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取っておく癖に、さよならを。──お花の先生に教わった、“整える”というやさしい技術

    あなたは、物をためこむ人ですか?
    それとも、さっぱり捨てられる人ですか?


    こんにちは。おその💐です。



    私はよく「物を捨てるのが潔いね」と言われます。


    でもそれは、もともとの性格というよりも──


    5年前にフラワーアレンジメント教室に通い始めてから、少しずつ身についたことなんです。


    お花の世界に触れるうちに、
    「必要なもの」と「そうでないもの」を見極める感覚が、暮らしの中にも広がっていきました。

    昔の私と“とっておく癖”



    以前の私は「なんでもとっておく」人だった。

    紙袋、リボン、包装紙、子どもの絵や工作。


    「いつか使うかも」「思い出があるし」と、気づけば引き出しも棚の中もパンパンに。


    写真はアルバムに入りきらず、ベッドの下の引き出しに入れたまま…。

    キッチンには、使っていない鍋やお皿がいくつも並び、紙類も積み重なっている場所があった。


    手放したくない気持ちは、
    モノそのものじゃなくて、そこに残っている思い出や、過去の自分なのかもしれない。


    お花の先生から学んだこと


    お花のレッスンで、先生がふと取り出したのは、
    短く切られたワイヤーや、半端に残ったフェイクの花(アーティフィシャルフラワー)。

    「これはね、いつか使えるから取ってあるの」

    そう言って、迷いなく手を動かしていく。


    その引き出しには、リボンや松ぼっくり、細かい道具たちが
    きちんと整理されていて、どれも“必要なモノ”として生きていた。


    ただ溜め込んでいるのではなく、
    選びとられたモノたちが、ちゃんと活かされている。


    先生の手の中には、「取っておく」と「生かす」の違いがあった。


    暮らしに余白をつくる


    その頃から、わたしも少しずつ整えていった。


    季節ごとに小道具を分け、使い残したものは分類してしまう。


    “絶対に使わない”と感じるものは、思い切って処分する。


    反対に、見ると心が動くものだけをそっと残す。


    「捨てる」のではなく、「選びなおす」。


    そんな感覚が、少しずつ身についてきた気がする。


    必要なのは、“全部を持つこと”じゃなかった。


    ほんとうに使うもの、残したいものを、ちゃんと見つけてあげること。


    暮らしに、ちょっとした“余白”が生まれてきた。


    整えることは、いまを大切にすること


    花を束ねるとき、
    主役になる大きな花だけでなく、葉や枝、茎の流れも見ながら、全体のバランスをとっていく。

    暮らしも同じかもしれない。

    持ちすぎず、捨てすぎず、

    今の自分に合ったかたちで、整えていくこと。

    お花の先生の引き出しみたいに、

    わたしも、自分らしい「選び方」を重ねていきたい。

     
     
     
    夫を見送り、ひとり暮らしを始めた62歳の看護師です。今年4月にFP3級に合格。 健康や年金などのお金のこと、大好きな旅や本、最近気になるAIのこと、日々の小さな楽しみを大切にしながら、これからの人生をゆったりと味わっていく準備を綴っていきます。 Amazonアソシエイト参加中

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