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【エッセイ✖️連作短編】無人島に、なにかひとつ持っていくとしたら 最終話 後記


    〜第一章のおわりに〜



    無人島第一章、これにて完です🏝️

    最初は、
    「無人島に、ひとつだけ持っていくとしたら何
     を持っていく?」

    そんなよくある話から始まりました。

    でも書いているうちに、
    僕の中では少し違う話になっていきました。

    帽子と出会い、
    犬たちと出会い、
    島で迷い、
    洞窟で迷い、
    たくさんの不思議な出来事に出会いました。

    振り返ってみると、
    大切だったのは持っていったものではなく、
    途中で出会ったものばかりです。


    ちょっと前まで、
    自分には何もないと思っていました。

    でも最近になって、
    そうでもなかったのかもしれないと
    思うようになりました。

    家族や友人。
    思い出や経験。
    何気ない日常。

    気づいていなかっただけで、
    案外たくさんのものを
    手に入れていたみたいです。


    だからこの無人島も、
    そんな話になったのかもしれません。

    もし本当に無人島へ行くことになったら、
    何を持っていくか。

    昔の僕なら、
    真剣に考えていたと思います。

    でも今なら、

    「手ぶらでいいかな」

    と思います。

    たった一つ持っていくくらいなら、
    ゼロの方がワクワクするからです。


    何が待っているのか分からない。

    誰と出会うのか分からない。

    だから面白い。

    そんなことを、
    帽子と犬に教えてもらいました。

    遠くに住むやさしい方に、
    一歩踏み出す勇気と
    このお話を書くきっかけをもらいました。

    途中で出会って
    一緒に旅してくれた方のやさしさに、
    何度も背中を押してもらいました。


    * * *


    ここまで読んでくださった皆様、
    本当にありがとうございました。

    またどこかで、
    帽子と犬に会う日が来るかもしれません。

    来ないかもしれません。

    その時はその時です😊

    ではまた、
    どこかにあるはず日記で。






    #創作大賞2026
    #ファンタジー小説部門

     
     
    楽しいことに出会いたい。 楽しいこと探しを楽しみたい。 でも心から楽しめることって、なかなか見つからない。 どこかにあるはず…きっと。 好きな漫画家はうすた京介。 目標は、人生の余白にパラパラ漫画を描きまくること。

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