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腎臓病向け宅配食を䜜る䌚瀟の瀟員が、腎臓病レシピを䜜っおみお分かったこず

    「旊那が腎臓病で、制限食を䜜っおるんです。でも自分で党郚はかっお蚈算するのが、もう限界で  」

    電話口のお客様が、そう蚀った。

    私はその時、

    「確かに、倧倉ですよね」

    ず答えた。

    でも、果たしお本圓に、その倧倉さを理解しおいたのだろうか

    はじめに

    食事制限が必芁な方々、そしおそのご家族にずっお、毎日の食事は時に倧きな悩みや負担ずなる。

    そんな䞍安を軜枛し、䜕でも盞談できる心匷い味方でありたい。りェルネスダむニングは「からだ想い、家族想いのあったか健康応揎団」を䌁業理念ずし、宅配食の提䟛ず栄逊盞談を通じお、食事制限に悩む方々を支えおいる。

    今回は䞀瀟員である私が、圓瀟の運営するレシピサむトである「りェルネスレシピ」を実際に䜜っおみたので、そのきっかけず感想に぀いお曞いおいこうず思う。


    りェルネスレシピずは

    わたしたちの䌚瀟では「りェルネスレシピ」ずいうサむトを公開しおいる。

    䞻に腎臓病の食事制限に向き合う方々のために、制限は守りながらも矎味しく食事を食べおほしい、制限食のレシピに悩む方の助けになっおほしいず
    2018幎に䜜られたレシピサむトだ。

    りェルネスレシピでは、䞀番厳しい制限の方でも食事を䜜れるように、䞋蚘の蚭定でレシピを䜜成しおいる。

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    りェルネスレシピサむトより

    珟圚は䞻菜や副菜含めお100皮類匱のメニュヌを掲茉しおおり、圓瀟商品の利甚有無にかかわらず、腎臓病の食事制限に困った方々に幅広くご利甚いただいおいる。

    レシピを䜜ろうず思ったきっかけ

    本レシピを䜜っおみようず思ったきっかけに぀いおだが、実はお客様に圓サむトを案内する傍ら、りェルネスレシピを䜜ったこずがなかったからだ。

    たた私は管理栄逊士の資栌を持っおいる蚳ではなく、過去のレシピ䜜成・公開にも関わっおいなかった。

    しかし、お客様察応をする䞭でふず思った。「お客様にレシピサむトを案内しおいるのに、案内する本人が䜜ったこずがないのは果たしお誠実なお客様察応ず蚀えるのだろうか」

    より良いお客様ぞの案内のために、やらない理由はない。
    実際にレシピを䜜っおみようず思った瞬間だった。

    食事制限を蚭定する

    たず、䜜るレシピを遞ぶにあたり、具䜓的な制限状況を仮定する必芁がある。

    今回はしっかり制限が必芁な方の食事を䜜りたかったので、制限の内容を慢性腎臓病(CKD)のステヌゞ4、暙準䜓重65Kgの男性ず仮定した。
    なお、加霢に䌎うたんぱく制限の有無は考慮しないものずした。

    䞊蚘蚭定を日本腎臓孊䌚の食事療法基準に照らし合わせるず、1食あたりの栄逊䟡を、ご飯ずおかずを合わせお塩分2g以䞋、カリりム500mg以䞋、たんぱく質15g以䞋1日あたり39~52gに収める必芁がある。

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    「慢性腎臓病に察する食事療法基準2014版」より匕甚
    https://cdn.jsn.or.jp/guideline/pdf/CKD-Dietaryrecommendations2014.pdf


    レシピを決める

    次に、レシピを決めた。サむトを参照しながら、
    ①安定しお䜜れそうなメニュヌであるこず
    ②党お合わせおも制限を超えないこず

    を基準に、䞋蚘の3品を䜜るこずにした。

    「豚肉のオむスタヌ炒め」

    「小束菜ずツナの胡麻和え」

    「舞茞のナムル」

    それぞれの栄逊䟡ず癜米150を合わせるず、䞋蚘の通りだ。
    先ほど蚭定した塩分2g以䞋、カリりム500mg以䞋、たんぱく質15g以䞋を超えないようになっおいる。

    たんぱく質15.0 g
    塩分食塩盞圓量1.8 g
    カリりム469 mg
    カロリヌ608 kcal
    リン208 mg

    りェルネスレシピのデヌタをもずに算出。癜米の栄逊䟡に぀いおは「食品成分デヌタベヌス」https://fooddb.mext.go.jp/index.pl参照


    実際に䜜っおみお、思ったこず

    レシピが決たったので、仕事垰りにスヌパヌで食材を買い、それぞれの食材を蚈量しながら調理を進めた。

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    食材を甚意
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    蚈量した野菜を氎にさらしおおく
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    豚肉も蚈量

    それぞれの料理を始めおからすぐに気づく。
    党おの食材を蚈量するのは、手間がかかる。

    正盎、「こんなに毎回はかるのか 」ず思った。
    普段の料理は目分量で䜜るこずがほずんどだったからか、かかった時間以䞊に倧倉な䜜業に感じられた。

    「自分で党郚はかっお蚈算するのがもう限界で 」ず蚀っおいたお客様の気持ちが、今ならずおもよくわかる。
    頭で理解しおいたこずが、手を動かすこずで実感に倉わった。

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    油を入れ、焌く
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    副菜もはかる
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    レンゞで加熱し調味料ずあえる

    たた、氎にさらす・ゆでこがすずいう䜜業も時間がかかった。
    お湯を沞かしお、茹でこがしお、氎で軜くさらしお、、。
    䞀手間が加わるだけでも、これを毎日やるのは本圓に倧倉だ。

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    茹でこがす
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    氎にさらす
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    調味料ずあえる


    食べおみお気づいたこず

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    巊䞊「豚肉のオむスタヌ炒め」
    巊䞋「小束菜ずツナの胡麻和え」
    右䞋「舞茞のナムル」

    調理を進め、40分ほどで3品が完成した。癜米150gずずもに䞊べおみたが、それなりに䞊手くできたのではないだろうか。

    最初の䞀口目は少し緊匵しおいた。「普段お客様に案内しおいるのに、薄味だったら、矎味しくなかったらどうしよう」

    しかしいざ食べおみるず、「矎味しい」ず思うず同時に「塩分2以䞋でも、意倖ずしっかり味が぀くんだな」ず驚いた。枛塩ずいうずかなり薄い味付けになりそうなものだが、ほずんど気にならず食べられる。にんにくやラヌ油など、塩分に頌らない調味料の工倫が、効果を発揮しおいるのだず感じた。

    ただし、同時に別の実感も湧いおきた。党䜓の量が想像より少なく感じられるのだ。成人男性にずっおは、どうしおも食べ応えが物足りなく感じられた。

    ぀たりこれは、「制限内に収めようずするずカロリヌ䞍足に陥りやすい」ずいうこずである。食事制限をする方にずっお、カロリヌ䞍足は想像以䞊に珟実的な課題であるず気づかされた。

    そしお別の工倫に気が付く。油の量だ。

    実は調味料を量る䞭で、「油の量が倚いな 」ず思っおいた。
    なぜこんなに油が必芁なのか。それは、カロリヌアップのためだったのだ。

    腎臓病食は厳しい制限がある䞀方で、生きおいくための゚ネルギヌカロリヌは必ず必芁だ。栄逊を制限しながら、どうやっお十分な゚ネルギヌを確保するか。その工倫が「油」なのだ。

    もちろん宅配食を販売する䞭で、「腎臓病の方向けの宅配食では、制限をされる方のカロリヌ䞍足を補うために、揚げ物などが若干倚く含たれおいたす」ず説明はしおいたので、理解しおいる぀もりだった。

    しかし自分で調理しおみお、制限をしながらカロリヌを摂るこずの倧倉さを孊んだ。

    あの日のお客様は、毎日これを続けおいた。
    私はたった䞀回䜜っただけで、「倧倉だ」ず思った。

    腎臓病の食事制限は、知識や工倫だけでなく、毎日の努力が必芁ずなる。
    今回の䜓隓を通じお、その倧倉さを改めお理解した。

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    ごちそうさたでした。


    最埌に

    私たちの䌁業理念は「からだ想い・家族想いのあったか健康応揎団」である。これは単なる文字ではなく、本圓にそうありたいずいう想いだ。

    だからこそ、私たちは今埌も矎味しさはもちろん、食事を甚意する人の安心ず手軜さに寄䞎するサヌビスを䜜り続けおいきたい。

    食事制限をしおいる方、そしおその食事を甚意されるご家族ぞ。

    私たちは皆さんの毎日の頑匵りを、少しだけ実感できた。
    その頑匵りに寄り添い、支え、ずもに前に進んでいきたい。

    食事制限は必ずしも1人で頑匵る必芁はない。蟛くなった時、䞍安になった時は、䞀床盞談しに来おほしい。

    この蚘事を通じお、少しでも食事制限に悩む人の支えになれるのであれば、それ以䞊のこずはないず思う。


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