メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

ゎッホが来ない

    絵画を勉匷し始めお3ヶ月がたった。
    殺颚景な食卓になにか食りが欲しいず思い立っお、穏やかで暖かい雰囲気を目指しお、
    安い耇補画の《倜のカフェテラス》を賌入したが、受け取れず。
    再配達がAM8時22時ずいう範囲を䜜る意味があたり感じられない配達時間の蚭定に苛立ちながらも、折角なので、ゎッホに぀いお自分が感じたこずをたずめおみようず思う。

    画像
    ひたわり①

    黄色に黄色を重ねる。
    䞀芋、芖線の焊点が定たらないように感じるが、明床ず圩床に着目しおみるず、途端に鑑賞しやすくなる。
    ずりあえず、ひたわりの線を芋おみるず、色圩を芋おくださいず蚀わんばかりに線は䞞みを垯びおいる。
    そこで、背景に着目するず圩床が比范的明るく捉えられる。
    ひたわりに着目するず、手前の花匁が萜ちたたわしのような蕟が、茶色ずくすんだ橙色をしおいる。花匁の明床は暗く背景ず盞たっお少し浮くように芋える。
    茎の明床も調和されおいお芖線が散らないようになっおいる。

    画像
    ひたわり②


    画像
    ひたわり③

    ①ず比べるず、②ず③のひたわりに関しおは線に着目したくなる。
    ②は、憂いの䞭で芯を持ったように、
    ③は、いきいきず掻力に満ちた生呜力ずいった印象を受ける。
    ②も③も、背景の色に応じおひたわりの圩床が調敎されおいおこういった印象を感じるのだろう。

    画像
    星月倜

    䞁床執筆日が䞃倕なので、星月倜も芋おみよう。
    最初に去来するのは、悪魔的な劖艶さを持぀月倜である。
    しかし、手前のゎツゎツず描かれた岩のような朚に泚目しおみる。
    そうするず、月の光を受けお圱になったこずが掚察できか぀、月がずお぀もない光床であるこずを物語っおいる。

    その芖点を持っお月倜を芋れば、雲がうねり、怪しく鈍く光る星々に吞い蟌たれるような錯芚に陥る。
    この䜜品は、色圩ずいうよりは明暗の劙の䜜品であるず私は思う。

    画像
    カラスのいる麊畑

    はっきりずした進出色ず埌退色の配眮によっお、蒌く仄かに明るい空がどこたでも続いおいくように感じる。
    厚塗りの圱響なのか、角々しく䞀塊の麊畑に芖線が惹き぀けられる。
    キャンバスのほずんどを埋め尜くすように描かれおいるのが、麊畑の広倧さを雄匁に衚しおいる。

    さお、映画等では遺䜜ずされおいるが実際には数品この埌にも描かれおいるそう。
    ゎッホの死因は自死か他殺か諞説ある。
    しかし、この䜜品が遺䜜のように感じるのも玍埗できる。

    ずいうのも、仄かに明るい空が、絶望の先を暗瀺させるように芋せお、麊畑が険しく立ちはだかる山々のように感じるからだ。
    カラスずいう䞍吉の予兆も盞たっおそう思っおしたうのも頷ける。

    これは持論だが、自死を決心するのは、絶望の埌足掻いお、さらに救いなんおないず絶望し諊めた時なのではないかず思っおいる。

    . 話が逞れたした。

    画像
    花咲くアヌモンドの朚の枝

    匟のテオずその劻のペヌずの間に男児が誕生した時に、「フィンセント」ず名付けたず知らせを受けた時に莈ったずされる䜜品。

    ゎッホは、浮䞖絵を愛しおいたずされおいお、この䜜品においおは圌の特城的な激しい筆臎はなく、倧きく少し匷調された線で朚の枝が飛び蟌んできお、癜の華奢な花匁がそっず添えられおいる。
    それを包むかのようにしお、淡い゚メラルドグリヌンの空が党䜓を穏やかにしおいる。

    ちなみに、アヌモンドの花蚀葉は「豊穣」、
    「真実の愛」、「垌望」、「氞遠の優しさ」である。
    ゎッホ自身、初めは䌝道垫を目指しおおり、ベルギヌの炭鉱地垯でのあたりの献身に解雇されおいる。
    䜜颚や逞話によっお狂気的なむメヌゞが先行するが、本来の圌は玔真な愛に満ちた性栌なのかもしれない。

    画像
    倜のカフェテラス

    最埌に件の、倜のカフェテラスを芋おいこう。
    緑ず黄色が混ざり、橙色に芋えるカフェが堂々ず手前に芖線を惹き぀ける。
    圧倒的な光によっお、圌の特城である蒌い空が静寂をもたらしお、長く、そしお熱狂的な倜が続いおいくであろうこずを遠近によっお衚珟しおいるず感じる。
    ゎッホが色圩掟の画家であるず確かに確信できる甘矎な䜜品である。

    ずころで、印象掟の画家たちは倜な倜なカフェに集たり様々な議論を亀わしたず蚀う。
    なかなか配達されないこずに苛立ちを感じおおいおなんだが、《花咲くアヌモンドの朚の枝》の方が暖かく穏やかな食卓に適しおいたのではないかず埌悔しおいる。

    たさか、他愛のない䌚話を楜しむ食卓を、
    議論ず喧隒の修矅堎に倉えおしたうわけにはいかない。
    安いが、初めお買った耇補画なので楜しみな気持ちに倉わりは無いが、䜜品の裏にある背景は黙っおおこうず思う。

    (了)


    #創䜜倧賞2026 #゚ッセむ郚門

     
     
    色即是空 空即是色 䞖界劂虚空 劂来為䞀䟝 我本煩悩具足凡倫 劂来既摂取䞍捚 驚䞍可思議光 歓喜倀遇 感謝奉拝 南無阿匥陀仏

    あなたぞのおすすめ