
ブリの腹には驚きの。。。!!
2007年のお話しです。
晩秋に、とある地磯で大型のブリやヒラマサが釣れている時でした。その磯周りにカマスの群れが寄っていて、それを大型青物が捕食している状況でした。磯から大きめのペンシルやポッパーを投げると大型青物が食いついてきます。
その日は私も朝から磯に入りました。海はシケ気味で、流れ藻も多くルアーの操作がしづらい状況でした。
そんな中、投げていたドラドペンシルに大物がヒットして、無事に取り込みました。8kgの腹の大きなブリでした。
家に持ち帰り、家族で食べるべく、すぐに捌く事にしました。
腹に包丁を入れると大きな胃袋が出て来て、ラグビーボールのような形で、かなりの大きさです。
そこに包丁を入れた瞬間、驚きのあまり数メートル後ろに飛び退きました!
ヌメヌメとした黒い丸い物が出て来て、瞬間的に人間の頭部だと思ったのです!
叫んで家族を呼びましたが、皆一目見て無理っ無理っ!と叫びます。
ただ、冷静に考えると、絶対に口からあのサイズは入らないとも思い、恐る恐る近づきました。
よく見ると、たくさんの流れ藻が丸くなって固まっている状態でした。 中には25cmほどのカマスが2本折れるように入っていました。
流れ藻がまるで人の髪の毛のようでした。
後で流れ藻について文献を調べてみると、けっこう黒いホンダワラ類もあるようで、濡れた髪の毛に見えても致し方ないものです。(写真を撮らなかったのは不覚でした)
ただ、不思議なのは、ブリがなぜあのような大量のホンダワラ類を腹におさめたのかという事です。 好んでホンダワラ類を食べる事はないでしょうから、
①カマスを追いかけ回しているうちに、流れ藻が次々と口に入ってしまった
②カマスが逃げ回っているうちに流れ藻に2匹が絡まって、それごとブリが捕食した
③ホンダワラ類などの流れ藻には、稚魚が身を隠したり、そこについたプランクトンを食べたりで身を寄せています。代表的な稚魚はブリの稚魚で、名前もモジャコ(藻雑魚)というくらいです。それを狙ってカマスが捕食しているところをブリが(うちのコに何してくれちゃってるのよ! と思いはしなかったでしょうが)流れ藻もろとも食った。。。
3つ目が一番しっくりしますね。
調べてみると、流れ藻が多い時期は一般的には春から初夏にかけてですので、この時の晩秋に多かったことが今となっては不思議ではあります。
ちなみに、これは聞いた話しですが、ある漁港内にマグロが入って来ていたのを、漁師さんが捕獲しました。
捌いたら腹の中に大量の落ち葉が入っていたそうです。
漁港内に川の流れ込みがあり、河口の近くに落葉樹があるため、漁港内にたくさんの落ち葉が流れ込んでいたそうです。
漁港内にいるベイトを吸い込むように捕食している時に、一緒に落ち葉も入ってしまったのか、ヒラヒラと漂う落ち葉を小魚だと思って捕食したのか。。。こちらも似たような話しですね。
いずれも真相は本人(本魚)達に聞かないと分からない事ですね。

タックル
ロッド : ダイコー アルテサーノRA-106
リール : ソルティガ ブラスト4500
ライン : キャストアウェイ4号 60lb
リーダー : バリバスショックリーダー 70lb
ルアー : ドラドペンシル18F