
トントン拍子に上った梯子の行き着く先は何もない空間が広がる。悪いことの先には幸せが必ず来るけど、今はその逆を爆進中。でもそのまま突っ走れぇー!
『幼なじみと一緒なら大丈夫な気がする』【ラノベRe:05③】
【大学構内】
ついに大学初日、千夏と勇作は、
同じ理工学部科学コース
勇作は、化学では解明出来てない不思議
なことを解明することが夢だった
千夏は、勇作の隣にずっと居たい、
ただそれだけでここまで来た。
2人の研究室は、田所教授についた。
田所教授は、BF のドク・ブラウン博士
そっくりだった。研究テーマは、人間の
潜在能力開発である。

人間の脳は普段は 10%程度しか能力を発揮
していない。
もしも人間が、100%能力を発揮出来る方法
について研究している。
今日の講義は 映画「LUCY/ルーシー」
を鑑賞した。
勇作は、幼いころから田所教授の研究に興味
があったので、一生懸命勉強した。
そして、あっという間に 3年と半年が過ぎよ
うとしていた。
2人は、その間に上級公務員の資格を取得し
ていた。
【マンション 2人で夕食】
「科学なんて全然興味なかったけど、何か
最近すごく面白くなってきたよ」
「千夏ちゃん、知ってる星の王子さまの話」
「読んだけど忘れたかな」
「そこにさ、「君が、そのバラを大切に思っ
ているのは、君がそのバラに時間を費やした
からだよ」ってあっさ、時間をかけて好きに
なることがあるってずっと信じて来たんだ」
「ふーん、じゃ、勇作が私を好きなのも時間
のお陰なのか」
「んっ、そうゆう意味じ...」
なくもないかもと思い言葉を飲み込んで
切り替えた。
「全然興味なかったのに、よくここまで
ついて来たね、ほんと尊敬するよ」
「じゃあさぁー、何かご褒美ちょうだいよ」
「誕生日、クリスマス、ハロインまで指輪
とかネックレスとかプレゼントしたじゃん、
更に何が欲しいの?」
「違うよ、形があるものじゃないよ、
もう~ほんとに鈍いねぇ」
「ご、ごめん、俺、勉強で一杯いっぱいで」
「わかってるけど、じゃぁ、ハグしてよ」
「い、今?」

「違うよ、これから毎日」
「ま、毎日だとぉ~」
「そうね、毎日義務でされてもね」
「じゃ、百歩譲って、私もしくは、勇作が
ハグしたいなぁと思った時にしようか、
それでいいよね、ねっ」
「うん、いいよ」
「やったぁ、ドラマみたいだね」
「ところでさぁ、就職どおするの?」
「そのことだけど、明日、田所教授に
相談してみようと思ってるんだ」
「うん、わかった、私も一緒に行くよ」
「うん」
【田所研究室】
田所教授「おー、君たちか、丁度よかった
就職先はもう決まってるのかね」

「いえ、まだで、それを相談しようと思って、
ここに来ました」
「実はワシの教え子から、面白い学生がいないか、と相談されてな、君らのことを話をしたら、ぜひ会いたいと言われてな、どうだ会ってみな
いか?」
「ぜひ!お願いします、教授」
「ところで、その方はどの様な方
なのでしょうか?」
「えとー、内閣情報調査室って言ってたかな?」
「えー、内閣情報調査室ですかぁ」
「勇作、何かカッコよくない?」

「う、うん、そうだね、夢みたいだ」
「まだ、就職出来たわけじゃないよ、バカだね」
「はっははは、ほんとに君らはいいコンビだ、
君らなら大丈夫だ」
「明日 10 時、ここに行ってくれるかね」
「霞が関!」
勇作と千夏二人同時にお礼した。
「教授、ありがとうございました。
じゃ、失礼します」
「おい、今日は研究手伝ってくれないのかね」
「あっ、すみません、やります。
ついビックリしちゃって、はっははは」