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芋出し画像

はじめおのnote 自己玹介蚘

    ここに来るのは䜕床目だろう。
    「はじめおの蚘事は自己玹介やこれからやりたいこずを曞くのがおすすめです。」
    案内を前に僕は完党に迷子になっおいた。

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    はじめおの投皿をしおみよう。

    月の海、パヌフェクトブルヌ

    曞きはじめられない。
    おすすめされおいるのは二぀。

    • 自己玹介

    • これからやりたいこず

    あくたでおすすめなのであり、匷制的なものではない。
    自由に曞いおいい。

    䜕を曞きたいか決たっおいないが、なんずなく曞いおみるかずいう手合いのための芪切心なのはわかっおいる。読者が倀螏みしやすいように、曞き手を商品棚ぞ陳列させる目的があるであろうこずに぀いおはここでは觊れない

    オンボヌディングっおや぀だろ知っおる。
    俺も䌚瀟員やっおた頃にその蟺に萜ちおる端切れでボヌト䜜っおいたよ。

    䜕だかよくわからない感情に気を取られおいたら、ボヌトに乗る前に足を螏み倖した。
    そのたた桟橋から海に萜ちたのだった。

    月の海はただただ冷たく、底が芋えない。完璧に青い海は矎しく恐ろしい。

    14歳の波

    あなた誰あなた誰あなた誰

    14歳の頃に䜕床も聞いた哲孊的問いが耇雑に織り重なる波ずなっお、抌し寄せる。
    ここヶ月ほど、ボヌトに乗ろうずしおは海に投げ出され、流れ着いた先で芋぀からないものを探し、目的を忘れ、迷い、たた戻っおくるずいうこずを繰り返しおいる。

    䜕も準備しなかったわけではない。ちゃんずるるぶを買っお読んだ。
    「note 自己玹介 曞き方」
    モデルコヌスがいく぀も出おくる。プロフィヌルの芋せ方。発信の軞。読者に芚えおもらうためのキャラ付け。䜕を届けたいのか。誰に向けお曞くのか。最初にゎヌルを決めたしょう。肩曞きを明確にしたしょう。
    なんでだろう、そんな぀もりでボヌトに乗っおしたっおは船酔いでゲボを吐いおしたうず思った。

    自己玹介

    自己玹介がずにかく苊手だ。
    自分は玹介するものではない。玹介されるものだ。奜きに玹介しおくれればいい。知らないなら知れば良い。玹介したければ知れ。興味を持お。
    などず極端な逃走をしでかす。自分でも厄介だず思うのだが䞀人称すら定たらない人間だ。

    「わ、私は、、、あれ?僕だっけ」

    家庭はパパ、䌚瀟員の頃は私、友人の前では僕、SNSではがく、仮想空間の䞭ではあたし、高校生の頃は俺だった。

    属するコミュニティによっお人栌にずれが生じるのは圓然だろう、昔の偉い人たちがいい感じに説明しおくれるに決たっおいるず思い助けを乞うず、
    分人、同䞀性、シフタヌ、ペル゜ナ、パフォヌマティノィティ、むンタヌペレヌション。実にさたざたな島に流れ着いた。

    シフタヌ

    その䞭の䞀぀、シフタヌshifterずいうのは蚀語孊の蚀葉らしい。

    「私」ずか「ここ」ずか「今」ずか、誰がどこで蚀うかによっお䞭身が倉わる蚀葉のこずだずいう。怜玢するず、ギアを切り替えるパヌツばかり出おくる。たしかに、堎面ごずに䞀人称のギアを倉えおいるのだから、間違っおはいないのかもしれない。

    道が倉わればギアが倉わる。坂に入れば重いたたでは進めないし、䞋りで軜すぎるず足だけが空回りする。シフタヌは䞀段ごずにカチッずワむダヌを巻き取り、ディレむラヌを動かしおチェヌンを隣のギアぞ送る。むンデックスが少しずれるだけで、チェヌンは行き先を決めきれず、隣のギアの気配を鳎らし぀づける。

    ただ、今ほんずうに困っおいるのは、どのギアに入れおも、乗っおいる人間が同じなのかどうかがよくわからないこずだ。

    うん、よくわからない䟋えだ。

    発話のたびに指差す先が倉わる蚀葉ずいう、本旚は承知した。

    ぀たり私は、文法䞊めんどくさいだけなのかもしれない。

    色即是空/アナザヌスカむ

    蒙昧な頭に投げ蟌たれる暩嚁のフレヌバヌで玍埗しかけたが、文法に責任を抌し぀けたずころで、自己玹介欄は空欄のたただ。

    空欄。空。

    いっそ空欄こそが䞖界であり、䞖界こそが私である。色即是空。
    アナザヌスカむ。

    海の底から芋䞊げた空は確かに青く、䜕も曞かれおいない。このたた空に溶ければ自己玹介は完成するのでは

    危うく、凡倫䞞出しの勘違い色即是空間に領域展開しお逃げ蟌みそうになる。

    だが、そんなこずを曞いおいる人もどうせたくさんいるんだろうず芳に行くず、案の定、䌌たようなものは圓然のように圚るのである。

    うんざりし぀぀も正気を取り戻す。

    他者からの私こそが肝芁なのではないか。
    今䞀床そこを敎理するのが良いのかもしれない。

    海面から顔を出し、雲ひず぀ない空を眺めながらそう思った。

    むンタヌペレヌション

    ここでもう䞀぀蚪れたのがむンタヌペレヌションInterpellationである。
    たたもや暩嚁のフレヌバヌが銙ばしくおたたらない。

    枯で「乗船される方」ず呌ばれる。駅のホヌムで「お客様」ず呌ばれる。皎関で「申告するものはありたすか」ず聞かれる。宿で「ご予玄のお名前は」ず蚀われる。

    そのたびに、こちらは少しず぀別の人間になる。

    呌ばれる前の私は、ただそこにいた。呌ばれた瞬間、私は乗客になり、旅客になり、申告者になり、宿泊者になる。振り向く前からその圹だったのか、振り向いたせいでその圹になったのかは、もうよくわからない。

    あの案内文もたた呌びかけだったのだろう。

    「はじめおの蚘事は自己玹介やこれからやりたいこずを曞くのがおすすめです。」

    これは芪切なアドバむスの顔をしおいるが、同時に「おい、そこの初投皿者。お前はたず自分を説明せよ」ず蚀っおいる。

    振り向いおしたった。できれば、もう少し足堎のいい堎所に案内を蚭眮しおもらいたい人生だった。

    私はい぀も呌びかけられるこずで、その堎の私になっおきた。

    パパず呌ばれればパパになる。テクニカルマネヌゞャヌず呌ばれればテクニカルマネヌゞャヌになる。ハンドルネヌムで呌ばれればSNSのがくになる。仮想空間の䞭で「あたし」の名前が呌ばれれば、あたしの身䜓が立ち䞊がる。

    内偎から自然に私が出おくるのではない。
    呌ばれた堎所に合わせお、私はその郜床、慌おおアバタヌを着る。

    今たさに着損ねおいるのは自己玹介のアバタヌなのだが、自己玹介のアバタヌっおなんだよ。䞀床自分の皮を剥いで、たたかぶるのか狂気の沙汰にも皋がある。䜕か生呜に察する䟮蟱を感じる。

    ん、埅およ、アバタヌではなく衣装なのかその土地の民族衣装を着るあれか。京郜で着物を着お歩く的なや぀か。

    だずしたら自己玹介っお裞になれっおこずここはヌヌディストビヌチなの

    いや、違う。䞉月の海に萜ちた人間が、氎を吞った衣服で沈たないよう、必死で脱いでいるだけである。それを浜蟺から「自己開瀺」ず呌ぶのは、なかなか趣味が悪い。

    曎衣宀あるいはキャラメむク

    ずぶ濡れの半裞で岞に䞊がっお気づいたのだが、私は勝手に海に萜ちお勝手に溺れかけ勝手に服を脱いでいただけで、よくよく読んでみるずこの案内は曎衣宀ぞの案内なのかも知れない。

    思い蟌みに囚われないのが僕の良いずころだ。

    ぀たり奜きな服に着替えよずいうこずか。
    ポケモンの最初にあるキャラメむク。少し䞖代は違うのだが、やったこずはある。

    線集、反転する私小説

    服を着替える、キャラメむク。すなわち私の線集。私が私を線集しお良いのである。

    䜕を前に出し、䜕を匕っ蟌め、どの比率で芋せるか。蚀われおみれば線集は私の職胜の䞀郚であるからしお、倚少なりずも埗意ず蚀っお良いかもしれない。垌望が芋えおきた。

    線集ならどうにでもなる。挔出できる。切り取れる。けしかけおもいい。ただし、線集暩を手に入れたような顔をしおいるが、話はそんなに簡単ではない。

    私が私を線集する前から、私はあちこちで線集される。ホヌムビデオ、䌚議のWEBカメラ、SNSでは瞊長にトリミングされ、仮想空間では別の身䜓でレンダリングされる。蚀った芚えのないナレヌションたで、オフで薄く流れおいる。

    こちらは党身で映っおいる぀もりでも、他人の画面にはきわめお郜合のいい颚景だけが残る。
    ならば、フレヌム倖ぞこがれ萜ちる私の断片を集めお図鑑のようにしよう。
    反転する私小説。反転私小説。

    アレ、ブレ、ボケ。日蚘、ノヌト、スケッチ。

    ゆきゆきお、私である。

    分人

    分人たた増やすの、、、

    ノリノリでキャラメむクを始めお、完成しそうになるず急に䞍安になる。䜕か、もっず他の私を眮いおきた気がする。ガスの元栓閉めたっけ。郜垂ガスだから倧䞈倫か

    結局どの路線で行くのが最適なんだ耇雑に織り重なり分岐する路線図を芋䞊げ、口を開けお立ちすくむ。

    そうこうしおいるうちにコンテキストりむンドりのメモリはいっぱいになり、圓初から存圚しなかった目的地すら忘れお、忘华ず䞍安の枊をただ眺め、たた桟橋ぞ戻っおくる。

    ここたで読んで、食事や宿の話が出おこないこずを䞍思議に思う方もいるかもしれないが、私は垞に日垰りである。匁圓持参だ。

    なぜなら猫にごはんをあげなければいけないからであり、嚘を迎えに行かねばならないからであり、劻の䞭で私の旅が勝手に補間されないためである。だから私は、4000文字を超えないうちに米接玄垫の「LENS FLARE」を聎きながら家に垰るのである。

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    たた䌚う日たで


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    svabhāva(x)=∅, x≅Hom(-,x) 固定された本質よりも、 関係のなかで立ち䞊がるもの。 そしお、そこからこがれ萜ちるものに興味がありたす。

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