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【連茉小説】檻城の姫君第䞉章 第䞉章 「捕瞛」

    ▌前回▌


     瞄で瞛られおいる。
     フラむも翔も、二人ずも䞡手䞡足を瞛られお床に転がされおしたった。
     宇宙海賊たちは話を聞かなかった。通信さえしおこなかった。
     今たであんなに効果あった自殺攻撃なんかやっおる暇がなかった。いや、䞀応やったんだけど、乗り蟌たれお远い぀められおからやったはずなんだけど  フラむには本圓に死ぬ぀もりがない。たぶんそれがバレおしたったのだろう。
     ━━結局、芋おのずおりだ。あんな䜜戊効果ある奎らにはなんか絶倧だけど、そんなんどうでもいい奎らにはノヌダメヌゞ。党く利かないのだ。

    だから、だから俺は、宇宙海賊なんかの出る宙域に入るっおナりゟりに教えおもらっお、むダな予感がしたんだ。やめようっおいったんだ。事実状、ここは無法地垯だ危険だっおナりゟりが忠告しおくれたのに、フラむの奎、『あ、じゃ、もしかしお远っ手も近寄っおこれなくお、逆にいっかも』ずかいいやがっお。フラむっおほんず、䞖間知らずだよな〜。ナりゟりの䞻導暩はフラむにあるから、ナりゟりだっおきっずむダなの我慢したんだ。なのにさ  
     猿ぐ぀わを噛たされおいるので文句も蚀えない。絶叫魔の翔の本領を発揮できない。
     フラむはなぜか寝おいた。いい気なもんである。 
     ちなみにここはブリッゞである。
     ブリッゞの床は癜くお結麗だけど、もうくっ぀いおいるのはむダだ。
     郚屋には䞉匹芋匵りがいる。
     やっぱり、地球ず違い猫たちはでかい。みんな䞀メヌトル䞃十センチくらいありそう。  
     歊噚も取り䞊げられちゃったしナりゟりも今は圹に立たないし、なんかもう絶望感挂っおいる。
    「あっ、お頭かしら」
     あくびをしおいた目の青い猫が、急にたじめな声を出した。  ボスキャラのお出たしらしい。
     ━━癜猫だった。目は氎色。髑髏マヌクの入ったでっかい垜子を被っおいる。
     身長玄癟五十センチ。なんかちょっず露出床高げな服装。短めなマントも矜織っおいる。どうやら、メスらしい。
    「ギャヌギャヌうるさい小僧ず、自分を姫ずか蚀い匵っお自殺しようずするいかれた小嚘を瞄で瞛っおおきたしたれ。他に猫の乗組員はいないようです」
     今床は、頬に傷のある赀い猫が蚀った。
    「あ、ワリィワリィ。金庫がもうベラボヌにゎヌゞャスでさあこのあたいもさすがに我を忘れお飛び぀いちゃっお〜。しおも、なんかちょっず倉な船だね。おもろいけどさ」
     癜猫はヒゲを党開させお、めっちゃ嬉しそうに笑った
    「ったく、䞀䜓どこの坊ちゃん嬢ちゃんだい あっ、わかった あれかい 駆け萜ちかい いヌねロマンチックでさ お金持ちにもアレだろ、いろいろ悩みはあるんだろ 倧倉だねヌ。䞖の䞭シンデレラみたく簡単にめでたしめでたしっおわけにゃいかないこずもあるさね」
     癜猫はいい奎そうに笑った。
    「それにしおも、ヘ〜んなの。耳も尻尟もないなんお。どこの倉身補品䜿っおんの これじゃ、本物の地球人みたいじゃヌんっ‌  あっ、もちろん本物なんか芋たこずないけど」
     翔は倉身プレスレットなんか぀けおない。
     腕に぀けおるのは、アヌムりォヌマヌず、゜ヌラヌりォッチだ。
     蚀いたかったけど、猿ぐ぀わのせいでなんも蚀えない。
    「うっさいな〜黙れこのモグリ」
     暪から、いきなりフラむが蚀った。い぀のたにか猿ぐ぀わが倖れおいる。ずいうか、瞄も解ほどけおいる。
    「安眠劚害っお蚀葉知っおる おたけに、翔のこず倉なんおぬかしやがっお 倉なのは、そっちじゃん⁈」
     宇宙海賊キャットたちは動揺した。フラむは悠々ず立ち䞊がった。
    「どういうこずだ⁈」
     玫の猫が蚀った。
    「ほぉヌお」
     目を光らせるのは、癜猫。面癜そうに口角を䞊げお笑う。
     フラむは、巊耳の猫ピアスを倖した。するず、ピアスは瞬く間に銃に倉貌した。猫を思わせるデザむンの、ちょっずキュヌトな銃。
    「私、䞀応元姫なわけ。←もうやめた気でいるさらわれたりしたずきのために、瞄解ずきなんお寝おおもできるわけ。護身術だっお習っおたわけ」
     驚く翔。銃もそうだが、圌女のセリフ  
     ━━だったらなんで早く教えおくれないんだっ っおいうか、俺の瞄も解ほどけよっ
    「ぞぇ  倉わった銃だね  」
     癜猫は目を芋匵った。

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    「これ、昔から王家に䌝わる物で、子䟛のずき、お父様ずお母様にもらったんだ。━━あんたたちさ人様のこずずやかく蚀っおる暇があったら、自分たちのこず省かえりみおごらんなさいよ。私、宇宙海賊っお情報網すごいず思っおた。かっこいいず思っおた。なのに、ガッカリ。私の顔も知らないなんおね  フッ  笑っちゃう」
    「なんだずぉ⁈ 俺たちはかっこいいぞぉ 䞃぀の宇宙を翔ける宇宙海賊だぞぉ 情報網だっおピカむチなんだぞっ‌」
     玫の猫が喚く。なんか
    「た、宇宙海賊にもいろいろあるっおこずね。いいけどさ別に」
    「チクショヌ舐めやがっお」
     なんか䞀色即発。銃撃戊が始たりそう。ああ、頌むフラむ。盞手を挑発すんな。
    「埅ちな」
     冷静沈着な声。お頭の癜猫のセリフだ。
    「あんた、䞀䜓誰だっおんだい」
    「だから。元姫よ、元・ひ・め‌」
    「  」
    「フラむよ フ・ラ・むっ‌ 本圓に知らないのぉ⁈」
     フラむは歯ぎしりする。牙が折れそうなくらい。
     フラむっお実は知名床ずかないのかなず、朔は心配顔。
    「ざけんなっ 知っおるわい‌ あの愛らい茶虎の姫君だろっ‌  それがどうした⁈」
    「だから、私よ。わ・た・し ゜レ私」
     フラむはちょっず忘れおいた。
     フラむは今茶虎茶虎したでっかい猫じゃなくお、はやりの猫人間の姿をしおいるこずを。
    「ふざけんな  フラむ様は、そんな倉なブヌムに螊らされるような、バカな金持ちの嚘ずは違うわいっ‌」
     赀い猫が曎に䜓を赀くしお蚀った。
    「あヌ、蚀ったわねェ 実は私もなんか倉なブヌムだなずは思っおたけど、星のみんなの䞭にもそう思っおる猫が実は䞀杯いるらし〜けど、゜レっお蚀わない玄束よ 暗黙の了解よ それが倧人なのよ だっおブヌムの火付け圹っおうちの芪父なんだもん」
     結局、フラむも地球人翔のこずを倉だずいっおいるようなもんである。
    「でもそうかヌ、この姿だからわかんなかったのね。ちょっず安心。でもさヌあんたたちテレビ芳おないの ニュヌス芳ないの 私のこっちの顔もバシバシ出おんだけどな」
     ナりゟりにもテレビがある。宇宙でもテレビは映るらしい。もちろん地球の攟送ずは違う。フラむはおもしろがっお自分関係の攟送を最初こそ録画しおいたが、最近は飜きちゃっお録画しおいない。
     しかし、誘拐事件っお、犯人捕たるたで公衚しないんじゃなかっただろヌか。いや、もはやなにも蚀うたい。垞識なんお通甚しないのである。だっお、いきなり賞金皌ぎが攻めおきたりもするんだもん。
    「蚀っおいるこずがよくわからんな」
     癜猫は、野郎どもに蚊く。
    「䜕か知っおいる奎は」
    「  」
    「   」
    「       」
    「信じらんないっ‌  連日報道しおんのにっ だれも知らないの そんなのアリ」
     圌らは、フラむがさらわれたこずも知らないらしい。いや、本圓は無関係な人間巻き蟌んだ家出なのだが
    「最近、幻の秘宝ニャンピヌス探しに明け暮れおいたからな。悪いが、䞖間のこずには疎うずいんだ。テレビなんか芳おる暇はなかった」
     癜猫がクヌルに蚀った。登堎したずきずなんかキャラが違っおる。
    「そうだぜっ 宇宙の怪獣コスモドラゎンずフレアドラゎンに、うちの宇宙は広いな倧きいな・むカさん䞞・3号の必殺兵噚、ゞャムすんなよゞャムすんなよ砲゚ヌンド宇宙だっお真っ二぀⁈ ビヌムをぶっ攟したずきのあの勇姿 これはずおもニクヌルじゃ語れないぜ」
    「  結局ぶっ攟すだけぶっ攟しお、党然利かなくお。戊いにもならん前に、逃げおきたんだけど   。しかもブラックホヌルがアレで、ゞャンプアりトしたらアレだし  」
    「チクショヌ 情報屋のくそオダゞ  ガセネタなのか⁈  䜕がニャンピヌスだ⁈  そんなんどこにあるっおんだっ‌ なんでドラゎンが出おくんだよっ‌ ドラゎンっお䌝説䞊の架空の生物じゃなかったのかっっ⁈」
     わけわからない。青ず赀ず玫は各自奜き攟題なこずを蚀っおいる。しかも同時に。 
    「黙れ リア サむト フロント」
     癜猫が嚁厳のある声で䞀喝した。
       なんか、倉な名前である。どうやら、リアサむトずフロントサむトから取ったらしい。コヌドネヌムずか枟名あだなずかかもしれない。
    「  あ」
     サむト青猫が、思い出したように蚀った。
    「そういえば、お頭。倉な手配曞が  」
     懐から取り出したのは、カナルも持っおた䟋の手配曞
     それを受け取った癜猫芪分は、䞍気味なほど手ず声を震わせおこういった。
    「ほほぉヌお サぁむトぉ、これはぁいったぁぃどういうこずだぁい」
    「えヌず、あたりにふざけた手配曞なんで、誰かのむタズラかず。で、メモ甚玙代わりに。あっし、実は副業で攟送䜜家やろうかず思っおお、ちょこちょこアむディアをば。もうプロットは完璧ですわぁ。アハハ。だっお䞀億猫倧刀ですれ そんな倧金あるワケ━━」
    「ばか猫っ‌」
     芪分は子分を殎った。涙々のサむトくん。 
     癜猫は䜕床も手配曞を芋た。目の前の二人ず芋比べた。
    《名前翔 特城地球人。耳ず尻尟がない。凶象。噛み぀く。目぀き悪い。ゞャンキヌ。むッちゃっおる。近づくず危険 臭い。詐欺垫。掗脳狂。゚トセトラ゚トセトラ》
     癜猫はちょっずびびった。本圓なら、かなりコワむ。
    《フラむ姫誘拐の倧犯眪者。生死を問わず、捕らえた者には䞀億籍倧刀支絊超マゞで。宇宙の塵ちりにしおもOK。地球人はコワむ。このたただず地球䟵略しちゃおうかな〜 ずか王様蚀い出しちゃうかも 地球人愛護団䜓がテロ起こすかも そんなこずになる前に捕たえよう やっ぀けよう‌ みんなでがんばろう‌ 今日こそ我らが勝利‌》
     なんか本圓にむタズラみたいだ。これ曞いた奎はばかかもしれない。
     よく芋るず、フラむの絵も描いおあった。蚀うたでもないが、翔の凶悪な䌌顔絵ず違い、倩䜿のような枅らかな猫絵である。
     猫ず猫人間の䞡バヌゞョン。
    《おかわいそうなフラむ姫。呪いをかけられおお姿を倉えさせられおしたった。たじめなフラむ姫はい぀だっお誇りを持っお、我らが本来の猫の姿をしおいたのに。憎むべき倧犯眪者の手により、心の自由が奪われおいる暡様。呪い  魔薬 魔法 掗脳 埡自らのお呜たで絶たれようずなされる。おいたわしや  》
     ただただ統く長い文面。これではカナルみたいなのが信じちゃっおキレちゃうのも頷けるかもしれない。
     そんなこずが曞かれおいるずは知らない翔は、なんで写真にしないんだ⁈ 俺は絶察そんなアブねヌ顔しおねぇのに  ‌  なんだったら撮圱くらいさせおやるのにぃ‌ 
     ━━ずか考えおいた。いや、テレビで自分がずお぀もない扱いされおいるのは知っおいた。だからちょっず嫌な気はしたが、最近はあんたり芳おいないし、手配曞にたでそんなコト曞いおあるずは思わなかった。
    「はん 芁するに、あんたがフラむ姫。そっちのが、凶悪犯・翔‌ で、そっちのを殺すか捕らえるかしお、姫さんをお助けすれば、宝くじよりもすっご〜い‌ 賞金がいただけるっおわけだね こりやスゎむ。すごすぎる。やったね リア サむト フロント あたいら今日から倧金持ちだよっ‌  倧ハッピ&超ラッキだよっ‌」
     䜕を思ったか、癜猫は手配曞を子分たちに攟っお、フラむぞ向けお歩きだす。
     フラむは銃を握る手に力を蟌める。ちなみに癜猫は銃すら手にしおいない。いや、装備はしおいる。でも、手に取ろうずもしない。  
     リアずサむトずフロントは、䞀応ずっずフラむたちに銃を向けおいる。い぀でも発砲可胜だ。
     挑戊的に癜猫は笑った。
    「ハッ 䜕が、護身術だい 猫䞀匹殺したこずないお姫様のくせしお」
    「う、打぀よ 近づくず、打぀からね」
    「━━打おば」
     癜猫の脚がフラむの銃を蹎り䞊げた。それを片手にキャッチしお、浅く笑う。
    「かわいいね。圌氏の前で虚勢匵っちゃっおさ。でも、残念だったね。恚むなら、自分の血を根みな ━━それずねっ、狞寝入りしながら䜜戊考えるのはいいけど、ハッタリかたしすぎは、よくないよっ」
     読たれおいる。なぜか完党に癜猫はフラむの考えを読んでいる。
     癜猫は優雅に蚀った。
    「リア その子をもう䞀床瞛っおやんな おっず、瞄抜けは埗意だったけね どしよっかな ずりあえず、気絶させずく」
     癜い右手が、フラむの腹を打぀。
     フラむは昏倒した。


    ※ここで翔はどう動くず思いたすか

    ※よろしければ、スキやフォロヌで応揎しおいただけるず嬉しいです。

    ▌次回 第四話 「囚われの姫君」


    ▶ 目次①に戻っお他の話も読む
    https://note.com/usagisantoka/n/na28673f5c44c


     
     
     
    むラストず小説を創䜜しおいたす。 青春恋愛やファンタゞヌ、少し䞍思議な物語を䞭心に執筆・制䜜䞭。 🎚手描き原画・むラスト販売䞭BOOTH 📖党䜜品ガむドは固定蚘事ぞ 🔗VLINKから各サむトぞ

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