
鬼ババアと、官能美女の対決!
ふらりと旅に出た。
新幹線を降りエスカレーターに乗って
ホッとしたのか、手がすべった。
すると、ドドドドドドーーーっと爆音を立て
トランクが下まで転がり落ちた。
幸いにもエスカレーターは誰も乗っていなかったが、前を歩いていたオバさんが、
鬼のような形相をして私に言った。
『あなた!!何してるの!!!
どうしてトランクから手を放したの!!!
もう少しで大惨事になったのがわかってるの?
そんな明るい顔して謝っている場合じゃないでしょ!!!』
と、申し訳なく謝る私を
上からたたみかけるように怒り始めた。
この鬼ババアは、
いったいどこから現れたのだろうか!!
そこから、このババアと私の対決が始まったのだった。