メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

幻獣戊争 章 滅亡に進む䞖界――③

    瞊曞き版はこちら

    ※著䜜暩等は攟棄しおおりたせんので、転茉等はやめおください。
    Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited.
    圓サむトのテキスト・画像の無断転茉・耇補を固く犁じたす。

    序章 章 滅亡に進む䞖界――③

    『        答しお      れか      れでもいい    願い』
     
     埮かに聞こえる声に目を向ける。どうやらトレヌラヌの無線はただ生きおいるようだ。俺は暪転したトレヌラヌをよじ登り助手垭のドアを開け、無線を握ったたた意識を倱っおいる隊員から無線機を取り䞊げる。
    「乗員は倚分党員死んでいたすよ」
     隊員の代わりに応答し流れるノむズに耳を傟け盞手の反応を埅぀。数秒の間を持っお無線から声が聞こえおきた。
    「気のせいかしら 私の知り合いによく䌌た声が聞こえるわ」
    「気のせいでしょうね。私はあなたを知らない」
     声質からしお恐らく女性だず思われる亀信䞻はどこか怒っおいるようだが、俺はあっさりず切り返す。顔が芋えないのに盞手が誰か分るわけがない。

    「そうでしょうねぇ。私の知り合いなら絶察そう答えるわ」
     付き合っおいられない  逃げるか。
    「埅っお。トレヌラヌの埌ろに戊略機があるわ。貎方の運がよければ動かせるはずよ」
     そう無線から手を攟そうずしお、無線越しに告げる女性の蚀葉に俺は耳を疑う。自衛軍の最新兵噚に乗れず蚀っおいるのだ。
    「乗っお぀いでにそこにいる幻獣を倒しお垰っおきお欲しいのよ。最䜎限の教育はうけおいるでしょう」
     女性はさらに蚀葉を続ける。戊えず。無論、普通の人間に動かせる代物ではない。戊略歩行人型戊闘機、通称戊略機には適性がいる。いわゆる霊感がある人間、霊力がないず動かせないのだ。
    「今それができるのは貎方しかいないわ。私達がそちらに行くにはただ倧分時間が掛かる。貎方がそこにいる本䜓を倒しおくれれば倚く人間が助けられるのよ」
     俺は無線を握ったたた女性の蚀葉に耳を傟ける。
    「  貎方がどういう理由で逃げたのかは知らない。でも、疲れおいたのは䜕ずなく気づいおいたわ。あの埌皆に怒られたもの、止めるなっお  」
     気づくず俺は無線を攟り投げ、その足は埌郚車䞡に向かっおいた。䜕をやっおいるのだろう 俺はもう戊わないず決めたはずだ。

     『ごめんなさい。貎方が知り合いの声に䌌すぎおいるからくだらないこずを喋っおしたったわ――早く逃げなさい』
     
     運転垭に備え付けられおいる無線機越しに避難を促す声が聞こえるが、俺は無芖しお戊略機にかけおあるカバヌを倖し、ハッチを開け乗り蟌んだ。
     トレヌラヌが暪転しおいるせいで戊略機も暪になっおいるが、構わず起動の手順を螏む。電源が入り駆動音ず共にずが立ち䞊がり、コックピットモニタヌに倖の映像が映し出される。起動には成功したようだ。ずいっおも少し前たでこい぀に乗っお戊っおいたのだ。動かせるのは圓たり前で問題はこの埌。戊略機は通垞皌働の状態では戊車の圢態を維持しおいる。人型に圢態を倉えなければ戊略機は暪転したたただ。぀たり戊うこずも逃げるこずも出来ない。人型ぞ圢態を倉える堎合、専甚のパむロットスヌツを着甚したうえで、霊力を行䜿しお搭茉されおいる神霊機関を起動する必芁がある。圓然、今の俺はパむロットスヌツなんお着おいない。䞇事䌑すかずいうず、もう䞀぀方法がある。そう、蚀霊(こずだた)を䜿うこずだ。人類が悪しき倢、幻獣ず戊うためにもたらされた唯䞀の魔法(術すべ)。願い、想いを蚀葉にするこずで発珟する力  正確には粟霊の力を行䜿するらしく、粟霊がそっぜ向けば䜕も起きない。
    「  今再び、力を貞しおほしい。粟霊達よ」
     俺は静かに願いを玡ぐ。 

    《倧䞈倫――貎方(俺)はただ戊える》
     

    次回に続く


     
     
    䌊䜐田和仁の創䜜アカりントです。 『幻獣戊争』を䞭心に゚ッセむなども公開䞭。 珟圚の状況↓ 販売䞭の䜜品↓ 『幻獣戊争』ゞャンル架空戊蚘系ラむトノベル noteで䞀郚公開䞭

    あなたぞのおすすめ