メインコンテンツへスキップ
見出し画像

公園で急ぎ足のハヤブサに出会った話・後編

    しろち

    こんにちは、シロチです。
    急ぎ足のハヤブサに出会った話、前回の続きです。

    先日投稿した前編に、noter 鷹司さん(鷹のことや鷹匠に関する貴重な記事を書いておられます)からコメントいただき、メスであること、そして蝋膜、鼻の黄色い部分に傷があることを教わりました。

    何かに接触、バードストライクでしょうか。
    3年前から何度か写真を見返すこともあったのですが、蝋膜の傷にまったく気付いておらず、とても驚きました。

    画像
    鼻の黄色い部分に傷⚡があった

    気付いてなかった~!!(写真は前回の記事より)

    「そこまで重症ではないようですが」とのことですが、猛禽には猛禽の、生きていくための様々な苦労があるのだと改めて気付きました。

    いろいろと事情がありそうなハヤブサに後ろ髪を引かれつつ、人目につかない事が回復に繋がるだろうと思い、広場の隣の梅林に移動しました。


    広場の隣の梅林

    画像
    梅の花はまだ綺麗だった(2023.3月中旬)
    画像
    蕾もまだあって、花はほのかに薫る


    でも、梅林を歩いても気持ちが落ち着かない。

    画像
    梅林のジョウビタキ♀「気もそぞろだね!」

    そうなんだ、気になるんだよ。



    再びハヤブサのもとへ

    30分ほどして、もういいかなと様子を見に戻ると、木陰にハヤブサの姿がありません。
    飛んでいったのかと、あの澄んだ瞳を思い出して少し寂しく思いながら周りを見ると、少し先に、歩くハヤブサがいました。

    画像
    生きて、歩く、ハヤブサ

    願いからバイアスがかかっているのかも知れませんが、少し雰囲気が変わり、自分を取り戻した表情にも見えました。


    そのうち、陽の当たる場所に移動しました。

    画像
    周りを見ながら、片足ずつ
    画像
    なんかもう、鼻の傷⚡が勲章に見えてくる
    画像
    ゆっくりストレッチ


    切株に上がりました。

    画像
    画像
    画像


    静かに上空に視線を移すハヤブサは、
    まもなく飛んでいけそうです。

    画像
    視線は上空へ

    もう大丈夫かな




    急ぎの用があったため、私が知っているのは、ここまでです。

    こちらを静かに見つめるハヤブサは、人の思いが分かるような表情でした。その表情を見ていると、いまにも鷹匠さんが現れて「探したんだぞー!」なんて抱き合う場面が浮かんで仕方なかったのですが、公園の関係の方がその後を見守って下さり、無事飛び立ったという話をあとで聞きました。


    短い時間でしたが、ハヤブサと思いが通じあえた気がした、忘れられない日となりました。
    また、堂々とした姿に猛禽の魅力を感じ、シギチ(シギ・チドリの仲間)と同じように猛禽が好きになるきっかけともなりました。

    予想通りの出会いも楽しいけれど、どんな出会いがあるのかわからない鳥見は、とっても面白い。
    そして、当たり前のことだけど、野鳥は大抵のことは自分でなんとかする力を持っている。
    最後まで見届けられなかったことが悔やまれますが、野生のハヤブサの平均寿命は13年だそうです。あのときのハヤブサがいくつだったのかわかりませんが、どこかで、鼻に傷のあるハヤブサに出会えるかも、と思うと、これからのハヤブサとの出会いがますます楽しみになりました。




    Amazon photos 「この日の思い出」
    久しぶりにいろいろと思い返すことができました。

    画像
    河口にシロチドリの様子を見に行った帰りだった


    Note
    投稿したことで、いろいろな気付きや過去の出来事の振り返りができました。
    最後までお読みいただき、いつもありがとうございます^_^







     
     
     
    こんにちは。2019年の秋、初めて手にした双眼鏡を持って出掛けたフィールドで野鳥観察の楽しさを知りました。双眼鏡ときどきスコープの鳥見でしたが、野鳥や自然への感動を記録に残してみたくなり、カメラとnoteを始めています。よろしくお願いします。

    あなたへのおすすめ