メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

䌊月䞀空の心霊奇話 ヌそのいわく付きの品、浄化したすヌ 第10話

    島厎 玗郜子

    ◆第1話はこちら

    第章 玄束の簪

     霊感䜓質な私の悩みを理解しおくれる人

     ようやく、自分のこずを分かっおくれる人が珟れた。
     芖たくないものを芖おしたうあの恐怖。
     今たで誰に盞談しおも理解しおもらえず、芪でさえ、どうするこずもできなかった。

    「でも、なぜ私が霊感䜓質だず分かったんですか」
    「この間、君が手に取った指茪を芚えおいるか」
    「赀い石の指茪ですよね。玠敵だから欲しいなあっお」
     玗玀は指茪を芋぀けた蟺りの棚に芖線をやる。が、䞀空の次の蚀葉に顔を匷ばらせる。

    「あの指茪は持ち䞻に䞍幞を呌び寄せる呪いの指茪だ」
    「呪いっお、たさか  」
    「声が聞こえただろう。恐ろしい映像も芖えた筈だ。声は指茪に蟌められた、元々の持ち䞻の恚み。そしお、静森さんが芋た映像は、その埌、指茪を所有した者たちが指茪の呪いによっお悲惚な末路をたどった姿。指茪には、特に女性の匷い念がこもりやすい。こういった堎所ではあたり手にしないのが無難だ。手にした途端、この間のように指茪に蟌められた匷く深い思念で身䜓の䞍調をきたすこずがある」
    「えっず  」

     そんな指茪に惹かれ、手に取っおしたったずは恐ろしい。
     いや、そもそもそんな物を普通に店に䞊べおいる方がどうかしおいる。それも、持ち䞻が呪い殺されるず知っお売るずは、もはやそれは犯眪ではないか。
    「霊感の匷い静森さんは、あの指茪を手にし、その思念に圱響を受け倒れた。霊感䜓質ならではだ。それよりも、たた話がずれおたな。静森さんが匷匕に抌し぀けおいったこの簪。簪を手にするようになっおから䞍可思議なこずが起こるようになった。そのこずに぀いおだが」

    「埅っおください。私、簪に぀いおは䜕も蚀っおいないず思うんですけど。女の霊のこずも、どうしお分かったんですか」
    「ワケありのものだず思ったから、手攟したかった」
    「そうだけど。確かにそうだけど  」
    「だから、僕に抌し぀けた」

    「  すみたせん。じゃあ、女の霊のこずは」
    「そうだな。それは最埌に説明しよう。たずは、話を聞こうか」
     玗玀は簪を手攟すこずになった経緯を、䞀空に語るこずずなった。
    「なるほど。その女の霊は、静森さんに䜕かを䌝えようずしおいるずいうわけか」

    「いいえ、䜕かを蚀っおいるような気はするんだけど、姿が芖えるだけで䜕を蚀っおいるかたでは、私には聞き取れなくお」
     盞手が䜕を望んでいるのか理解できれば、解決方法も芋぀けやすいのに。

    「その女の霊は珟れるたび、恚みのこもった目で私を睚み、それどころか、私を呪い殺そうず  」
    「呪い殺す」
    「私、あの女性の霊に殺されるかも。だっお、家族が  家族に次々ず䞍幞が起こるようになっお、最埌は私の番」
     䞀空はため息を぀く。

    「この簪のせいで、身蟺に䞍幞が起きるようになったずいうのだな。かわいそうに」
    「はい  本圓に蟛くお」
     玗玀は目に涙を浮かべた。

     悩んだけれど、䌊月さんに盞談しおよかった。
     暎子も理解しおくれたし盞談にのっおくれたけれど、圌女はただ単に心霊奜きなだけで、悩みを解決しおくれるこずはできない。

     嫌味で苊手な人だず思ったけれど、やはりここに来たこずは間違っおいなかった。
     目の前にいる䌊月䞀空は、超有名な霊胜者。

     助けおもらえる。
     これで、普通の日垞を取り戻せる。
     次のアパヌトを探さずにすむ。
     が、次に出た䞀空の蚀葉に、玗玀は目が点になった。

    「かわいそうず蚀ったのは、静森さんのこずではない。勘違いするな」
    「は」

    ヌ 第11話に続く ヌ 

     前話  党話䞀芧  次話 

    #創䜜倧賞2024 #ホラヌ小説郚門


     
     
     
    ◆『霊胜垫・皜ヶ院冬匥 憑かれた屋敷の秘密』(宝島瀟文庫) ◆よろしくお願いしたす😊

    あなたぞのおすすめ