閉経したと思っていたわたしに、生理が戻ってきた。まさかの『赤ちゃんパワー』?
50代になり、
じわじわと体の不調が増えてきました。
ひとつ良くなっては、また別の不調が現れ…
更年期や遠視、そして閉経。
「これからは、こうやって少しずつ体が変わっていくのかな」
そんなことを考えるようになりました。
わたしは生理の時の出血量がとても多く、
とくに2日目あたりからは、内臓でも出たのかと思うほど大きな血の塊が…
とにかく出血が止まらない。
できることなら、トイレに住んでいたい。
そんなふうに思うほど、生理の期間が苦痛でした。
悩んだ末に、婦人科を受診し、「レルミナ」という薬を半年間処方してもらい、生理を止めることにしました。
半年間飲み続けて診察を受けると、
「今のところ卵巣はお休みしているようですね。」
とのこと。
長年悩まされてきた過多月経から解放されて、わたしは心からホッとしていました。
ところが、生理が止まったのと同じころから、
今度は手のこわばりや膝の痛みが気になるようになってきました。
まわりからも、
「閉経するとそれはそれで大変なんだよ。」
と聞いていたので、
「これのことか……。」
と思っていました。
そして、その少しまえあたりから、
ドライマウスで舌が痛くなったり、ドライアイで涙が出にくくなったり。
目やにはひどくなるし、体のあちこちが気になる。
「これからわたしは、どんどん衰えていくだけなのかな。」
そんな気持ちになっていました。
そんなある日、娘が3人目の赤ちゃんを出産しました。
わたしは時々、赤ちゃんの子守りをするようになりました。
すると……
しばらく止まっていたはずの生理が、また始まったのです。
「え?生理?」
しかも、今までずっと止まっていたとは思えないくらいあたりまえの量。
思わず、ため息が出ました。
「またこれが始まるのか……。」
正直、そんな気持ちでした。
ところが、ふしぎなことに。
気がつくと、あれだけ気になっていた膝の痛みがなくなっていました。
朝の手のこわばりも、いつのまにか気にならなくなっている。
そしてドライアイでひどかった目やにも、いつのまにか消えていました。
なんだか、体の調子が戻ってきたような感覚。
もちろん、赤ちゃんが生まれたことと私の体の変化に、医学的な因果関係があるのか私にはわかりません。
でも、
「女性ホルモンって、すごいのかもしれない!」
そう思わずにはいられませんでした。
そしてわたしは勝手に、
「これは赤ちゃんパワー?」
なんて思っています。
赤ちゃんのお世話をしていると、泣いたり笑ったり、ミルクを飲んだり、眠ったり。
ただそこにいるだけなのに、ものすごい生命力を感じます。
その生命力を毎日少しずつ分けてもらっているような気持ちになることもあります。
50代になって、
「これからは体が衰えていくだけなのかな」
と思っていた私。
でも今回のことで、少し考え方が変わりました。
体は変化していくけれど、ずっと一方通行で衰えていくわけではないのかもしれない。
そして、一度つらい時期を経験したからこそ、
「閉経する前に、できることをしておこう」
と思えるようになりました。
これから先、年齢とともに体がどう変化していくのかはわかりません。
でも、ただ「衰えていく」と考えるのではなく、今のうちから自分の体を大切にして、できるだけ元気に歳を重ねていきたい。
そんなことを、3人目の孫が生まれたことで考えるようになりました。
もしかしたら、わたしの体を変えたのは女性ホルモンなのかもしれない。
もしかしたら、たまたまタイミングが重なっただけなのかもしれない。
でも私にとっては、赤ちゃんがやってきたことと、自分の体が少し元気をとりもどしたことが、なんだかふしぎにつながっているように感じています。
50代。
まだまだ体は変化の途中なのかもしれないです。
