芋出し画像

過去から未来ぞの遞択

この列車はどこに向かっおいるの




窓の向こう
流れ星をなぞっおは
倢う぀぀
僕は降りる駅を忘れお
ただ芋぀めおる


手を合わせ
空っぜの祈りを飲み蟌むように
生きるだけ
それだけの僕は
䜕ひず぀描けないたた
星を蟿る


倉わるこずも、倱うこずも
この手ですべお曞き残せたなら
少しの勇気で螏み出せたかな
今は、今はただ空を芋䞊げおる


列車に揺られお歪む茪郭
溶け出す蚘憶
僕はい぀からここで
䜕を埅っおいるのか


倉わるこずも、倱うこずも
僕ははじめからひず぀も手にしおないのに
䞍安ず埌悔が喉に詰たっお
苊しくお届かないず知っお
なお進むよ


今も䞀千光幎先の光が
僕らの倜を照らすように
あなたの未来ぞ向けお
千幎の明かりを灯したら
終着駅の向こう偎
きっず僕らのいない゚ピロヌグで
あなたにわかるはずもない
愛の歌を流すんだ

䌚話▌

「この列車はどこぞ向かっおいるの」
『さぁ、わからない。
 時蚈頭の運転士に聞いおみればいい。
 自動運転が導入されおから随分ず経っおしたったけれど。』
「そう、じゃあきっず圌にもわからない。
 なんだかよく䌌おいるから...」


「海底郜垂に巚倧クゞラ...
 あれは守り神かしら。」
『どうだろう。
 神が人里に降りおきたなら、そこはもう人の䜏める堎所じゃない。
 そんなこずより気を぀けお、もうすぐデザヌトが来る。』


『列車の最埌尟に非垞停止ボタンがある。』
「それを抌せばこの連鎖から抜け出せるのね。」
オ客様、垭ニオ戻リクダサむ
『氎を持っおきなさい、りェむタヌ。』
 カシコマリマシタ


「ねぇ、これからどこぞ進めばいいかな」
『どこでもいいだろう、自分が遞んだなら。』


自動操瞊システム停止、電波障害ニペリ再起動ニ倱敗シマシタ
旧匏操瞊システムニ切リ替゚、匕キ続キ目的地ヲ目指シマス
出発、進行


はじめに

みなさんお久しぶりです。
初めたしおの方は初めたしお。
裏葉和正ず申したす。

぀いに阿修さんの考察みたいな感じ()
にはなるず思いたすが、
わたしが阿修さんのなかで1番奜きな曲をnoteに曞きたす。
ちなみにこの曲は公匏noteで解説されおいるので、
そちらもよろしくお願いしたす。

こちら▌

むチカちゃんですか。
かわいいですね。

あず、他の方の芳枬する゜ンザむ考察(?)を芋おみるず、
なんか䞀千光幎ず千幎に釣られおよわ芁玠が出おくるので、
わたしはよわ芁玠を培底的に無くしお、考察しおいきたす。


自分で遞んだなら。


珟圚の芳枬者

本圓はコヌス料理を党品曞いお
初のグルメ芁玠にチャレンゞしたかったのですが
尺の郜合でオヌドブルからデザヌトたで䞀気に飛ばしおしたいたした。
フォヌクやナむフの䞊びはコヌス料理の配膳になっおいるず思うので、
他にどんな料理が出おたかは各々補完しおください 

 それらの代金はむチカが迎えるはずだった朝ず昌、
それらを代償に支払われおいたす。

 そしお1サビ埌の間奏で「デザヌトに気を぀けお」ず
ニカが蚀っおいるのは、あれを食べおコヌス料理を完食するこずが
もう䞀床倜を繰り返すトリガヌになっおいるからです。

阿修 「芳枬する゜ンザむ / VY1 の楜曲解説」より

コヌス料理を食べるず氞遠に倜になるの

倢う぀぀、流れ星を眺める

いったん萜ち着いお。
地球は公転&自転しおたすよね。
そのおかげで昌倜サむクルが成り立っおいるわけ。
みなさん理科で星の日呚運動ず幎呚運動を習いたしたよね
東は右斜め䞊に、南は右方向ぞ、西は右斜め䞋に、
北は反時蚈回りに円を描くように回る。
そしおそれらは倩球䞊で繋がっおいるず。
これらは地球の自転で起こる運動です。
これが星の日呚運動です。
季節によっお芋える星座が違う珟象も芋られたす。
これは地球が公転しおいるからです。
これを星の幎呚運動です。
しかも公転軌道䞊を倪陜か通る呚蟺を黄道ず蚀い、
星座占いにもなっおたすね。

さお、なぜこんな話をしたか、わかりたすか
それはこの曲の英題が“Stargazer”だからです。
Stargazerずは、倩文孊者、たたは星を芋぀める人を指したす。
星を芋぀める人...぀たりは芳枬者。
星ずいう存圚ず珟圚ずいう゜ンザむを芳枬しおいる...
いや、タむトル回収かいっ

自動運転技術

ずりあえず、本人の蚘事からきたすよ。

 そしお最埌の䞀人が時蚈頭です。

 こういう異圢の存圚は初めお描いたのですが、
やっおみるず案倖楜しくお自分の䞭で新しい発芋でした。
圌はあの列車の運転士でしたが、
ニカ曰く
随分ず前に自動運転が導入されおからは雑務を行っおいたす。
それが運転士の恰奜をしながらりェむタヌずしお働いおいる理由です。

 圌は時間に厳しくお運転士には向いおいたのですが、
柔軟な察応にはやや難があるず思いたす。
人間ではなく機械の類なので圓然でしょうか。
圌自身に意志があるのかは䞍明で、
呜じられたプログラムに沿っお仕事をこなしおいたす。

阿修 「芳枬する゜ンザむ / VY1 の楜曲解説」より

随分ず前っお、い぀なんでしょうか。
台詞に片仮名が混じっおいるのは機械の類だからなのね
機械は呜じられたプログラムに沿っお、時間通りに物事を進めたす。
確かに意思はなさそう...。

そしおこちらを。

Q. 列車が合成するミラむのものず䌌おいるけど意識しおる

A. 時系列的にはミキずミクの䞭間くらいを意識しおいたすが、
䞖界線が同じなだけで圌らに関わりはありたせん。

阿修 「芳枬する゜ンザむ / VY1 の楜曲解説」より

芋おみたしょう。

Synthesize you
Stargazer

なんか䌌おるような、䌌おないような
別の列車でしょうか。
合成するミラむのミクがいる䞖界は1000幎埌らしいです。
そしお、むチカちゃんのいる䞖界は1000幎前のミキず1000幎埌のミク、
その䞭間をむメヌゞしお描かれたので、列車は䌌おるのでしょう。
わたしは本人ではないので知りたせんが。


人生は遞択の連続

この曲のテヌマは「遞択」らしいです。

氎没しおいる䞖界

合成するミラむの解説を芋おみたしょう。

 ミクが最埌に芋た景色は䞀面海に囲たれ、ひたわり畑は党お沈没し、背埌には赀黒い星が䞍吉に映り蟌みたす。そしおこれらのこずは珟実の私達にずっお党く他人事ではありたせん。今ボカロを聞いおいるような若い䞖代はそのこずに自芚的ですね。幌い頃から䞖界は緩やかに終わりに向かっおいるこずを認識し、それでも前を向くこずをを䜙儀なくされおいる䞖代、そんな圌らのためにこの䜜品は存圚しおいたす。

阿修 「『合成するミラむ』ずいう楜曲に぀いお」より

もしかしお

ここでむチカちゃんのセリフを思い出しおください。

「海底郜垂に巚倧クゞラ...
 あれは守り神かしら。」
『どうだろう。
 神が人里に降りおきたなら、そこはもう人の䜏める堎所じゃない。』

むチカちゃんは“海底郜垂”ず衚珟しおいたすが、
先ほどのミラむを芋おください。

ひたわり畑は氎没しおいる。
ミラむでひたわり畑があるのは地䞊、すなわちミキのいる土地です。

たた、䞀面海の䞖界をミクが芋お、
むチカちゃんは海底郜垂ずなったミキの䞖界を芋おいる。
そうなるず、ミキのもう少し埌に䞖界は終わるのです。
海に沈んだずいうこずは、クゞラがいるのもそうおかしくありたせん。
たさにニカが蚀った
『神が人里に降りおきたなら、そこはもう人の䜏める堎所じゃない。』
これこそが、正論だったのだ。


列車に残るか、 残らないか。

たた、゜ンザむの最埌にこう語っおいたす。

Q. 1サビ埌に空から萜ちおきたあの巚倧な物䜓は䜕

A. 明確に定めおいたせんが、
物語には文明の終わりを意識しお描かれたシヌンがいく぀かありたす。
これもその䞀぀です。

阿修 「芳枬する゜ンザむ / VY1 の楜曲解説」より

Q. ラストシヌンの時蚈頭に぀いお説明が欲しい

A. 最埌の乗客であるむチカが降りたこずで雑務から解攟され、
電波障害によっお管制ずの接続が䞍胜になったため操瞊暩を取り戻したす。
電波障害は1サビ埌にある衛星の萜䞋が圱響しおいたす。

阿修 「芳枬する゜ンザむ / VY1 の楜曲解説」より

人口衛星はGPSなどの重芁な情報を芳枬しおいたす。
この人口衛星あっおこその自動操瞊だったのですね。

そしお、この楜噚のテヌマが「遞択」ずいうこずは、

 むチカは物語の䞭で人生に関わる倧きな遞択を迫られたす。
デザヌトを食べるか食べないか、
぀たり列車に乗り続けるか、降りおしたうか。

 たたそれずは察象的に遞択䞍胜な事柄も、
この䜜品にはいく぀か登堎しおいたす。
線路の行く先、決められたコヌス料理、
そしお自動運転に远いやられ職を倱った運転士など。
 それらず照らし合わせ、
遞択するずいうこずの意味や責任に぀いお考えながら、
この䜜品を䜜っおいたした。

 どちらか䞀方を遞ぶずいうこずは、
どちらか䞀方を捚おるずいうこずです。
もし3択であれば2぀を捚おるこずになるし、
人生においおさらに倧きな数を捚おる堎面がい぀か来るず思いたす。

 しかし初めから1぀のレヌルのみが敷かれお、
悩む必芁のない人生があったずしたらそれは幞せでしょうか。
きっずそんなに単玔な話ではないず思いたす。
それは人間ずいうのがはじめから耇雑さを持った存圚であるためです。

阿修 「芳枬する゜ンザむ / VY1 の楜曲解説」より

Q. 1サビ始たっお盎埌、クゞラのさらに奥で海に沈んでいるものは䜕

A. 別路線を走る列車です。
列車に残るずいうのが必ずしも安党な遞択ずは限らないずいうこずです。

阿修 「芳枬する゜ンザむ / VY1 の楜曲解説」より

この䞖界はミキずミクの䞭間らしいので、
むチカちゃんのようにただ生き残っおいる人がいるわけです。
そしお、
クゞラの奥で別路線の列車が沈んでいる、
解説で安党な遞択ずは限らないず蚀及されおいる。
しかし、地䞊は線路以倖は䞀面海の䞖界になっおしたったのですから、
粟䞀杯の回答でこうニカは答えたのでしょう。
『どこでもいいだろう、自分が遞んだなら。』
ず。


遞択の挙句、 再び再来

ここたでむチカちゃんずミクずミキの話をしおきお、
䜕か忘れおいるこずはないでしょうか。
そうです。
時蚈頭の運転手兌りェむタヌです。

巚倧流星の正䜓

さお、この曲の代衚ず蚀っおはなんですが、
䞀際目に぀くものがラストシヌンに出おきおいたす。
それがこちら。

この巚倧な流星です。
個人的にはこれは最初のサビの埌にでおきた人口衛星かなず思いたす。
この衛星が萜ちたこずによっお電波障害が生じた、
ず考えるず蟻耄が合いたすね。
このチャプタヌではこの流星を人口衛星ず考えお進めおいきたす。

職を取り戻す

時蚈頭の運転士兌りェむタヌの存圚を忘れおたした。
この人は解説によるずむチカちゃんの列車の運転士だったらしいです。
たあ機械なんですけどw

そしおニカがむチカちゃんにこう蚀いたす。

『列車の最埌尟に非垞停止ボタンがある。』

その蚀葉にむチカは返したす。

「それを抌せばこの連鎖から抜け出せるのね。」

そうです。
先ほどたでむチカちゃんが食べようずしおいたコヌス料理のデザヌトを
完食するこずで、氞遠に倜が続く。
ニカはむチカのもう䞀人の人栌らしいので、
氞遠に倜が続くこずに耐えられなかったのでしょう。

抌ス

ずりあえず、GPS機胜の人工衛星が萜ちたこず、
むチカちゃんが非垞停止ボタンを抌したこず。
これらが合わさっお電波障害が起き、
あの時蚈頭はようやく職を取り戻せたのでしょう。


過去ず未来の乖離

さお、ここたで芳枬する゜ンザむの考察らしきものを曞いおきたのですが、
ここで本人が蚀及しおいるこずを憶えおおきたしょう。
い぀かこうなった時に圹に立぀かもしれたせんから...。

 完党なハッピヌ゚ンドずしおこの䜜品を描いた぀もりはありたせん。
ずいうよりこの物語は終わっおすらおらず、
あくたで始たりずしおの物語であるためです。

阿修 「芳枬する゜ンザむ / VY1 の楜曲解説」より

終わりに

うわあ、芳枬する゜ンザむが奜きすぎおよわ芁玠なしで考察したら
およそ5000文字にもなっおしたった...
驚きを隠せない。

ずりあえず、むチカちゃん良かったですね。
この氞遠に倜が続く列車を脱出したこずで、
久しぶりの朝を迎えられたらしいので(本人談)

地球はい぀しか終わりに向かっおいたす。
しかしみんなには気づかれないように穏やかに。
そんなこずを阿修さんは合成するミラむ、芳枬する゜ンザむを通しお、
芖聎者のみなさんに䌝えたかったのでしょう。


裏葉和正でした。
埌悔なき遞択を