
洛南高等学校附属中
「2以上の整数」と矢印「↑」を組み合わせてできる列があります。 この列の一番右の「数、矢印、数」について、次の操作Ⅰ〜操作Ⅲのいずれかを行います。 この作業をくり返し行い、「↑」がなくなるまで計算をします。

例えば、2↑↑↑2→2↑↑2→2↑2→4
3↑2↑↑2→3↑2↑2→3↑4→81となります。 次の問いに答えなさい。 (1)2↑↑3はいくらになりますか。 また、4↑Aと2↑10が同じ数になるとき、Aはいくらですか。 (2)2↑↑↑Bが65536になるとき、Bはいくらですか。 (3)CとDがどちらも1けたの数で、C↑↑4と2↑D↑Eが同じ数になるとき、Eとして考えられる数を小さい方から順に4つ答えなさい。
◎(1)2↑↑3は、2↑2↑2(2が3個)。 2↑2↑2は、2↑4(2を2回かけると、2×2=4)。 2↑4は16。(2を4回かけると、2×2×2×2=16) 始めの正解は16。 2↑10は1024(2を10回かけると1024だが、この1024は実は関係ない)。 4↑Aは、4をA回かけた数。
2を10回かけ合わせる(2↑10)ということは、4を5回かけ合わせた(4↑5)ことと同じことだから、A=5ということ。

正解はA=5。
◯(2)65536は、2を16回かけ合わせた数。

また、2↑↑↑Bは、

もしもB=2だったら、

もしもB=3だったら、

正解は、B=3。
△(3)まず、2↑D↑Eは、結局、2ばかりをかけ合わせたものになる。

だから、Cは、2か4か8。 C=2のとき、2を16回かけ合わせたものになる。

すると、DがE個で16個だから、

E=2、E=4で、2つ見つかった。C=4のとき、

8(D)が171(E)個の時(画像㋑)と、2(D)が513(E)個の時(画像㋐)の時にうまくいくから、E=171、E=513。 2を4つまとめて、16×16×……もできるが、Dは一桁だから、やらなくてもいい。 これでEは4つ見つかったが、まだ小さい方から4つかどうか不明。 一応、C=8の時も考えてみると、

ここまでやると、513より小さいEはもうないことが分かる。 正解は、2、4、171、513。 これは指数を学んでいない小学生には無理。 小学生に「カラマーゾフの兄弟」を読ませるようなもの。