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Photo bykaoruokumura

青春のミスティックリバー

    どうも。マイトンです👍

    今日は私が大学生の時のお話。
    当時私はちょっと変わったアルバイトをしていました。

    そこは真っ暗で窓もない小部屋。基本1人で短いと2時間くらい、時には一日中ひたすら座らせられる。ルールは一つ、そこでは決して寝てはいけない…。

    なんそれ!

    やと思いますが、答えは割と堅い仕事で、国際会議場で開催される様々な会議の内容をひたすらカセットテープ(当時でも古代の機器だった!)に録音するという仕事でした。

    会議も様々で、学会とかどっかの会社の式典とか、ア◯ウェイの集会とか、結構飽きない。あとブックライトはあるので録音さえミスらなければ読書もOK。それで確か時給千円くらい。交通費もしっかり出る。かなりオイシイ部類のバイトで、結構頻繁にシフトを入れていた記憶があります。

    基本1人と書きましたが、たまに複数人で並んで座って録音するパターンもあり、その時は当然色々なお話をします。初めて会う人も珍しくなく(だって基本は1人仕事だから)大学にはいないタイプの人とかおもろい人も多くて、そんな出会いも魅力のバイトでした。

    そんなある日、いつものようにバイトに入ってその日の内容を説明される。今日はもう1人一緒に入るのね、フムフム。

    年齢は自分より二、三歳上っぽいお姉さん。
    暗闇でもわかるキツめの香水。うん。。苦手だな、この人。今日は1時間のショートだから、まあ適当に話して終わろう。

    そんなことを考えながら、話してると大学の話に。大学名を出した途端、彼女の何線かに触れたらしく、暗闇でも分かるくらいのオーラを感じた。それは例えるなら狩人が獲物を仕留める時に放つような。。脇から大量の冷たい汗が落ちる。
    やべっと思ったら手遅れで、そこから記憶がないのだが、気付けば身ぐるみ剥がされ、携帯のメールアドレスを交換していた。。
    「また連絡しますね」
    そう言って颯爽と去る彼女。

    翌日、向こうから連絡が来た。
    「映画好きですか?」

    (はい、好きですがあなたとは多分行きません。)

    とりあえず、当時付き合ってた彼女に伝えてみた。
    「ええやん、経験やし行ってき!」
    …かっこよすぎるぜ!(涙)

    とりあえず、当時よく遊んでた大学の先輩方に相談してみた。
    「何それ、めっちゃおもろいやん。今から電話しろや!」

    まあ、そうなるよね。
    ということで、公開アポ取り開始です。

    先日ご連絡いただいていた件で。はい、あ、すいません。すぐに連絡できず。映画行きましょう。何が見たいですか?今何やってましたっけ。ファインディングニモとかどうですか?え?もう一度。え?

    ミスティックリバー??


    (渋いですね。)いや、僕は構わないですけど。(ほぼ初対面の2人が見るタイプの映画なのかは分かりませんが。)はい。それでは来週の日曜日に。はい。失礼します。

    そこからほんとに映画の記憶はなく、気もないのに先輩へネタを提供する為だけに来てしまった罪悪感と、やたら高かった相手のテンションと、帰りにソニプラで無理矢理持たされたお揃いのバーバパパキーホルダーが鮮明に残る、そんな苦い青春のお話。

    この後彼女と見たファインディングニモは本当に良かった!


     
     
     
    ティッシュ字検定TWE師範 | 岩男を笑わせろ杯特別賞 | モノカキングダム2024優勝 | 第六回灯火杯 変態道でも祝っちゃうで賞 | 京大薬博士の読むサプリ| #なんのはなしですかを文芸ジャンルにする |

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