
「ポイ捨てする人が1人いたら、拾う人が100人いる世の中に」——7歳の言葉が、今も頭から離れない
「悪い人が1人いたら、どうせ意味がない」
そう思って、諦めたことが何度あるだろうか。
ゴミを拾っても、次の人が捨てる。良いことをしても、悪いことが上回る。
わたしもずっとそう思っていた。

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先にひとつ、伝えさせてほしいことがある。
今まで「何かしたい」と思いながら、なかなか動けなかったとしても——それは無関心だったからじゃない。
それだけ、この社会のことを真剣に考えてきたという証拠だ。
「自分がやっても、どうせ誰かが台無しにする」——そういう言葉で自分を止めてきた人ほど、本当は何かしたいと思っている。
ただ、その気持ちをどこへ向ければいいか、まだ見つかっていなかっただけかもしれない。
この記事では、7歳の男の子の言葉が、わたしのその「見つかっていない感覚」を一瞬で壊した話をする。
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その子は、毎週土曜日にゴミを拾っていた
地域のボランティア活動で出会った男の子の話だ。
小学1年生。7歳。
毎週土曜日の朝、軍手をはめて、ゴミ袋を持って、黙々と公園のゴミを拾っていた。
誰かに言われたわけじゃない。親に連れてこられたわけでもない。自分で「やりたい」と言って、自分で来ていた。
思わず声をかけた。「どうしてゴミ拾いするの?」
少し照れくさそうに、でも迷いなく、彼はこう答えた。
「捨てる人が1人いたら、拾う人が100人いる世の中になればいいなって思って」
7歳が言った言葉だ。
わたしはその場で返事ができなかった。
頭の中で何かが崩れるような感覚があった。捨てる人を「ゼロにしよう」ではなく、拾う人を「100人にしよう」という発想。悪を排除するのではなく、善で圧倒するというビジョン。
大人のわたしには、その発想がなかった。

図解1:1人の悪意を100人の善意が上回る
「捨てる人がいる限り意味がない」は、本当か
悪を排除するより、善を増やす方が強い
「悪い人がいるから意味がない」という考え方は、悪を起点にしている。
でも、あの子の言葉は善を起点にしていた。
「捨てる人が1人いても、拾う人が100人いれば街はきれいになる」。これは理屈として正しい。1人が捨てても、100人が拾えば差し引きで99個のゴミが消える。
考えてみれば、社会のほとんどの問題はこの構造だ。悪意を持つ人を完全にゼロにすることは難しい。だが、善意を持つ人を増やすことはできる。そして善意の数が悪意を圧倒すれば、結果として街はきれいになる。
「悪をなくす」より「善を増やす」——7歳の子は、大人が気づかないうちに諦めてしまった発想を、当たり前のように持っていた。
割れ窓理論でも示されているとおり、街の環境は「悪の件数」ではなく「善の密度」で決まる。(出典:[ALSOK](https://www.alsok.co.jp/person/recommend/053/))
清潔な環境は「良い行動」をさらに呼び込む。汚い環境が次のゴミを呼ぶように、きれいな環境が次の「拾う人」を生む。
悪を1に抑えることより、善を100に増やす方が、はるかに現実的で強い。
子どもの言葉が大人を動かす理由
大人が「どうせ」と思って見過ごすものを、子どもは疑いなく行動に移す。
「捨てる人をなくす」ことを考えれば途方もない。でも「拾う人を増やす」ことは、今日から自分でできる。
あの7歳の子は、その違いをはっきり知っていた。不可能な目標ではなく、可能な行動にフォーカスしていた。
地域の清掃活動を通じて共同体意識が高まり、参加者が増え、地域全体の雰囲気が変わる。(出典:[NPO法人JAPANボランティア協会](https://javo.or.jp/%E7%92%B0%E5%A2%83%E3%82%92%E5%AE%88%E3%82%8B%E7%AC%AC%E4%B8%80%E6%AD%A9%EF%BC%81%E3%82%B4%E3%83%9F%E6%8B%BE%E3%81%84%E3%83%9C%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%81%AE%E7%A4%BE%E4%BC%9A/))
「捨てる人をゼロにしよう」と言うより、「拾う人を100人にしよう」と言う方が、ずっと人は動きやすい。前者は他人に変化を求め、後者は自分の行動を起点にするからだ。
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ここまで読んで、「では自分はどうすればいいのか」と思っているはずだ。
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「捨てる人が1人」に対する「拾う人100人」の一員になる方法を、有料パートで具体的に話す。
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大きなことをする必要はない。あの7歳の子がやったことも、ただ公園でゴミを拾うだけだった。
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【有料】「拾う人100人」の一員になる、3つの始め方
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