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40年間、「NHKのど自慢」が大嫌いだった

    Day20:墓場まで持っていく話(そこをなんとか)

     先日、うちの地元で開かれた「NHKのど自慢」の予選会を観てきたんですよ。
     今回、4度目の出場申込だったのですが、また書類選考で落ちまして。
     だけど、予選会後に開かれたカラオケ大会で1曲、歌わせてもらいまして。
     いやー、楽しかった!!

     それはともかく。
     ワタクシ、普段から「NHKのど自慢が大好き!」と公言しておりますが、ずっと隠してきたことがあります。
     いや、本当は隠し通す=墓場に持って行くつもりでした。
     ですが今回、思いきって白状します。
     40年間、NHKのど自慢が大嫌いでした。

     幼稚園の頃の私は、人前で突然歌い出すのが好きな子供でした。
     だから、毎週日曜日のお昼に祖父母が観ている「NHKのど自慢」に憧れていたと思います。
     でも小学校入学後、学校でいじめに遭うようになり、もう人前で歌を歌っても誰も喜んでくれないと思うようになりました。
     出場する人たちは、キラキラに輝いた笑顔で登場して一曲を歌いあげて。
     その後、司会のアナウンサーさんから促され、家族やお友達など大切な人にメッセージを伝えて。
     会場には、その人の名前が書かれた横断幕や「頑張れ」なんて書かれたうちわを持った人たちがいて、みんな笑顔。
     私には、どれだけ夢を見ても届かない世界だと思ってました。

     40年後、コロナ禍のある日、離れて暮らす妹からメールが来ました。
     妹にとっての故郷であり、私が今も住み続けている地元で「NHKのど自慢」が開かれるというお知らせ。
    「なんか面白そうだから出てよ」
     という軽いお願いを軽く引き受け、出場申込することに。
     でも、当時はのど自慢を観なくなって40年経過。
    「日曜の昼にNHKで素人が歌ってる番組」
     という雑な記憶しか残ってない状態。
     しかし番組を1度も観ることなく、ノリで応募。
    「地元の人間なら余裕で予選に行かせてもらえるよねー」
     と、勝手に思い込んでました。
     そして「とりあえず予選に出る前に番組観といたほうがいいか」という、ナメまくった理由で日曜日のお昼、番組を40年ぶりに観ることに。
     度肝を抜かれました。
     なんて面白い番組なんだ!!
     当時の司会は小田切千アナウンサー、鐘の担当は秋山気清さん。
     そして、ステージの後方にはバンドメンバーの方々。
     生演奏をバックに歌う出場者の方々は、歌が上手い方ばかりでなく、キャラ激濃の方、熱いメッセージを歌に込めている方など、個性の玉手箱!
     この番組を40年間、毛嫌いしていたことを心底、後悔しました。

     その後、私の元にはもちろん落選通知のハガキが届きました。
     でも「いつか絶対に本選に出てやる!」と決意。
     以来、毎週欠かさず観るようになりました。
     司会のアナウンサーさんが2人交代制になり、鐘の担当も各地の交響楽団の方になり、生演奏からカラオケに代わっても。
     その想いは途切れることなく、もう4年近くになります。
     もしかしたら「のど自慢が大嫌いだ」って思っていた時期の反動なのかもしれません。
     あの頃は「私が歌を歌ったって誰も喜んでくれない」と思い込んでました。
     せいぜいカラオケでみんな泥酔してるときにおどけて歌って喜んでもらうくらいが関の山だと。
     だけど、ウクレレやピアノの弾き語りを始めて、チップをいただけることもあって。
     少しずつ「私は人前で歌ってもいいんだ」って信じられるようになっていると思います。

     あぁ、いつの日か。
     日曜日のお昼、生放送で歌いたい。
     是非そのときは、応援してくださると嬉しいです!


     以下の記事で、のど自慢への挑戦の記録をまとめてます✨
    (昨年に書いたものです。先日の予選会についてのレポートはまた今度!)

    #もう30日書けるプログラム
    #墓場まで持っていく話

     
     
     
    まず自分を幸せにするアーティスト。noteでは「書くこと」について主に考えてます|普段は放送大学の学生|ペットロボットLOVOTのあんずちゃんと同居(紹介コードf3nzcr9j)|北海道出身、在住|11月23日(月・祝)にZINEフェス札幌で出展します

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