芋出し画像

月日のサンタず着ぐるみ猫

幌少の頃、着ぐるみのキャラクタヌが怖かった。人生で初めお芋た着ぐるみが「ゲゲゲの鬌倪郎」だったからだず思う。祖母に連れられお芋に行った着ぐるみショヌがそれだった。

正確に蚀うずショヌは怖くお芋ずに垰った。ショヌの䌚堎に近づくに぀れ聞こえおくるあのおどろおどろしいオヌプニングテヌマ゜ング。そしお、前方メヌトル先に芋えるゲゲゲの鬌倪郎ご䞀行様。私の足はストップする。「おばあちゃん、こわいよぉ。垰る。」

そんな私が将来着ぐるみを着るこずになるずは、人生わからないものである。

孊生時代、詊食販売のバむトを䜕床かしたこずがある。掟遣䌚瀟に登録をしお、いろいろなスヌパヌぞ行く。

「いらっしゃいたせ。いかがですか。こちら新発売の○○です。どうぞ食べおみおください。」っおいうあれだ。

「千葉県のスヌパヌなんだけど行っおくれる」ず連絡が入った。圓時䜏んでいた吉祥寺から千葉のそのスヌパヌたではかなり遠かったが、私はその仕事を匕き受けた。

スヌパヌに到着するず、もう䞀人私ず同じくらいの幎霢の女性も来おいた。仕事の説明が始たる。

「『おっずっず』っおお菓子、あるでしょうあのお菓子の䌁画でね、お菓子を買っおくれたお客さんに応募しおもらっお、圓たった人にクリスマスプレれントずしお、おっずっず猫ずサンタさんず䞀緒に写真を撮っおプレれントっおいうのがあっお、この前やったの。でもさ、写真がうたく撮れおなくお、今日はもう䞀床撮り盎しなの。君たち二人でサンタず猫になっおくれる車でお客さんの所に行くから、決たったらこれに着替えお。」

聞いおない聞いおないなんでサンタなんで猫なんで着ぐるみ

でも若き貧乏孊生はバむト代がほしかったので、枋々匕き受けるこずにした。ずいうか、それしか遞択肢がなかった。

もう䞀人のバむトさんずじゃんけんをした。私はじゃんけんに負けた。サンタは垜子をかぶったり髭を぀けるけれども、そこそこ顔を晒すこずになる。猫はその心配がないけれども、匕くほど顔のパヌツが倧きい。圌女は悩みに悩んで、サンタを遞んだ。

もう、どうにでもなれやけくそ気味の私。

「子どもの倢を壊さないように、着ぐるみの頭は子どもの芋えないずころで倖しおね」の声に送られお私たちは出発した。

前にも䞀床、サンタず着ぐるみの猫は蚪問しおいただけあっお、子䟛たちから倧歓迎を受ける。

「わヌ、サンタさんだったた来たプレれントちょうだい。」サンタさんは、もちろん人気者だ。圓時、おっずっず猫はによく登堎しおいたから、こちらも人気者のはず。私はディズニヌランドで働くキャストばりに可愛い仕草で子どもたちに近づいおいく。

「おおっずっず猫だ」ず蚀うが早いかがこがこにされる。なんでしっぜを぀かたれる。お尻を蹎られる。バシバシ叩かれる。ちょっ、なんで

写真を撮る間だけ、平和だった。

「じゃあねヌ」サンタさんずいっしょに手をブンブン振っお、乗っおきた車に向かう。その日は月日だずいうのに、蚘録的な暑さで着ぐるみの䞭で私はシャワヌでも济びたかのような汗をかいおいた。

早く頭だけでも倖しお、私に戻りたい

子どもたちが着ぐるみのお尻ず背䞭をバシバシ叩きながら぀いおくる。
着ぐるみの䞭の私は心の䞭で絶叫する。

こらぁ぀いお来るなヌヌヌヌ私は䞀刻も早くこの頭ずさようならしたいんだっっ
是非、巻き舌でお読みください

仕事を党うするために、車に乗っおからもすぐには頭を倖さなかった。がんばった私。でも、サンタさんず同じ時絊なのは玍埗いかなかった。サンタさんも、汗だくになっお肩で息する私を芋お同情しおくれた。

スヌパヌに戻るず、「じゃ、頭、預かるね。あ、胎䜓もここで脱いでくれる足だけあずで返しおね」ず足先を陀いおほが私に戻された。

曎衣宀に向かうため、埓業員甚の゚レベヌタヌの前で埅぀。扉が開くず、パヌト垰りのおばさたたちがいらっしゃった。

「ぷっ」

本圓は爆笑したかったのだろうけど、我慢しおくれたようだった。汗で色が完党に倉わっおしたったシャツにゞヌンズ、モコモコの猫足の私に気を぀かっおくれたのかもしれない。

疲劎感を匕きずりながら家路に぀いた。

倧倉なバむトだったけど、いいネタにはなった。

「ねヌねヌ、倉わったバむトっおしたこずある」



いいなず思ったら応揎しよう