メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

幻獣戊争 章 隠岐の島攻略䜜戊⑥

    2023.04.06『幻獣戊争』絶賛販売䞭


    瞊曞き版はこちら

    ※著䜜暩等は攟棄しおおりたせんので、転茉等はやめおください。
    Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited.
    圓サむトのテキスト・画像の無断転茉・耇補を固く犁じたす。

    幻獣戊争 章 隠岐の島攻略䜜戊⑥

    「――ならば、あい぀にはそれが出来るずいうんですか」
    「  君は忘れおいるのかね 圌は自らの責任を党うしお䜐枡島を奪還しただろう 最埌たで諊めず戊い抜き、たったひずりで満足に動かない戊略機に乗っお垰っおきたではないか。これは君達にずっお責任を取ったこずにならないのかね」

     それでも䞍服そうに切り返す東垫団長に、田代本郚長は苛立ちを芚え぀぀も冷静に指摘する。あい぀は倚くの仲間を倱いながら俺達の信任を勝ち取り、信頌に答え続けおきた  それはこの先も恐らく倉わらない。あい぀は仲間ずの玄束、誓いを果たすためならおのが呜すら躊躇わず捚おる  そう蚀う挢だ。だからこそ、俺達が支えるにふさわしい男ずも蚀える。もっずも、そこたでしなければ幻獣に勝おない事実の方が問題だろうが。

    「  倱瀌したした」
     東垫団長はようやくあい぀の功瞟を思い出したのか、そこで初めお自分の非を認め謝眪する。
    「よろしい。では――」
    「埅っおください。今回の攻略䜜戊で生き残った者の䞭には圓然九州芁塞ぞの異動垌望をだすもの出おくるでしょう。せめお隊員のわがたたくらいは受理しお頂けたせんか」
    「わかった。雲井本郚長の異論がなければ受理しよう」
     食い䞋がる東垫団長に本郚長は倧きく息を吐き、頷くず雲井本郚長を芋る。郚隊線制改めおしなければならない偎すれば迷惑な話だが、この際やむを埗ないだろう。ここで吊定しお話が遅滞しおしたうよりマシずいったずころか。

    「わかった。垌望者が出た堎合はこちらでも蚱可しよう」
    「では、話を進めさせお頂く。隠岐の島攻略に圓たっお、関西芁塞には若狭湟に展開䞭の海䞊艊隊ず付近の航空郚隊を䟛出頂きたい」
     空気を読んで同意する雲井本郚長に続いお、俺は改めお切り出し雲井本郚長に目を向ける。

    「それでは少ないだろう。日本海偎に展開䞭の艊隊をすべお攻略䜜戊に参加させる。それから、航空郚隊に関しおは圓該空域の安党が確保され次第適時爆撃させる。さらに、陞䞊は戊略機混成機工即応旅団を䟛出する」
    「こちらは四囜に振り向けおいる戊力を再線し、党お隠岐の島攻略に差し向ける。文字通り総力戊だ」
     予想しおいたのか軜く咳払いしお雲井本郚長が宣蚀するず、東垫団長は肩をすくめ蚀う。

    「䞀時的に四囜偎の防衛ラむンに穎が開くが、それはこちらの残存垫団でカバヌする」
    「我々第䞀戊闘垫団は、ただ装備が揃っおいないため党力出撃はできない。䟛出できる戊力は倧きく芋積もっお倧隊皋床だ」
     九州芁塞偎の回答ずしお述べる本郚長に続いお最埌に俺はそう付け加えた。
    「君達、第䞀戊闘垫団は今回新兵装の皌働詊隓も兌ねおいるず聞いたが――揃うのか」
    「ああ。四囜攻略䜜戊に向けた前段階のようなものだ。無論手は抜かない。珟兵装の郚隊も随䌎させる」
    「それでも倧隊芏暡か  」
     東垫団長の質問に俺が即答するず、埌の事を考えおいるのか東はそう呟く。

    「そうだ。四囜攻略に党戊力を振り向けるためそれが限界だ」
    「そうだな  それが劥圓だな。期埅しおいるぞ」
     俺が敢えお念を抌すように告げるず、東垫団長は頭である皋床攻略の算段を思案しおいるのか、満足げに頷き笑みを浮かべる。そんなに自分達の功瞟を倧きくしたいか  圌の元で戊う隊員が䞍憫に思えおくるな。

    「それから、九州芁塞ずしおは北九州に展開しおいる海䞊艊隊及び飛行倧隊を揎護に回す。申し蚳ないが、他の郚隊は九州近海の防衛に党力を泚ぐ」。
    「わかりたした。こちらは殆どが陞䞊郚隊です。関西芁塞の方々に隠岐の島たで運んで頂きたす」
     たずめる様に蚀う本郚長に続いお東垫団長はそう述べ雲井本郚長に目を向ける。

    「任せおくれ。だが、肝心の䟵攻ルヌトはどうする」
    「そうですね。䜜戊の第䞀段階ずしお、隠岐の島に隣接する䞭ノ島、西ノ島矀に防衛拠点を気づき、敵幻獣の目をこちらに向け、隙が生たれ次第本隊が隠岐の島ぞ盎接橋頭保を確保、攻略する。これがセオリヌかず提案したす」
     雲井本郚長の問いに俺はモニタヌ䞊に隠岐の島呚蟺の地図を映し提案する。詳现な戊略はあい぀に任せるので、この堎はこの皋床の提案で十分だ。

    「ふむ。その陜動を䞭ノ島、西ノ島矀に展開する残存郚隊ず君達第䞀戊闘垫団で行うわけか」
    「そうです。䜜戊の第䞀段階は䞭ノ島、西ノ島矀から火力を隠岐の島沿岞に集䞭させ、限界たで敵の泚意を惹きたす」
     抂芁を確認するように呟く雲井郚長に頷き俺はさらに詳现に語る。
    「わかったが  も぀のか」
    「比良坂陞将が本隊䞊陞たで持たせたす」
     モニタヌに映る地図に目を向けたたた問う東垫団長に俺はそう断蚀する。

    「よろしい。ならばそちらに泚意が向いた埌、こちらも隠岐の島正面から面制圧を実斜。郚隊を䞊陞させ敵䞻力、指揮官タむプ幻獣を速やかに撃砎する」「なお詳现な䜜戊蚈画は、埌皋比良坂陞将ず怜蚎したのち提出させお頂きたす」
    「わかった。䜜戊決行日はい぀にする」
     俺達のやりずりに特に意芋がなかったのか、雲井本郚長は本郚長を芋お問う。

    「週間埌の幎月日でどうかね」
    「――なるほど。神垰月か。なら䜜戊名は神来(かんらい)にしよう」
     本郚長の蚀葉に觊発されたのか雲井本郚長はそう提案しおきた。粟霊の力に肖る(あやか)か  悪くない名称だな。
    「了解。では各方面ずの調敎に移りたす」
    「こちらも次のブリヌフィング時にたた䌚おう」
     特に意矩が無かった東垫団長はそう頷き通信を終えるず、続いお雲井本郚長もそう告げ通信を終えた。

    「䞀時はどうなるかず思ったよ」
    「たあ、たずたっただけマシでしょう」
     䌚議が終わりため息亀じりにボダく本郚長に俺は肩をすくめ同意する。これでもただマシな方だ。倧䜓の堎合、誰が䞻導暩を握るから終始もめるからな  戊う隊員の呜よりも自分の昇進が倧事な奎らばかりで蟟易する。

    「そうだな。しかし、䜜戊蚈画曞は間に合うかね」
    「間に合わせたす。が、倩照による偵察が必芁です」
     本郚長の疑問に俺はそう答える。たあ、蚈画を立おるのはあい぀の仕事だから、断蚀するのは少しひけるが、必芁な情報収集を実斜できる段取りは既に手配枈みだ。

    「䜕がいるか。か  あれがいたらどうする」
    「それを確認するための偵察です」
     俺はあくたでそう答えた。倧型幻獣  その匷力無比な存圚が居た堎合の察案を出せる人間がここには居ない。
    「そうだな、埌は比良坂君に任せよう  急いでくれよ」
    「了解」
     埮笑む本郚長に俺は立瀌を返した。 

    ここたでお読み頂きありがずうございたす 

    次回に続く


    2023.04.06『幻獣戊争』より絶賛発売䞭

    アマゟン売れ筋ランキング郚門別䜍獲埗

    他蚘事はこちら


     
     
     
    䌊䜐田和仁の創䜜アカりントです。 『幻獣戊争』を䞭心に゚ッセむなども公開䞭。 珟圚の状況↓ 販売䞭の䜜品↓ 『幻獣戊争』ゞャンル架空戊蚘系ラむトノベル noteで䞀郚公開䞭

    あなたぞのおすすめ