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日記#02|バルセロナの秋:カタルーニャの秋祭り「カスタニャーダ」、メキシコ文化に触れる週末

育児の合間にスペイン語を独学で進めている、うさぎん🐰です。

12月を目前に控え、バルセロナの街は少しずつクリスマス仕様になりつつあります。

約1か月前に終わったハロウィンについて、バルセロナで子どもとどのように過ごしたかを日記に書き残しておこうと思います。
※ハロウィン直後に書き始め、下書きのまま忘れていました。笑


私が住むバルセロナでは、11月1日に「ラ・カスタニャーダ(栗祭り)」という祝日があります。カタルーニャ地方の伝統的な秋祭りで、夏の終わりと冬の始まりを告げ、死者を偲ぶ日でもあります。

「ラ・カスタニャーダ」は、名前の通り「栗(カスタニャ)」が由来で、人々は焼き栗、さつまいも、アーモンド菓子「パネレッツ(マジパンボール)」、甘口ワインなどの伝統的なお菓子を食べて祝います。

「カスタニャーダ」の時期、街のあちこちに焼き栗の屋台が並びます。
11月1日は祝日で、教会で礼拝をしたり、墓地にお参りに行ったりするようです。
元々は、先祖の魂が帰ってくるのを迎えるため、10月31日の夜から焼き栗やさつまいもを食べながら祈りを捧げたのがはじまりと言われています
アーモンド菓子「マジパンボール(パネレッツ)」。
カフェ、パン屋さん、スーパーなど、街中のいたるところで見かけます


「ラ・カスタニャーダ」の前夜である10月31日、アメリカの影響でハロウィンも広まっています。
そこで、「カスタウィン」という「ラ・カスタニャーダ」と「ハロウィン」の合成語ができ、伝統的な秋祭りと(厳かな死者の追悼)と、現代的なハロウィンの要素が融合した形になっています。

とあるカフェでも「カスタウィン」限定のお菓子が販売されていました


幼稚園のカスタウィン

10月31日(金)、子どもの通う幼稚園ではハロウィンパーティーがあり、仮装して登園しました。
先生たちも全員仮装し、園内も華やかに飾りつけされていて、お祭り気分一色でした。

ただ、ちゃんとラ・カスタニャーダの要素もあり、その日は、栗に関する工作をしたようです。

ちなみに、幼稚園・小学校によっては、ラ・カスタニャーダの時期に、郊外への遠足に行き、栗拾い体験もあるようです。
10月後半のある日、ママ友宅に親子で遊びにいったのですが、その日が、栗拾い遠足の日で、私も栗を1つ頂きました!とても、美味しかったです!

近所のカスタィン

夜には、近所で「カスタウィン」のイベントがあったため、友達家族と一緒に参加しました。
会場である市民文化センターに行くと、仮装した子どもたちと親で大にぎわい。建物全体が「お化け屋敷」になっていて、長蛇の列ができていました。(あまりの行列に並ぶのは断念…笑)

商店街では「トリック・オア・トリート」も開催されていて、カボチャバケツを持った子どもたちで大混雑。
私たちも友人家族と一緒にいくつかのお店を回りましたが、「キャンディーはもうないよ!」という店が多く、3つ目のキャンディーをゲットしたところで、みんなお腹が空き始めたので夕食を食べに行きました。

カスタィンの雰囲気を味わうことができ、とても楽しい夜でした!

メキシコの「死者の日」パレード

その週末、11月1日(土)は祝日だったこともあり、市内で秋のイベントが行われていました。ママ友がCatalanNewsで見つけてくれた、メキシコの「死者の日(Día de los Muertos)」のパレードを見に行くことにしました。

カタルーニャのメキシコ人コミュニティは、11月2日に「カトリーナ・パレード」を開催し、また、最優秀衣装コンテストも実施します。
パレードルートは、ポリオラマ劇場前を出発し、ランブラ通りを行進。レアル広場などの主要地点で一時停止した後、アルツ・サンタ・モニカ前で終了。

CatalanNewsより筆者翻訳


映画『リメンバー・ミー』の世界観そのままの、色鮮やかで幻想的なお祭りです。
メキシコでは、11月1日は子どもの魂、2日は大人の魂が帰ってくると言われています。家族や友人が集い愛する故人の魂を現世にお迎えし、絆を深めた記憶を振り返るとのこと、日本のお盆に似ています。

行きの電車では、カトリーナの衣装を着た親子と一緒になりました
※カトリーナ:「死者の日」を象徴する骸骨の貴婦人
この親子が駅から外にでた瞬間、たくさんのカメラに囲まれていました。
カラフルな骸骨のメイクも素敵でした!
※正面からではなく後ろ姿の写真を選びました


メキシコの「死者の日」は、数千年前のメソアメリカ先住民文化が起源で、スペインによる植民地化後にカトリックの万聖節(諸聖人の祝日)と融合して現在の形になったと言われています。

メキシコ、カタルーニャと地域は違えど、どちらも11/1は「故人を偲ぶ日」であり、共通点を感じました。

また、在バルセロナ・メキシコ領事館でも期間限定でデコレーションが公開されており、そちらも見に行きました。
バルセロナにいながらメキシコ文化に触れる貴重な機会となりました。

在バルセロナ・メキシコ領事館お庭で一般公開されていた「魂を導くための祭壇(オフレンダ)」


祭壇には、故人の写真、キャンドル、死者のパン(パン・デ・ムエルト)などが飾ってありました


この週末は私自身も亡くなった家族に思いを馳せる時間になりました。日々、子育てや勉強を楽しめているのは、ご先祖さまのおかげだと改めて感じています。
今ある環境に感謝しながら過ごしていきたいと思います。


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