教育的)
(*2)「ピアニスティック」な書法を典型的に示すもの、音楽は抽象的なものではなく指の運動、反復、音型といった、ピアノという楽器に固有の条件を示す。