愛(AI)と共に:😳「ë」の入力方法👍
Noël(ノエル)の「ë」入力に困りました。
iPhone では、eを長押しで選べるようになります。(Androidも同じかな)
Macでも、英数入力にしてeを長押しで選べました。
Windowsだとちょっと難しいですが、USキーボードだと簡単にできるようです。
日本語環境のWindowsでは、Altコードです。
テンキーを使って、Alt+0233で、é を入力できます。この為Windowsのノートパソコンだとテンキーが付いて無いタイプも多いので、そのタイプでは使えません。
おそらく文字コード表(Character Map)から探し出す感じになります。
それから「ë」の「''」などの読み方ですが、記号そのものが特定の一国のものではなく、呼び名の語源がそれぞれ違います。
<呼び名:語源・由来:意味 記号例>
アキュート acute:ラテン語由来:「鋭い・尖った」é
グレーブ grave:ラテン語由来(フランス語経由):「重い」è
サーカムフレックス circumflex:ラテン語由来:「周りに曲がった」ê
ウムラウト Umlaut:ドイツ語:「音の変化」ä ö ü
トレマ tréma:フランス語(さらにギリシャ語由来):「点・穴」ë ï
面白いのが ウムラウトとトレマ です。
見た目はどちらも ¨ ですが、役割が違います。
ウムラウトはドイツ語の言葉で、たとえば a → ä、o → ö、u → ü のように、母音そのものの発音が変化したことを表すものです。
一方、トレマはフランス語などで「隣り合った母音を別々に発音しますよ」という目印として使われます。
たとえばフランス語の Noël(ノエル)では、o と e を一続きの音にせず分けて発音することを示しています。
この手の事を調べる時に使うので補足しますが、「ë」の「''」などは、日本では特殊文字のように呼んでます。
厳密には ë 全体が特殊文字で、その上の ¨ は「ダイアクリティカルマーク(発音区別符号)」や「補助記号・特殊記号」と呼ぶのが正しいそうです。
「ëのような特殊文字」「eの上に付く特殊記号」「アクセント記号・発音記号」くらいの表現になるかと思います。
このような特殊文字の出し方ですが、iPhoneやMacは、文字キーを長押しすると、その文字の派生形をその場で選べるので、仕組みを知らなくても é è ê ë ē などに辿り着けます。
多言語入力を日常機能として見せる設計になっているので、こういう細かい部分の使いやすさが積み重なってApple製品は「なんとなく使いやすい」に繋がっていると感じます。
そこは「Appleらしさ」が出ている部分でしょう。
Androidも実はかなり良い対応しています。
標準的な Gboard なら、英字キーボードで eを長押しすると、機種や設定にもよりますが é è ê ë ē ė ę などの候補が出てきます。
Samsungキーボードでも同様に、長押しでアクセント付き文字を選べることが多いです。
そういう事なので大まかには、iPhone / Android は長押しで簡単、Macも長押しやOptionキーで簡単、Windowsは入力方式やキーボード設定によって少し差があるという感じです。
Windowsも「US-International」などのキーボード配列を使えば、たとえば「 '」 の後に e で é のように入力できるので、設定次第ではかなり快適になります。
それでもデフォルト状態での分かりやすさでは、Apple系が一歩先にいっている感じやすい部分だと思いました。
🟠「ë」の入力方法や読み方などを紹介
「eの上に点が2つ付いた文字って、どうやって入力するのだろう?」
そんな素朴な疑問から、少し調べてみると、思った以上に奥深い世界が広がっていました。
今回の主役は、普通のアルファベットの「e」です。
ところが世界には、
é
è
ê
ë
ę
ẽ
ē
など、見た目の違う「e」がたくさん存在します。
一見すると飾りのようですが、実際にはそれぞれに名前があり、発音や意味を区別する重要な役割を持っています。
「e」の上に点が2つある文字は何?
最初に気になったのが、
ë
という文字です。
eの上に点が2つ付いています。
この記号は、使われる言語によって呼び方や役割が異なりますが、フランス語などでは一般に「トレマ tréma」と呼ばれます。
たとえばフランス語の
Noël(ノエル)
では、eの上にトレマが付いています。
これは隣り合う母音を一続きに読まず、「別々に発音しますよ」ということを示す役割があります。
よく似たものに、ドイツ語の
ä
ö
ü
があります。
こちらの点2つは「ウムラウト Umlaut」と呼ばれます。
見た目は同じですが、役割は少し違います。
ウムラウトは母音そのものの発音が変化することを示すものです。
つまり、
ëはトレマ
ä・ö・üはウムラウト
と覚えておくと分かりやすそうです。
é・è・êにも名前がある
さらに調べると、eの上に付く記号には、それぞれ名前があります。
文字:名前:主な役割、他
é:アキュートacute:強勢や発音の区別。フランス語、スペイン語などで
è:グレーブgrave:発音や強勢の区別。フランス語、イタリア語などの文字
ê:サーカムフレックスcircumflex:発音や歴史的変化
ë:トレマtréma:母音を分けて読む、発音区別。フランス語(さらにギリシャ語由来。「¨」のような二点記号のことを英語圏では diaeresisと呼びます。
ē:マクロンmacron:長母音
ĕ:ブレーヴェbreve:短母音、または言語固有の発音
ė:ドット・アバブdot above:発音の区別、リトアニア語などの文字
ę:オゴネクogonek:鼻母音など。ポーランド語など
ẽ:チルダtilde:鼻音や声調
ě:カロンcaron、ハーチェク:チェコ語などで発音変化を表す
ẹ:ドット・ビロウdot below:ベトナム語などで声調・発音区別
ẻ:フック・アバブhook above:ベトナム語の声調記号
※ドイツ語の ä などは ウムラウトUmlautです
こうして並べると、同じ「e」でもかなり種類があります。
名前は何語なのか
これらの名前の由来も面白いところです。
「アキュート」「グレーブ」「サーカムフレックス」は、主にラテン語由来の言葉です。
一方、
ウムラウト
はドイツ語です。
「音の変化」という意味があります。
そして、
トレマ
はフランス語で使われる呼び方です。
さらに、
オゴネク
はポーランド語です。
意味は「小さなしっぽ」。
確かに、
ę
を見ると、eの下に小さなしっぽが付いているように見えます。
名前を知ると、一気に覚えやすくなります。
ęはポーランド語で使われる
ę
は、ポーランド語でよく使われる文字です。
下に付いている小さな記号がオゴネクです。
主に鼻に抜けるような母音を表します。
大文字にすると、
Ę
です。
こうした文字を見ると、アルファベットは26文字だけではないということを実感します。
ẽはチルダ
次に、
ẽ
です。
上に波線のような記号が付いています。
この記号は「チルダ」と呼ばれます。
スペイン語の
ñ
でも有名です。
ẽはポルトガル語やベトナム語などで使われ、鼻に抜ける音や声調などを表します。
面白いのは、同じチルダでも言語によって役割が違うことです。
記号の形が同じだからといって、意味まで同じとは限りません。
ēはマクロン
ē
の上にある横棒は「マクロン」と呼ばれます。
マクロンは、長い母音を表すためによく使われます。
たとえばラテン語の発音表記などでも登場します。
見た目から、
「横棒=長く伸ばす」
と覚えると分かりやすいです。
ベトナム語はさらにすごい
さらに驚いたのがベトナム語です。
ベトナム語では、
ê
という文字に、さらに別の記号を付けて、
ế
ề
ể
ễ
ệ
といった文字が使われます。
つまり、1つの文字に記号が2つ付く場合があります。
ざっくり言うと、
êで母音の種類を示し、
その上や下に付いた別の記号で声調を表します。
ここまで来ると、単なる「アルファベット」ではなく、かなり高度な発音記号システムのように感じます。
⌨️では、どうやって入力するのか
こうした文字を見て次に気になるのが、
「キーボードでどうやって出すの?」
という問題です。
実は、iPhoneやMacではかなり簡単です。
iPhone・iPad
英字キーボードで「e」を長押しします。
すると、
é
è
ê
ë
などの候補が表示されます。
あとは指をスライドして選ぶだけです。
特別な知識がなくても、「とりあえず長押ししてみる」と候補が出てくるのは、とても分かりやすい設計です。
Mac
Macでもeを長押しすると、アクセント付き文字の候補が表示されます。
さらにOptionキーを使った入力もできます。
たとえば、
Option+e → e
で、
é
を入力できます。
Option+u → e
なら、
ë
になります。
慣れるとかなり速く入力できます。
Windows
Windowsでは少し事情が違います。
代表的なのはAltコードです。
テンキーを使って、
Alt+0233
で、
é
を入力できます。
同様に、
Alt+0235
で、
ë
です。
ただしテンキーが必要だったり、ノートPCでは使いにくかったりすることがあります。
文字コード表を使う方法や、US-Internationalキーボードを設定する方法もあります。
Windowsはできること自体は多いのですが、「最初から直感的に使える」という点では少し設定寄りです。
Linux
Linuxでは、環境によりますがUnicode入力が使えます。
たとえば、
Ctrl+Shift+U
を押して、
00e9
と入力すると、
é
になります。
00ebなら、
ë
です。
また、Composeキーを設定すると、
Compose → " → e
のような入力もできます。
Linuxらしく、非常に柔軟ですが、設定や仕組みを知っている人向けという印象もあります。
Androidも実はかなり簡単
意外だったのがAndroidです。(実は検証機がFireHD(Amazon製)だったのでちょっと違うかも😅)
AndroidもGboardなどのキーボードを使えば、
eを長押し
することで、アクセント付き文字を入力できます。
Samsungキーボードでも、同じような操作が使えることが多いです。
つまりスマートフォンでは、
iPhone
Android
ともに「長押し」が基本になっています。
🍎Apple製品が使いやすいと言われる理由を少し感じた
今回、文字を調べていて少し面白いことに気付きました。
機能として見れば、WindowsでもLinuxでも特殊文字は入力できます。
しかし、
「どうすれば出せるか」
という点では、Apple製品はかなり直感的です。
iPhoneなら長押し。
Macも長押し。
知らなくても、とりあえず押してみれば候補が出てきます。
一方でWindowsやLinuxは、
文字コード
Altコード
キーボード設定
Composeキー
など、「方法を知ってから使う」ケースが比較的多いように感じます。
もちろんWindowsやLinuxの方が細かく設定できる場面もあります。
ただ、Appleが人気を集める理由の一つとして、
説明書を読まなくても、何となく触っていると使い方が分かる
という設計思想があるのかもしれません。
今回の「ëを入力したい」という小さな疑問から、そんな違いも少し見えた気がしました。
まとめると☝️
普段何気なく見ているアルファベットですが、実はかなり奥深い世界があります。
é
è
ê
ë
ę
ẽ
ē
これらは単なる飾りではありません。
それぞれ、
発音
強勢
長母音
鼻音
声調
などを表す重要な記号です。
そして入力方法を比べてみると、OSごとの思想の違いまで見えてきました。
最初は「eの上の点2つは何?」というだけの疑問でしたが、調べてみると、言語・歴史・文字コード・OS設計までつながっていきます。
こういう小さな疑問から広がっていくのも、パソコンや言語を調べる面白さの一つなのだと思います。
