今日は高校野球怪談日和ニャ!!
番外編|ジト目少女と猫ギターが何故かSubstack
昼寝から起きると、四畳半が甲子園になっていた。
正確には、猫たちが勝手にそう呼んでいた。
黒猫はハチマキ。キジトラはユニフォーム。三毛猫はなぜかスコアボードを段ボールで制作中。
🐱「全国を目指すニャ!」
🎧「昨日までSubstack教えてたよね?」
🐱「夏は高校野球ニャ!」
切り替えが早い。
どうやら朝から野球マンガを読みあさった結果、猫たちは高校野球に目覚めたらしい。

🐱「まず選手を鍛えるニャ!」
差し出されたのは、バネやらゴムやらが大量についた謎の器具。
🎧「……何これ」
🐱「高校球児養成ギブスニャ!」
🎧「昭和が強すぎる」
装着を拒否すると、今度は猫たちに外へ連れ出された。
近所の長い階段を、茶トラを先頭に全員で駆け上がる。
頂上に着いた瞬間、朝日へ向かって前足を突き上げた。
🐱「甲子園に行くニャーーー!!」
🎧「待って」
🐱「ニャ?」
🎧「高校野球怪談じゃなくて、階段になってるよ」
猫たちが振り返る。
🐱「…………」
🎧「…………」
🐱「細かいことは気にするなニャ!」
🎧「そこ、今回いちばん大事なところだと思う」

部屋へ戻ると、今度は巨大な弁当箱が置いてあった。
🐱「強い球児には食事も重要ニャ!」
持ち上げてみる。
重い。
異常に重い。
🎧「何キロあるの、これ……」
ふたを開けた。
シーチキン。
サバ缶。
シーチキン。
サバ缶。
以上。
🎧「白米は?」
🐱「魚だけで夢を詰めたニャ!」
🎧「缶ごと詰めるな」
その横では黒猫が、私のギターケースをバットケースに改造している。
嫌な予感しかしない。
🎧「ところで、誰が野球するの?」
猫たちが一斉に私を見る。
🎧「…………」
🐱「エースニャ」
🎧「私、ギター担当なんだけど」
🐱「ではギターで千本ノックするニャ!」
🎧「競技まで変えないで」

こうして四畳半に誕生した猫野球部は、まだボールを一球も投げていない。
甲子園は遠い。
たぶん、Substackの記事を書くより遠い。
そして翌朝。
玄関には、さらに巨大な弁当箱が置かれていた。

貼り紙には一言。
「決勝用」
🎧「……まず一回戦に出ようか」
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2026.08.20それいけ罵尻ロマ子様


私、自分の一番大事なものを外してました!!「わかモンとクロの X↔Substack つながる部」新装開店します!

