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🌱 なおはるnote 第495話 なんで中国のAIは"下がれ"を"モトがれ"と読む?

    最近、YouTubeで中国のショートドラマを見るのがマイブームです。総集編で1.5〜2時間ほどと、映画感覚で気軽に見られるのがちょうどいい。

    内容はだいたい同じ型です。正体を隠した人物が周囲に誤解され、理不尽な扱いを受け続ける。違うと証明しても信じてもらえない——そのもどかしさで最後まで見せる仕掛けです。

    こうした作品は、AIとデータで最適化された「感情の製造」だと感じます。テンプレ化された展開と高速量産、クリック率重視の設計。従来のドラマとは別の進化をしています。

    ただ、見ていて気になることがあります。
    自動音声の日本語です。

    とくに何度も出てくるこの一言。

    「モトがれ!」

    これは「下がれ!」の音読みのこと。
    「下」を常に音読みの「モト」で読んでいる。

    その割り切りに驚く。日本語には複数の読みがあるのに、迷いなく一つに固定してしまう。精度よりも効率を優先。

    見慣れてくると「モトがれ=下がれ」と自然に理解できるようになる。

    ここでふと考えます。これって日本の問題?例えば日本語の複雑さとか、日本の存在感とか。
    それより、中国の人の考え方の問題なんだろうかと考えさせられた。

    もちろん、日本語は難しい。
    「下」ひとつでも、した・さがる・くだる・おりる…と多様な読みがある。

    それでも、「常にモト」と決め打ちする発想は、日本人ならまずしないでしょう。

    言葉の精度よりもスピードと量。
    その価値観の違いが、「モトがれ!」という一言に現れている気がします。

    とはいえ、AIは急速に進化しています。
    この違和感も、いずれは「そんな時代もあった」と思う日が来るのでしょう。

    「モトがれ!」
    そんな一言から、言葉と時代の変化を考えてしまいました。

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    60代。妻が遺した5匹の猫と、縁あって集めた古い貸家たち。共に年を重ねた「預かりもの」を静かに見守り、完結させることが今の私の仕事です。妻を亡くし、ここからが自分の後半の人生。日々のとりとめもない思索を、等身大の言葉で「なおはるノート」に書き留めていきます。

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