
⑥会社を辞めて、人を助けたくなった 24歳。
会社に行くことが辛くなって、休みがちになった。
毎日、出社してから退勤まで8時間座っているだけ。
働く意味が、分からなくて辛かった。
ある日、職場で泣いてしまった。
(泣き止め。泣き止め。)
頑張ったけど、もう、止められなかった。
別室で休憩させてもらったけど、泣き止めなかった。
色んな人が「大丈夫?」って様子を見に来てくれたけど、1時間以上涙が止まらず、結局帰ることになった。
(私は、何のために働いているのだろうか)
どうせ働くのなら、楽しいと思える仕事がいい。
そのまま、会社を辞めることになった。
猛烈に、誰かを助けたいと思った
(キャリアコンサルタントになりたい)
(社会保険労務士になりたい)
会社を辞めた直後、そう思った。
働くことのしんどさを、身に余るほど体験した私は、その経験を糧に【人を助けたい】と、強く思うようになった。
【キャリアコンサルタント養成講座】に申し込んだ。
そして、職業訓練の【社会保険労務士講座】に日々通った。
学ぶことは、とても有意義だった。
(賢くなって、早く誰かを助けたい)
その一心だった。
助けてあげたいの本質は、助けてほしい。
(誰かを助けたい。)
当時の私は、取り憑かれたようにそう思っていた。
(助けたい。助けたい。)
誰を助けたかったんだろう。
助ける対象は、私自身だったのではないだろうか。
当時の私は、明らかに助けられる対象だった。
1歳の息子を育てるシングルマザーであり、無職。
何より、心を病んでいた。
(助けてほしい)
私は、自分を助けたくて、必死だった。