
#016冬のはじまりに|カリッと長芋の薬膳おつまみ
夏の匂い、雨の日の匂い、そして冬の匂い。
表現するのが難しいものの、
朝窓を開けた時の匂いが
冬を感じる匂いに変わってきたなあと思いませんか?
ちょうど今は七十二侯の「地始凍(ちはじめてこおる)」の時期。
“地面の底から冬の気配がすこしずつ顔を出すころ”といわれていて、
実際に空気の質がひとつ変わるタイミングです。
私自身もまだまだこの上着ははやい!
まだ誰も着ていないし・・なんて
周りに目を向けてしまうことがありますが、
自分自身の体感に意識を向けることが大切!
寒さを我慢せず、冬本番に向けて
一緒に身体を整えていきましょう♡
1 冬の始まり(地始凍)の身体のリズム
11月7日から「立冬」の時期に入ったとはいえ
まだまだ秋だよなあと感じていても
“地始凍”のころになると急に寒いっ!と感じることが増え、
わたしたちの身体は、
外の冷たさに反応しやすく、内側を守ろうとする時期になります。
✔ 急に手足が冷える
✔ 胃腸が重い日が出てくる
✔ むくみやすい
✔ なんとなくやる気がゆっくり
✔ ちょっと気持ちが内向き
これは冬に向けて、
身体が自然にゆる冬眠モード(陰のモード)へ移行している証拠です。
2 今日のおすすめ養生
冬の入り口を肌でも感じやすいこの時期の
養生テーマは
「温めて、巡らせて、やさしく満たす」
生姜やネギのように身体を
すぐに温めてくれる働きはないものの、
ゆる冬眠モードに足りない「氣」を補う働きは抜群✨
🍴 長芋と黒胡麻のカリッと揚げ焼き

【材料(2〜3人分)】
長芋 … 200g
黒ごま … 大さじ1
塩 … ひとつまみ
ごま油 … 大さじ1〜1.5
【作り方】
長芋はよく洗い、皮つきのまま1cm厚の輪切りに。
軽く水気を拭き、塩をふる。
フライパンにごま油を熱し、中火でカリッと揚げ焼き。
黒ごまをふって完成。
★長いもを厚めに切るとシャキシャキ感も楽しめ、
薄めに切るとまわりはカリッなかはほくほくした食感が
楽しめます。
【薬膳メモ】
長芋:気を補い、乾燥シーズンの肺と胃腸を守る
黒ごま:腎を補い、冬のアンチエイジングに
ごま油:血と氣の巡りをやさしく整える
3 おすすめのペアリング
🥂 ジンソーダ
長芋のほくほく感、黒ごまの香りにぴったりなのが
ジンソーダ+柚子のひとしぼり。
ジンにはジュニパーベリーという利尿作用のあるハーブが使われ
むくみのケアにぴったり。
お好みで柚子などの柑橘を絞ると香りが
ごまの香ばしさを引き立ててくれます。
4 まとめ
冬の入り口は、がんばりすぎないことがいちばんの養生!
おいしいものを
ゆっくり味わえる夜があればそれも立派な養生です。
黒胡麻の香ばしさ、長芋のカリッとした食感、
そして軽やかな一杯が
みなさんの今日をそっと整えてくれますように。