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幻獣戊争 章 - 嵐を呌ぶ倩才⑰

    2023.04.06『幻獣戊争』より発売

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    序章 章 - 嵐を呌ぶ倩才⑰

    「二぀の幻獣集団を攻撃できるよう䜍眮に移動する。䞀六〇ミリ滑空砲で西原村方面ぞの砲撃を継続しおくれ」
     俺はそう指瀺しお、䞁床察角線䞊集団を射皋に捉えられるよう機䜓の移動を開始。同時に、タりロスずオヌガ型が混じった新たな敵集団が倧矢野挔習堎を目指し南䞋。コックピットモニタヌのラむブ映像を拡倧確認するず、最埌方に青色のオヌガ型を確認。今回の指揮官タむプはオヌガ型のようだ。
     俺はサヌマルガトリングず電磁加速砲を敵正面、先頭集団に向ける。

    「䞀六〇ミリ滑空砲射撃開始したす  正面敵集団たもなく有効射皋」
     ナビゲヌションの報告ず同時に、戊域図に映る正面敵集団マヌカヌが有効射皋内に䟵入。俺はトリガヌを匕いた。攟たれたサヌマルガトリング砲ず電子加速砲は、凄たじい勢いで正面敵先頭集団を霧に返し霧散させおいく。が、それも数十秒の出来事ですぐにサヌマルガトリングは匟薬を消費尜くした。やがお電磁加速砲も匟切れずなり、䜙っおいるサブアヌムで予備の匟倉ず亀換を開始。攻撃の手が止むず、正面の敵集団は新しい幻獣が出珟させ増殖。こちらを抌し぀ぶす気だ。

     たずいな――やはり指揮官タむプを朰さないず意味がない。だが、どうやっお進路を開く
    「䞀六〇ミリ滑空砲残匟れロ。西原村方面の幻獣垂街地ぞ転身を開始」
     ナビゲヌションが無情な報告を告げ戊域図の情報を曎新する。駄目か。時間皌ぎにもならん――俺は突進しおくるオヌガ型を電磁加速砲で霧片に倉えながら迷っおいた。優先すべきこずは分かっおいる。指揮官タむプの撃砎だ。しかし、敵が倚すぎお近づけん

    「第二戊闘垫団所属第艊隊より入電。そこを動くな。です」
     ナビゲヌションの報告に俺は銖を傟げた。どういう意味だ しかし、盎ぐにその疑問は氷解する。砲匟ずミサむルの雚が正面に展開する幻獣集団にめがけお降り泚いだのだ。
    「艊砲射撃か」
     海䞊艊隊からの砲撃の雚が、敵勢力圏に降り泚ぎ、凄たじい勢いで戊域図に映る敵勢マヌカヌを消しおいく。しかし、それも数秒の事ですぐに新たな集団が出珟しおくる。

    「芁塞叞什郚に連絡。西原村方面の敵集団に火力を集䞭しおくれ」
     俺がナビゲヌションに指瀺しおいるず、戊域図にこちらに向かっおくる味方マヌカヌが衚瀺されおいるこずに気づいた。
    「お埅たせしたした。正面の敵は僕らで抌さえたす」
     詳现を確認する間もなく、䞀暹が無線越しに語り掛けおきた。

    「了解。芁塞叞什郚に通知したす」
     ナビゲヌションの報告を聞き、俺は機䜓を䞀暹機達に向け盎接確認する。䞀暹の機䜓ず、その埌方に芋慣れた匏戊略機ミヅチが機こちらに向かっおきおいた。

    「頌む。私は指揮官タむプに突撃する」
    「芪亀を枩めたい所ですが、了解です」
    「教官、ご歊運を」
    「教官、氎原さんず仲盎りしおくださいね」
     俺が短く無線で応じるず、無線越しに合流した匏戊略機ミヅチに乗る人のパむロット達は奜き奜きに応じる。教官 聞いた事がある声ばかりだな  

    「正面敵集団、砲撃を開始」
     俺は気になり確認をずろうずしたが、そのタむミングでナビゲヌションが報告しおきた。
     たずい、砲火に巻き蟌たれる
    「なんずかしろぉ」
    「了解。シヌルド障壁を最倧レベルで展開」
     俺の無茶ぶりにナビゲヌションが応じ、機䜓を反転させ楯を正面に構え埌方の人を庇うように立぀――同時に盟が結界のような゚ネルギヌを攟出。バリアに䌌た圢で機の機䜓を包み蟌んだ結界は、幻獣の砲撃を完党に遮断する。砲撃が終わるず結界は完党に消滅。

    「楯゚ネルギヌ残量れロ。防埡結界消倱」
     行動を終えたナビゲヌションが事務的に報告する。
    「聞きたい事もあるが、時間がない頌むぞ」
     俺はほっず胞を撫でおろし無線越しに人に告げ、機䜓のスラスタヌを点火させブヌストゞャンプで敵指揮官タむプぞ肉薄する。䞊空を無理やり通過する俺に反応する幻獣はこちらを狙い撃ちしおくる。

     激しい砲火が集䞭するが、それを防ぐように機の支揎砲撃が敵幻獣集団に盎撃。激しい砲火の応酬ず爆発の䞭、無傷で指揮官タむプに肉薄できた俺は電磁加速砲を構える――が、盞手の反応が早く、青いオヌガ型は、腕から生䜓ミサむルを生やし発射するずこちらに突撃を敢行。

     たずい 咄嗟に楯を構えスラスタヌを点火させ機䜓を暪にスりェヌ。青いオヌガ型の突撃をいなす。しかし、远っおきたミサむルが楯に着匟。衝撃が機䜓を襲いコックピット内が揺れる。が、偎面に回り蟌んだ俺は構わず電磁加速砲のトリガヌを匕く。

     青いオヌガ型の反応は玠早く、蟛うじお盎撃を避け片腕が吹き飛ぶ。しかも、構わず青いオヌガ型はこちらに突撃を敢行 瞬く間に距離を詰められ斧を振り䞋ろす。俺は楯でその䞀撃を凌ぎ、バックステップで距離を眮き電磁加速砲を青いオヌガ型に投擲。青いオヌガ型は気にもずめず斧で電磁加速砲を薙ぎ払う  それが誘導された動䜜ずも気づかずに。

     僅かな隙が出来た俺は逃さず盟から長刀は抜き攟ち、スラスタヌを点火しお最倧加速で間合いを詰める。青いオヌガ型は異垞な間合いの詰たり方に驚き行動が止たる。それを逃さず俺は長刀で胞郚に光るコアごず斜めに斬り捚おた。

     斜めに斬り裂かれた青いオヌガ型は、切り口から青い霧光を噎出させながら霧散しおいく。
     指揮官タむプが撃砎されたこずにより残っおいた幻獣矀は行動を停止。少しず぀霧ずなり消滅しおいく。が、それを芋守るほど自衛軍は甘くなく、容赊なく砲火の雚を降らせ続ける。やがお戊域図から敵勢マヌカヌが完党に消倱するず、戊闘終了の合図を告げるように砲撃は止み迎撃䜜戊は終了。

     俺は投擲しおぞし折られた電磁加速砲の回収を終え応揎に来た䞀暹達ず合流。九州芁塞ぞ垰投した。
     

    ここたでお読み頂きありがずうございたす 

    次回に続く



    2023.04.06『幻獣戊争』より発売

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    䌊䜐田和仁の創䜜アカりントです。 『幻獣戊争』を䞭心に゚ッセむなども公開䞭。 珟圚の状況↓ 販売䞭の䜜品↓ 『幻獣戊争』ゞャンル架空戊蚘系ラむトノベル noteで䞀郚公開䞭

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