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創作大賞感想文 : 蒼海 豊さん『姓は誰のものかーー伝統、制度、そして日本社会の現在地』

    夫婦別姓の是非について。
    私にしては珍しく真面目な話題について考える。

    というのも、この思索エッセイなるものに出会ったからだ。


    筆者はまず「そもそも姓は誰のものか」を考えるところからだと論じる。

    これを読んで私も夫婦別姓について考えてみた。

    考える上で、自分がほとんどこの話題の背景を理解していないことに気づく。


    夫婦別姓について世間でどんな意見が出ているのか?
    それは日本特有なのか?海外のスタンダードは?
    日本で夫婦同姓が義務化された時代背景は?
    仮に夫婦別姓になった場合の戸籍管理上の懸念点は?

    次々と出てくる疑問。


    筆者の主張として、夫婦別姓を導入するのは今では無い、と論じている。

    社会構造的に、まだ早いとのこと。

    ここで私も思ったのは、夫婦別姓の是非を議論するには、個々人がまだ準備出来ていないのかもしれない、ということだ。

    つまり、議論するには、背景情報の理解が十分ではないように思う。
    疑問点を十分解消しないままに、周りの意見に流されたり、感情論で賛成か反対かの立場をとっている人が多いのではないか。

    皆がそうとは言わないが、少なくともわたしはまだ議論する準備が出来ていなかった。


    これは何も夫婦別姓の話だけではない。


    世の中に溢れる様々な議論。
    自分の意見を、ただなんとなく主張するのではなく、しっかり考えた上で主張する。

    簡単では無いけれど、考えて、知ろうとすることを辞めないことが、よりよい選択に繋がるのだと、このエッセイが気付かせてくれた。


    蒼海さん、ありがとうございました😊


     
     
    ティッシュ字検定TWE師範 | 岩男を笑わせろ杯特別賞 | モノカキングダム2024優勝 | 第六回灯火杯 変態道でも祝っちゃうで賞 | 京大薬博士の読むサプリ| #なんのはなしですかを文芸ジャンルにする |

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