
Substackが英語だったので、挫折しかけたら、対策本部ができていた
前回、猫たちに囲まれながら、なんとかSubstackのアカウントを作った。
とはいえ、私はまだSubstackが何なのか、かなり怪しい。
翌日。
ギターを膝に乗せたまま、私は昨日の画面を開いた。
🎧「で、今日は何するの?」
すると猫たちが、待ってましたとばかりに集まってくる。
🐱「今日は設定ニャ!」
🎧「プロフィールとかじゃないの?」
🐱「その前に、画面を見るニャ」
私はスマホを見る。
🎧「……英語だね」
🐱「読めるニャ?」
🎧「閉じようかな」
🐱🐱🐱「早いニャーーー!!」

突然、黒猫が赤い回転灯を点けた。
三毛猫は段ボール箱を運び、キジトラはホワイトボードを設置する。
気づけば四畳半の一角に、
『Substack日本語化対策本部』
という看板が立っていた。
🎧「また勝手に本部作ってる……」
🐱「初心者のやる気を英語から守るニャ!」
🎧「大げさだなぁ」

黒猫が指差し棒を持つ。
🐱「まず『Settings』を探すニャ!」
🎧「設定ね」
🐱「そうニャ!」
次に猫たちは画面を囲み、Languageの項目を探し始めた。
🐱「ここニャ!」
🐱「Languageニャ!」
🐱「Japaneseを選ぶニャ!」
🎧「猫なのに英語読めるんだ」
🐱「Substack限定ニャ」
🎧「便利な設定だね……」
私は言われるまま、日本語を選ぶ。
すると画面の見慣れない英語が、少しずつ日本語の表示に変わった。
🎧「おお」
さっきまで何となく近寄りがたかった画面が、急に普通のサービスっぽく見えてくる。

🐱「どうニャ?」
🎧「だいぶ分かりやすい」
猫たちは一斉に拍手した。
🐱「日本語化成功ニャーーー!」
🎧「設定ひとつ変えただけだよ」
🐱「初心者には、そのひとつが大事ニャ」
たしかに。
分からない英語を一つずつ調べていたら、記事を書く前に疲れていたかもしれない。
ただ、画面を見ていると、まだ英語の部分も少し残っている。
🎧「あれ。全部日本語じゃないね」
猫たちが急に静かになる。
🐱「……完全ではないニャ」
🎧「そこは正直なんだ」
管理画面や執筆画面はかなり使いやすくなるけれど、一部のフォームやメール、ヘルプなどは英語が残ることもあるらしい。
黒猫がホワイトボードを裏返した。
『今日覚えるのは、これだけ。』
最初に表示言語を日本語へ。
英語を読むことに、最初のやる気を使わない。

🎧「今日は本当にこれだけ?」
🐱「これだけニャ!」
🎧「じゃあ次こそプロフィール?」
猫たちは顔を見合わせた。
そして、部屋の隅から新しい横断幕を取り出す。
『次回!アイコン作戦会議』
🎧「もう作ってある……」
🐱「準備が大事ニャ!」
🎧「この猫たち、私よりずっとSubstack楽しんでるよね」
こうして私は、まだ記事を一文字も書かないまま、
Substackを少しだけ、日本語で読めるようになった。
一歩というより、半歩くらい。
でも初心者には、そのくらいでちょうどいいのかもしれない。