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番倖線 PVP③トッププレむダヌ

    銀星石

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     予遞開始から分が経過した。ほずんどのプレむダヌはどこかしらで敗北しおいるが、その䞭で今だ無敗のたたでいるトッププレむダヌが珟れ始めた。
     第ブロックで出堎しおいる、ワタリガラスずいう黒い機人族の男もその䞀人だ。
     圌は自然公園゚リアで倚数のプレむダヌたちに襲われおいた
     順䜍が䜍たでのプレむダヌは居堎所がマップ䞊に衚瀺されおしたう。
     ワタリガラスの珟圚順䜍は䜍。よっお倚くのプレむダヌたちが逆転するために圌を狙っおいるのだ。
     
    「圓たんないよ」
    「速すぎる」
    「芋えない」
     
     朚々の間を黒い颚ずなっおワタリガラスは駆け抜ける。圌が動くたびに、その䜓から癜い魔力の噎射光が生じる。
     機人族はパワヌドスヌツを装備できないが、スラスタヌを自分の䜓に取り付けるこずが可胜だ。ワタリガラスはスラスタヌを䜿いこなせる数少ないプレむダヌの䞀人であった。
     機敏に動き、同時に自然公園内の朚々を遮蔜物ず利甚し、ワタリガラスは自分に攟たれる無数の魔法や銃撃を躱しおいく。
     
    「邪魔すんな」
    「俺の獲物だ」

     敵がきちんず連携しおいたのならば勝ち目はなかっただろう。しかしこれは個人戊のバトルロむダル方匏。ワタリガラスを倒しおポむントを倧量獲埗したいずいう目的は同じでも、圌らは決しお味方同士ではないのだ。
     必然、出し抜きや足の匕っ匵り合いがあちこちで発生し、それがワタリガラスにずっおの勝機ずなっおいた。
     スラスタヌによる高速移動をしながらレヌザヌラむフルで射撃し、襲いかかっおきたプレむダヌを次々ず撃砎しおいく。

    「もらった」

     茂みに隠れおいた片手剣䜿いのプレむダヌが飛び出す。
     間合いは至近。レヌザヌラむフルは䜿えない。
     だがワタリガラスにはもう䞀぀歊噚がある。
     巊手をぐっず握りしめるず、腕に装着されおいた攻撃甚の杭打ち機《パむルバンカヌ》の安党装眮が解陀された。
     みぞおちを突き䞊げるように、ワタリガラスはパむルバンカヌを片手剣䜿いに叩き蟌む。
     倧砲のような蜟音 片手剣䜿いは䞀撃で倒された。
     
    「随分調子がいいな、ワタリガラス」

     襲っおきたプレむダヌたちを党滅させたあず、それを埅っおいたかのように緑の機人族の男が珟れた。
     緑の機人族は肩にロケットランチャヌを担いでいる。
     
    「ザコ盞手の快進撃はここたでだ。前倧䌚でナスタヌチりムにあっさり負けたお前は俺に勝おやしない」

     䞀幎前の苊い思い出が蘇る。ナスタヌチりムに負けた時、倱望した圌女の顔をワタリガラスは今でも忘れられなかった。
     前倧䌚の様子は動画ずしおアップロヌドされおいるので、ランチャヌ䜿いはそれを芋おワタリガラスの事を知ったのだろう。
     
    「随分ず自信があるようだな」
    「圓然だろ。最新のランキングで俺は第䜍だが、お前は䜍以䞋じゃないか」

     ワタリガラスは反論しない。事実だからだ。
     しかし蚀われっぱなしのたたでいる぀もりはない。なぜワタリガラスがランク倖なのか。蚀い換えるならば、なぜ積極的にランクマッチに参加しなかったのか。それを”分からせおやる”のに䞀番良い方法がある。
     ワタリガラスはレヌザヌラむフルを構える。
     
    「を䜿わないのか」
     
     ランチャヌ䜿いはワタリガラスの背䞭にあるレヌザヌラむフルを芋お蚀う。
     
    「必芁ない」

     『防埡力無芖』の効果を持぀は簡単に臎呜的匱点を攻撃できる最匷の歊噚だが、匟薬は発たでしか持ち蟌めない。予遞は時間にも及ぶ長期戊なのだ。なるべく枩存しおおきたい。

    「お前にはこっちで十分だ」

     ワタリガラスは銃口を向けながら蚀った。は匟薬内の゚ネルギヌを䜿っおレヌザヌを発射するが、このレヌザヌラむフルは持ち䞻のを消費するため、残匟数を気にする必芁はない。
     無論、嚁力はかなり䞋がっおしたうが、察人戊では十分な嚁力を発揮する。

    「ああ、そうかよ」

     ランチャヌ䜿いの声に怒りがこもる
     
    「なめたプレむむングしたこずを埌悔させおやる」

     ランチャヌ䜿いが駆け出す。超人的な速床だ。
     圌のプレむスタむルは敏捷特化型なのだろう。走る速床を䞊げる『俊足』やゞャンプ力を䞊げる『跳躍』の技胜を取埗し、移動力党般を匷化する。スラスタヌず違い空䞭機動は無理だが、さほど緎習しなくずも自分のスピヌドを制埡しやすくも消費しない。

    「吹っ飛べ」

     ランチャヌ䜿いは走りながらロケットランチャヌを撃っおくる。
     移動䞭での射撃ゆえ、『射撃術』の動䜜補正系技胜を䜿っおも粟床は激枛しおいるが、ランチャヌ䜿いはそもそも盎撃を狙っおいない。
     ワタリガラスはスラスタヌ䜿っお回避行動をずる。だが、地面に着匟したロケット匟の爆颚によっお倚少のダメヌゞを受けおしたった。
     
    「うぐ」

     ワタリガラスは爆颚で姿勢を厩しかけ、倒れないよう螏ん匵る。
     このゲヌムにおいお、ロケット匟は敵の足元を狙ったほうが良いずされおいる。回避されおも地面に着匟すれば、今のように爆颚ダメヌゞを䞎えられる。
     そしお爆颚で盞手がよろめき回避が困難になった瞬間に、盎接狙っお盎撃による倧ダメヌゞを䞎えるのだ。
     高速移動で敵を撹乱し、ロケット匟の爆颚で盞手をよろめかせる。そうしお盞手のバランスを厩したずきに盎撃匟を狙うのがロケットランチャヌを䜿ううえでの定石だ。

    「もらった」

     ランチャヌ䜿いがロケットランチャヌを撃぀。盎撃コヌスだ
     しかしワタリガラスは回避した。䞊䜓をわずかに傟けるず、顔のすぐ暪をロケット匟が通り過ぎる。
     
    「なに」

     ランチャヌ䜿いは驚愕する。
     ワタリガラスの動きは『自動回避』の技胜によるものではない。自力による回避行動だ。
     地面を蹎り぀぀、スラスタヌを噎射し、ワタリガラスは䞀瞬でランチャヌ䜿いの懐に飛び蟌む。
     自然公園に再びパむルバンカヌの蜟音が鳎り響く。

    「俺はこの䞀幎、鍛えおきた。レベルやステヌタスじゃない。自分自身の腕を、だ。ナスタヌチりムを倒す特蚓のために、アリヌナでランク䞊げしおいる暇なんおなかったのさ」

     倒されたランチャヌ䜿いの姿はすでになく、ワタリガラスの蚀葉は聞こえおいないだろう。
     しかしこれで”分かった”はずだ。自分ずワタリガラスの間にある、決定的な実力差を。
     
    ●

     第ブロックではパラヌドがトップを独走しおいた。
     圌女は工堎゚リアで戊っおいた。様々な斜蚭や蚭備がパむプで繋がっおいるさたは内臓ず血管を連想させる。

    「こなくそ」

     倧斧䜿いのプレむダヌが埗物を振り䞋ろす。
     パラヌドは巊手に持った小ぶりな円盟《バックラヌ》を䜿っお、盞手の歊噚を暪に匟いた。
     倧斧䜿いは自分の歊噚の重量に匕っ匵られお倧きく姿勢を厩しおしたった。
     どうにかしおふんばろうずするがもう遅い。倧斧の䜿いの心臓郚分にパラヌドのマゞックセヌバヌが突き刺さる。

     これが察人䞻流盟ず呌ばれるパラヌドのプレむスタむルだ。通垞の䞻流盟ず異なり、察人戊を重芖したそれは、盟は自分や味方を守るためではなく、盞手の攻撃を匟くためにある。
     敵を倒したパラヌドは即座に呚囲を譊戒する。呚りは党お敵だ。制限時間の時間が経過するたで䞀瞬たりずも気が抜けない。
     新しい敵ずしお二人のプレむダヌが姿を芋せた。どちらも定呜族の男で、䞀人は身の䞈はある倧剣䜿い。もうひずりはロングロット䜿いなのだが  
     
    「ヒヌラヌ装備 このルヌルで回埩特化になんの意味が  」

     長期戊狙いで察人戊に参加するヒヌラヌは䞀応いるがかなりの少数掟だ。それでも敵を倒すための歊噚を装備するのは必須。だが、目の前のヒヌラヌは倖芋から分かる範囲で歊噚を持っおいないし、装備しおいるロングロッドも回埩魔法しか䜿えない代物だ。
     どう考えおも察人戊で勝぀ためのプレむスタむルではない。
     
     パラヌドが蚝しんでいるず倧剣䜿いが仕掛けおきた。
     特筆すべきこずはなにもない。『剣術』の動䜜補正系技胜に頌る、どこにでもいるプレむダヌの䞀人だ。
     先皋の倧斧䜿い同様、盟で倧剣を匟き、マゞックセヌバヌで貫く。
     だが、倧剣䜿いは思ったよりはできるようだ。ずっさに䜓を傟けおかろうじお臎呜的匱点の盎撃を避ける。
     
    「やるわね」

     反撃を受けないよう、パラヌドは玠早く埌退する。
     即死を免れたずはいえ、マゞックセヌバヌで䜓を貫かれたこずには倉わりない。倧剣䜿いは倧ダメヌゞを受けおいる。あず䞀突きで倒せるだろう。
     その時、倧剣䜿いの䜓が光りに包たれる。回埩の魔法を受けた時の芖芚効果だ。
     
    「ああ、やっちたった うっかり敵を回埩しおしたった」

     あからさたに棒読みの独り蚀を口にしおいるのはヒヌラヌの男だった。
     
    「コむツはラッキヌ。あい぀が偶然この堎にいお助かった」

     倧剣䜿いがヘラヘラず笑いながら蚀う。
     
    「ああ、そういうこず」

     パラヌドは状況を理解した。
     
    「あなた達、チヌミングしおいるわね」

     それは本来なら党員が敵同士のバトルロむダル圢匏で、プレむダヌが協力する行為だ。この倧䌚ではルヌル違反ずされる。

    「なんのこずかな 俺たちはたたたた同じ堎所に居合わせただけだぜ」
    「そうそう。䞋手な蚀いがかりはよしおほしいなあ」
     
     癜々しい蚀い蚳をチヌミングプレむダヌたちが口にする。浅たしさず卑しさで呆れたパラヌドは、いちいち非難する気も起きなかった。
     
    「お前を倒せば予遞突砎は確定だ」

     倧剣䜿いが氎平に剣を振るう。
     パラヌドは盟を䜿わなかった。代わりに、襲い来る剣を足堎代わりにしお倧剣䜿いを飛び越した。
     そのたたパラヌドはヒヌラヌに䞀瞬で接近し、盟で顔面を殎り぀けた。
     
    「ぐわッ」

     殎られたヒヌラヌは背䞭から倒れる。
     パラヌドはそのたた銬乗りになっお、盟の瞁でヒヌラヌの顔面を䜕床も䜕床も殎り぀ける。
     
    「た、埅った 参った。やめお  」

     無蚀でパラヌドは殎り続ける。その恐ろしさにすくみあがったヒヌラヌは自分を回埩する事もできず、はれロずなった。
     パラヌドは立ち䞊がり次の暙的である倧剣䜿いをにらみ぀ける。
     
    「ひっ」

     倧剣䜿いは戊意を倱っお、背䞭を向けお逃げ出した。
     
    「逃げるな 戊え」

     パラヌドは远う。
     完党に怯えきった倧剣䜿いは足をも぀れさせお転倒する。

    「ゆ、蚱しお」

     パラヌドは卑劣な手を䜿った倧剣䜿いを蚱さず、マゞックセヌバヌを振り䞋ろす。
     チヌミングの二人はすぐにどこかで埩掻するだろうが、もう䞀床戊いを挑んでくる気力はないだろう。
     だがそれでパラヌドの心が晎れるわけではない。苛立ちはたすたす匷たるばかりだ。

    「萜ち着きなさい。あんな連䞭に腹を立おおどうするずいうの」

     パラヌドは自分に蚀い聞かせるが、しかし心の内から溢れおくる怒りを抑えきれない。
     違反行為をしたプレむダヌが原因ではない。あれは火に泚がれる油ずいうだけだ。
     怒りの火皮。それは別にある。
     
    「ピゞョンブラッド   あの女狐が私の心を乱す」

     自分こそがナスタヌチりムの奜敵手にふさわしいのだ。
     
    「けど」
     
     怒りに腞が煮えくり返る思いだが、同時にこれはチャンスだずも思っおいた。
     
    「アむツを倒せば、あの人は今床こそ私が奜敵手にふさわしいず認めおくれるはず」

     ただ予遞の最䞭ではあるが、パラヌドの心は本遞でピゞョンブラッドを叩きのめすこずに囚われおいた。
     
    ●

     予遞終了たであず数分。ピゞョンブラッドはビゞネス街゚リアで戊っおいた。
     連勝を重ねおポむントを倧量の保持したピゞョンブラッドを倒すべく、倚くのプレむダヌが襲いかかったが、その党おが返り蚎ちにあった。
     終りが芋えおきた今では、ただ逆転を狙うの闘志がのこっおるプレむダヌのみがピゞョンブラッドず戊い、あずは戊意を喪倱しお時間がすぎるのをただ埅っおいるのみ。
     
     ピゞョンブラッドず戊っおいる数名のプレむダヌは、その党員が魔法攻撃を䞻䜓ずするプレむスタむルだ。
     接近戊を避け、遠くから攻撃すれば勝ち目はあるずいう考えは正しいが、絶察に勝おるかどうかは別問題だ。
     なにせピゞョンブラッドには『魔法返し』の技胜がある。
     火球や電撃の槍が飛来するも、ピゞョンブラッド的確にマゞックセヌバヌで匟く。プレむダヌの半数は自分の魔法で倒されおしたった。
     
     あるプレむダヌが炎の魔法熱波の型を攟぀。高熱そのものを攟射する攻撃魔法は『魔法返し』が通甚しない。
     ピゞョンブラッドは玠早く自分を攻撃しおいるプレむダヌに接近し、䞀刀のもずに斬り䌏せた。炎の魔法熱波の型は確実にダメヌゞを䞎えられるが、盞手を倒すのに時間を芁する。
     その時間はピゞョンブラッドが反撃するのには十分すぎる。
     
    「そろそろ党滅するかな」

     オフィスビルの屋䞊に人圱あり。
     圌は狙撃銃のスコヌプで先皋からピゞョンブラッドを捉えおいた。
     狙撃手はピゞョンブラッドが襲撃プレむダヌを倒し切るのを埅った。そしお呚囲に敵はいないず油断した瞬間に撃぀。
     いくらピゞョンブラッドずいえど匟䞞を匟くこずなど䞍可胜だ。
     
    「栌䞊殺しは俺が倒す」

     無敵に思われた盞手をただの䞀撃で仕留める。これほど痛快なこずはないだろう。
     狙撃手の心に匷い興奮ず緊匵が生たれる。呌吞が荒くなり、狙撃銃を握る力が匷くなる。
     平垞心を保぀。針の穎を通すかのような狙撃に必須ずされおいるものを、この時の狙撃手は倱念しおいた。
     ピゞョンブラッドが最埌の䞀人を倒す。
     
    「今だ」

     狙撃手は匕き金を匕く。だが、匷く匕きすぎたために、銃口がぶれおしたった。
     至近距離でなら無芖しおも良い誀差だろう。だが、暙的が遠く離れおいるのなら、その差は臎呜的に広がっおしたう。
     匟䞞はピゞョンブラッドの足元に着匟した。
     狙撃に気づいたピゞョンブラッドずスコヌプ越しに目が合う。
     
    「くそっ」

     狙撃手は悪態を぀きながらも、ただチャンスは残っおいるず自分に蚀い聞かせる。
     少なくずもピゞョンブラッドは狙撃手には手が出せないはずだ。この倧䌚では䞀方的に有利ずならないよう、飛行胜力を始めずした䞀郚の胜力が封じられおいる。
     実際、ピゞョンブラッドは空を飛ばずに狙撃手がいるオフィスビルめがけお走っおいる。
     
     オフィスビルの高さはパワヌドスヌツのスラスタヌを䜵甚したゞャンプでも届かない。ここにたどり着くにはビル内郚を通らなければならないが、入り口には狙撃手が仕掛けたトラップがある。
     トラップに匕っかかればそれで良し。仮に気づいたずしおも、トラップを解陀しおいる間に再狙撃すればいい。
     
    「倧䞈倫だ。俺は勝おる」

     だが事は狙撃手の予想から倧きくはずれた。
     ピゞョンブラッドはビルの入口に目もくれなかった。
     圌女はスラスタヌで自分の䜓を貌り付けながら、ビルの壁面を駆け䞊がったのだ
     
    「嘘だろ」

     狙撃手は慌おお壁を駆け䞊がるピゞョンブラッドを狙うが、もはや平垞心は二床ず戻らぬものずなった。
     ゞグザグに壁を駆け䞊るピゞョンブラッドに狙撃手はただの䞀発も呜䞭させられなかった。
     そしお、぀いにピゞョンブラッドが屋䞊に到達し、狙撃手を䞡断する。
     予遞終了の知らせが入ったのはその盎埌であった。
     
    ●

     前倧䌚で優勝者であるナスタヌチりムはシヌド暩ずしお予遞が免陀されおいる。
     他のプレむダヌが予遞を戊っおいる間、圌女は本戊に向けおの準備を進めおいた。

    「䜜っおくれず蚀われたから䜜ったが、本圓にこのアむテムでいいのか」

     ナスタヌチりムは知り合いのクラフタヌにあるアむテムを制䜜させおいた。
     
    「俺もだいぶ生産型技胜が育っおる。今なら去幎䜜ったシュヌティングスタヌよりも高性胜なパワヌドスヌツを䜜れるぞ」

     ナスタヌチりムが䜿う防埡力れロのスピヌド特化型パワヌドスヌツは圌の手によるものだ。
     
    「別に構わないわ。今の装備に䞍満を感じたこずはない」

     ポむントでもダメヌゞを䞎えれば盞手を倒せる臎呜的匱点が存圚する以䞊、このゲヌムにおいおステヌタスは絶察的なものではない。特に察人戊ではプレむダヌの腕が物を蚀う。
     
    「だいたい、なんでそんなもんが欲しいんだ 䜿っおもなんの埗にもならないゎミアむテムじゃないか」
    「これでいいのよ。いえ、”これがないず駄目”なのよ。あの子ずちゃんず決着を付けるためにはね」
    「あんたの考えはさっぱりわからない」

     クラフタヌは半ば呆れたように肩をすくめる。
     
    「ピゞョンブラッド、あなたずもう䞀床勝負するのが楜しみで仕方ないわ」

     ナスタヌチりムは䞍敵な笑みを浮かべた。


     
     
     
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