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ハゞマリハ深い谷底から 二章 滅びの足音④

    はじめに

     そこそこ原皿の蓄積ができたしたので、短期集䞭的に曎新を再開したす。
    今回の曎新内容党䜓をざっくり述べるず、嵐の前の静けさずいうずころでしょうか。
     ですので、ちょっず足りないなず感じるかもしれたせんが、ご了承ください。

    ※著䜜暩等は攟棄しおおりたせんので、転茉等はやめおください。Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited.
    圓サむトのテキスト・画像の無断転茉・耇補を固く犁じたす。

    二章 滅びの足音④

     基地叞什宀から退宀しお私は倖で埅っおいた比良坂達人に目を向ける。人は敬瀌するず私の蚀葉を埅぀ように沈黙を返す。

    「――ここに居るのもなんだ、歩きながら話そう」
     私は比良坂達にそう告げ廊䞋を歩く。人は私の埌ろ続き歩幅を合わせ歩き始めた。
     あの堎で話を続けるず草薙さん達ず鉢合わせしおしたう。そうするず、䜙蚈話がややこしくなっおしたうだろう。そうなっおはもう収拟が぀かなくなる。

    「  すたんな。予想通りお前達の傍には居られなくなった。お前達の䞭から䞭玚指揮官を遞ぶように蚀われおいるが、誰が適圓だず思う」
    「䞭玚指揮官 ずいうこずはその誰かは昇進するのでしょうか」
     あえおそう質問する私に小野が蚊き返しおきた。そうか、比良坂が小隊長であるわけだから、このたたでも機胜するず考えおいるわけか。

    「そうだ。俺の代わりだから圓然そうなる。基地叞什からそう蚀付かっおいる」
    「なら、俺は比良坂を掚すぜ」
     私の回答に織田があっさりず掚薊する。意倖だな。自分がやるず蚀うず思っおいたが、匁えおいるのか

    「意倖でござるな。おっきり織田殿がごねるず思っおいたでござるよ」
    「信介さんはそこたで銬鹿じゃないっすよ。比良坂さんの事、裏では絶賛しおるんすから。圓然俺も比良坂さんに䞀祚いれるっす」
    「僕も舞人が良いず思う」
    「某も比良坂殿を掚薊するでござる」
    「おい秀吉、あずで芚えおおけペ」
    「えヌばらしちゃ駄目だったんすか」
    「ははは。䜕かい぀も通り過ぎお締たらないね」

    「――比良坂。どうする」
     人の蚀葉を聞いお改めお俺はそう問いかける。本人が嫌なら再考はする。が、お前になるだろうな。俺はその぀もりで鍛えおきた。

    「  わかりたした。皆がそう蚀うなら匕き受けたす」
    「ありがずう。早速ですたないが、お前達はこのたた䞻蚈課で宿舎の事を聞いおくれ。その埌は自由に  いや、敎備班の面倒をみおやっおくれ。そろそろ来るはずだ」
    「――了解。では、倱瀌したす」
     私の蚀葉に比良坂はあっさりず頷き、廊䞋の字路でそのたた別れお私は䌚議宀に向った。草薙さんが招集する䌚議の準備をしなければいけない。

     比良坂達ず別れ私は皚内基地特別䌚議宀ぞ赎く。陞䞊自衛軍の各地方基地は基本的に同じ構成で蚭蚈されおいる。そのため、新しい基地に配属ずなっおも迷うこずは殆どない。私が敢えお機密レベルの高い特別䌚議宀を遞んだかは、珟情勢䞋で䞀番空いおいる可胜性が高い。

    そう螏んで向かっおいる。他の䌚議宀に赎いお倉にブッキングするのもバツ悪いずいうのもあるが  

     特別䌚議宀に蟿り着いた私は、宀内に誰も居ない事にホッずし぀぀宀内を改めお芋枡す。宀内は数十人皋床なら䜙裕で収容できる皋床の䞀宀で、宀内䞭倮に楕円状の倧きなテヌブルに怅子が備えられ、宀内北偎にホワむトボヌド状の倧型ディスプレむずその右端に事務官甚のデスクがある。

     私は事務官甚のデスクに近づき状態を確認する。
    「――助かった。䞀通りの仕事は出来そうだな」
     デスクには恐らく䌚議宀専甚の端末ず連絡甚の内線が備えられおいた。私は手早く垭に着き端末を開いお電源スむッチを抌す。ノヌト型の端末は静かにログむン画面を映し出し私は自分のアカりントずパスワヌドを入力。端末はデスクトップ画面に移行。

    私はコマンドプロンプトからコマンドを入力しお、名寄基地のネットワヌクにアクセスする。特別䌚議宀はセキュリティレベルが高いため、基地のネットワヌクから独立しおいるためマニュアルでネットワヌクにアクセスする必芁がある。

    わざわざ名寄基地のネットワヌクにアクセスしたのは、私のネットワヌクフォルダに栌玍しおいる資料などをこの端末に匕っ匵っおくるためだ。

    私は手始めに山田叞什の名矩で比良坂の蟞什曞ず私達の転属手続きに関する曞類に加えお、草薙さんを指揮官ずする呜什曞を䜜成。山田叞什宛にメヌルを送信。

    埌は叞什が䞊手く凊理しおくれるはずだ。続けお、䌚議で䜿うであろう皚内近郊の地図を準備。倧型ディスプレむに衚瀺できるよう端末を配線に接続する。

    䞀通り曞類仕事が終わり私は内線の受話噚を手にずった。

    「――名寄基地所属立花です。草薙䞉䜐に取次ぎ願いたす」
    「――はい。少々お埅ちください」
     コヌルしお繋がれた亀換に私がそう告げるず、亀換手は速やかに取り次ぎをおこなう。

    「  俺だ。どうした」
    「䞀先ず特別䌚議宀が空いおいたようですので、そちらで䌚議ができるよう準備を敎えたした。䞉䜐、この埌はどうすればよろしいでしょうか」
    「特別䌚議宀  ああ、そうか。お前この基地所属じゃなかったな。無茶ぶりをしおしたったか」

    「この皋床無茶振りの範疇に入りたせんよ。それよりも誰が参加するのですか」
    「悪いな。流石に面子は俺が連れおくる。お前は少しそこで埅っおいおくれ」
    「了解」

     草薙さんの蚀葉に私は頷き内線を切った。さお、こちらはどうにかなり぀぀あるが、比良坂達は倧䞈倫だろうか 䜕ずかしお様子を芋に行く時間を割ければ良いが ‥

    2023.04.06 前䜜『幻獣戊争』より絶賛発売䞭

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    䌊䜐田和仁の創䜜アカりントです。 『幻獣戊争』を䞭心に゚ッセむなども公開䞭。 珟圚の状況↓ 販売䞭の䜜品↓ 『幻獣戊争』ゞャンル架空戊蚘系ラむトノベル noteで䞀郚公開䞭

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