
サントリードリームマッチ2026と東野圭吾と板東英二と…
サントリードリームマッチ2026。
今年も当たったので見に行ったが、想像以上にライトのほぼ最前という場所は迫力があるところだった。
子供の時に、ヤクルトの飯田がフェンスの上段まで手が届きそうなところへジャンプしているのを見ると、結構高いのかと思っていた。
実際目の前にすると案外低く感じられた。
そして座席が狭い、ビールが置けない。
今年はそんなに飲めなかったが、場所が場所だったというのもあるかもしれない。
例年サントリードリームマッチはホームランが飛び出し、最前列ぐらいに入る。
もしかしたら入るかもしれないという怖さがあり、身構えていた部分もある。
まぁそんな時に限ってかすりもしないというね。
友人と見に行ったのだが、試合前に友人が東野圭吾が死んだことを伝えてきた。
唐突に亡くなった感じがして驚いてしまったが、年齢が70近くだったことにも驚いた。
白夜行の文庫本を読んでいたのが20年ぐらい前だし、まぁそうか。
確かに驚いた。
翌日板東英二が亡くなったという報道が流れた。
板東英二もサントリードリームマッチの常連だったという記憶がある。
モルツ球団とドラフト1位の選手だけを集めたチーム。
もしも1日早く報道されていたら、板東英二を追悼するシーンがあったかもしれない。
昨年長嶋茂雄がこの世を去った時、長嶋茂雄へ黙とうする時間があった。
晩年は狂気に満ちたおじいさんみたいな扱いをされていたが、甲子園でのスーパースターである。
もし元気だったら、昨今の甲子園を巡る論争、7回制の問題など、舌鋒鋭く意見を飛ばしていたはずだ。
そして熊本地震。
一生懸命復興に向けて頑張ってきた中で、なぜにまた。
サントリードリームマッチは収益金が被災者支援に利用されており、10年前の熊本地震や能登半島地震の被災者支援にも用いられている。
今年の映像では能登半島地震の被災者支援として、小学校に行っていた映像が流れていた。
来年開催されたら、おそらく熊本地震の被災者支援の映像が流されるのだろう。
チャリティーマッチでもいいから、こういった野球の試合が毎月どこかで開催されてほしいと切に願う。
GG佐藤にエラーをさせてあげようとレフトに打てと指示が入る試合なんてそうそうない。
下柳が投げればなぞにエラーをしてグラブを叩きつけ、会場は大盛り上がり。
中日にいた和田や小田、スキンヘッドの審判らが集まって神々しい光を放つ姿など、ここでしか見られない。
野球はエンタメとしては最強のコンテンツである。
ある程度ルールさえわかれば誰でも楽しめるし、ある程度の手加減もできる。
たけし軍団が草野球対決をしていたような軽さで見られる試合がもっとあってもいい。
楽しい試合を見る、バカスカ酒を飲む、楽しい気持ちで帰る、その結果、チャリティーに貢献できるのならば、みんなにとって喜ばしいことだ。
しかしながら、すべてが月曜と火曜に凝縮されていて、東野圭吾や板東英二のこれまでを語る場が少ないように感じられる。
ああ見えて板東英二は野球の解説になると真剣に取り組み、とても聞きごたえがあった。
リアルタイムでなんとか触れられたのは幸運だったと思う。
もっと語り継がれていい人なんだが。