
パンを噛みしめて食べる
最近美味しいパン屋さんを発見した。
私の家からは結構遠くて、1時間ほどかかるのだが、SNSで見て、何がなんでも行きたいと思ったのだ。
連日賑わっていて、朝早く開店して、お昼にもならないうちに完売する日もあるようだ。
美味しそうなカンパーニュや全粒粉の食パンがどうも頭から離れないので早速朝早く起きて行ってみた。
1時間車を走らせて、店の前に着いたら、なんともう並んでいる。まだ開店してから30分しか経ってないのに。
わくわくしながら車を停めて店の前に並ぶ。
この、並ぶというのはそこまで嫌いではない。
もうすぐ手に入れたいものが手に入る!という高鳴りが感じられるから。(もちろん、買えなかったらショックなので、行列大好き!というわけではないけれど。)
20分ほど並んだだろうか。
やっとお店の中へ。
焼きたてのパンの香ばしいいい匂いで、一気にしあわせになった。美味しいものの香りって、それだけで人を幸福にしてくれる。
この日はハムとチーズのパニーニ、あんバターサンド、カンパーニュに全粒粉食パンを購入した。

パニーニはフォカッチャでサンドされていて、むっちむちのフォカッチャ生地が美味しい。
チーズはいい具合の塩味で、少し厚みのあるハムとよく合う。

カンパーニュはホールで購入。
焼きたてを買えたので、抱えて歩くとパンのいい匂いが顔をくすぐってお腹が空いて大変だった。
家に帰って早速、冷蔵庫を開けて拵える。

スクランブルエッグとスナップエンドウ、カイワレをのせたオープンサンド。うすーくマヨネーズと粒マスタードも塗った。
素朴だけど、もちっとしたカンパーニュが美味しい。
小麦の香りも心地よくて、カンパーニュ大好き、と思いながら頬張った。
ラストはあんバターサンド。

甘味をおさえてほっくり炊き上がった小豆が分厚いバターとマッチして美味しい。それに少し歯ごたえがあるパン。こういうパンと合わせるのも美味しいんだなあと新たな発見があった。
もくもくとパンを頬張る。
小麦を噛みしめるように。
美味しいものを食べられる、これって幸せなことだなあと心で呟いた昼下がりだった。