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スペインを参考にしている日本サッカーへの違和感。

    日本サッカーは、
    スペインのサッカーを
    参考にしていると言われている。

    FCバルセロナをはじめとする育成思想も、
    日本の指導現場に大きな影響を与えている。

    ところが、
    実際、日本のサッカーをみてると、
    一つの疑問が浮かんでくる。

    「これ、本当にスペインのサッカーなの?」

    もちろん、スペインのサッカーを
    そのままコピーしてほしいわけではない。

    ただ、日本でよくみる攻撃は、
    サイドバックやウイングが
    前進して、最後は7割方クロス。

    育成年代から高校、大学、プロ、
    そして日本代表まで、ほぼ同じ。
    この攻撃自体が悪いわけではない。

    ただ、一つ疑問がある。

    日本代表より身体の大きな相手に対しても、
    それは本当に有効なのだろうか?

    日本代表の負け方は、
    ここ30年変わってないように感じる。

    前から激しくプレスをかけるも、
    後半になると運動量が落ちて苦しくなる。

    サイドから攻撃を仕掛け続けるものの、
    最後のクロスを跳ね返される。

    このどちらかで負ける事が多い。

    スペインを参考にしてるわりには、
    何か違う。

    スペインのサッカーは、
    ボールを持っている選手が、
    ゲームを作るのではなく、

    「ボールを受ける側」が
    ゲームを動かしているようにみえる。


    それぞれ次の展開を考えて、
    ボールを受けられる場所に
    動いているようにみえる。


    受け手がパスコースをつくり、
    出し手に選択肢を与えてるようにみえる。

    複数の受け手側が「次にこうしたい」
    という意図を持って動く。だから、
    ボールの出し手が苦しそうにみえない。

    もしスペインを参考にするのであれば、
    こういう部分こそ真似する必要があると思う。


    これは、仕事にも似ている部分がある。


    企画書を作るとき、
    優れた企画書の7割くらいまでなら、
    比較的簡単にトレースできる。

    構成、言葉やデザインを参考にする。

    それだけでも、
    ある程度それらしいものはできる。

    難しいのは、残りの3割だ。

    なぜ、この順番なのか。
    なぜ、この情報を入れたのか。
    なぜ、ここでは説明せず、
    あえて次のページに持っていったのか。

    そこまで理解して再現しようとすると、
    急に難しくなる。

    でも、おそらく本質は、
    その「残り3割」にある。

    そこにこだわらず、
    見えている部分だけでは、
    結局は自己流の域を出ない。

    そこは、
    サッカーも仕事も
    同じなのではないかと思う。

    イチサッカーファンとして、
    日本のサッカーをみてる側としては、
    スペインを参考にするなら、
    スペインらしく見える「形」ではなく、

    その形を生み出している、
    見えにくい残り3割を真似して欲しい。

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    スペインぽっくないよね!?

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