
個人情報流出はヤバい。でも、幸い校内14名の閲覧で対処は出来た。ミスした副校長の懲戒免職は妥当な処分だが、たった1度のミス、長年学校に貢献して来た真面目な教師を許すことはできないのだろうか。
ホンワリと優しい感動が溢れた第4話。
地味だけど、今必要なテーマだと思いう。
こうゆうドラマこそ世界各国に観て欲しい。
≪今回の問題の詳細≫
1年梅組生徒の期末テストの点数やクラス
順位といった成績一覧を、全校生徒がタブ
レットで閲覧できる事件が発生。
なかでも、天文部への入部を希望していた
江見(月島琉衣)は、自分の成績が最下位
だと周囲に知られたうえ、学習評価欄に
”トンチンカンな面あり”と書いてあり大き
なショックを受ける。
当然、事態を知った職員室はパニックに
陥り、やがて、情報漏えいの原因は三宅副
校長(坂井真紀)の生徒用共有フォルダへ
の“誤公開”だと判明する。
1年梅組ではすぐに健治による聞きとりが行
われ、SNSなどへの流出は未然に防ぐこと
ができたものの、尾碕理事長(稲垣吾郎)は
事態を重く受け止め、顧問弁護士の長谷川
(田村健太郎)に相談。
生徒と保護者に誠心誠意謝りたいという三宅
副校長に対し、長谷川顧問弁護士は学校側の
過失を全面的に認めることになるので謝罪は
しないよう提言。
個人情報流出の事実も公表は最小限にとどめ、
三宅副校長には自主退職を促すつもりらしく、
健治はそのやり方に異を唱えるが、尾碕理事長
は聞く耳を持たない。しかしその晩、江見の
母親が娘の様子がおかしいことに気がついて
学校へ。
【参考】
学校内情報漏洩の法律 文部科学省通知
1.個人情報保護法:
対象:学校法人を含む、個人情報を扱う
すべての事業者。
義務:個人情報の利用目的の明確化、
適正な管理、第三者提供の制限など。
罰則:義務違反に対する勧告、命令、
刑事罰(懲役、罰金)など。
学校法人への影響:
学校法人も「個人情報取扱事業者」に
該当し、個人情報保護法が適用される。
公立学校の場合:
個人情報保護条例が適用される。
漏洩時の対応:個人情報保護委員会への
報告義務、本人への通知義務。
学校教育法:
対象:小学校、中学校、高等学校、大学、
幼稚園など、学校全般。
情報管理:児童生徒に関する情報は個人情報
であり、法令に基づく守秘義務があることを
認識。
教員の義務:職務上知り得た秘密を漏らして
はならない。
罰則:秘密漏洩に対する懲役、罰金。
【感想】
今回、一番被害を受けた江見(月島琉衣)は、
成績最下位でトンチンカンと書かれ、まわりの
冷ややかな視線にショックを受け落ち込むが、
母親の抗議を止めに母と校長と健治いる部屋へ
そこで副校長が辞職することを知り、江見は
副校長に続けて欲しいと懇願する。
元々成績が悪いのは自分のせい、トンチンカン
は個性的な感性が豊と直後にに副校長から謝罪
があり、江見も母親も納得する。
江見は中学時代を不登校で過ごし、頑張って
高校入試に合格した。そのときの面接官が
副校長で、貴方は将来いい保育士に成れると
言ってくれていた。
また、江見は特に健治も驚くほど天文に詳し
く感性豊かで思いやりのある優しい生徒だっ
た。(生まれつき高い知性や特定の分野で突出
した才能を持つ人ギフテットと思われる)
ココでの学びは、確かに副校長はミスをして
生徒に迷惑をかけたことは悪い事。しかし、
次に悪いのは、忙しい教員たちの仕事状態に
蓋をする学校のチェック体制不備。
更に、成績最下位の江見さんに対して冷たい
視線やヒソヒソ話を本人が分かるようにした
生徒たちの態度だったと思う。
これは世間で往々にある誹謗中傷の小規模版。
成績で人を差別するカーストが根強く残って
いる。その人をもっとちゃんと診て理解しよ
うよ。そして寛容に優しくなろうよ。
と思った優しさ溢れた感動の回でした。
では、また。
『僕達はまだその星の校則を知らない』
2025年7月関西テレビ制作・フジテレビ系列
「月曜22時枠」大森 美香氏オリジナル作品
現在、第4話まで放送中