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Photo byalinco_life

拗れた私が、はじめて母に届けた本音

    今日は娘の話ではなく、実母との話を残したい。

    実母との関係は、きっと傍からみたら良好な方だと思う。これからも元気でいてほしいと願っているし、娘が生まれてから、リスペクトする気持ちも増えた。

    それでも、母と娘の関係ってやっぱり難しい。

    シンプルに「大切」「大好き」と伝えられたらいいのだけど、そうもいかないくらいに、私は拗れている。


    そんなことを考えたキッカケは、先日実家に帰省をしたときの何気ない会話だった。

    出来事の詳細は割愛するけれど、母が私に「え~、だってりりのこと信用してないもん」とさらっといった一言。

    そのときはバタバタしていたので、「え、ひど!」と笑ってごまかしたけれど、あとからその一言がショックすぎて、すごく落ち込んだ。

    そんなに重くとらえる必要はないかもしれないし、すぐに「傷ついた」と伝えればよかった。でも言えなかったのは、自分にも思い当たる節があったからだと思う。

    学生時代、(すごく簡単にいうと)時間やお金の面で、母にはかなり心配や迷惑をかけてきた。母からの信用を失って当然だったと思う。

    多分、母の中の私は、あの頃のままだ。


    とはいえ、すっごく自分を正当化すると、あのときの私をつくった要因は、母にもあったと思っている。

    自立して頑張りたい時期だったのに、何をいっても「本当に大丈夫なの」「やめた方がいいんじゃない」「そんなことしてるのあなただけだよ」と否定的なことを言われて。

    今思うと、ただただ母はアウトプットが下手なだけで、心配が故の発言だったと思う。でも当時の私は「自立を邪魔されている」としか思えなかった。

    だから「もう放っておいて」と距離をとった。

    一度大きく衝突してからは、何もいわれなくなった。私はそれを望んでいたはずなのに、どこか寂しくなったのも覚えている。


    母のことはもう十分すぎるくらい傷つけてしまった自負があるので、これ以上悲しませたくはない。

    だけど、今回信用されてないと言われて「ショックだった」という事実と、私は変わるために「努力してきた」ということ。そして、あの頃の私ではなくて「今の私」のことを、ちゃんと知ってほしいと思った。

    その気持ちを伝えないと、多分いつまでたっても、母との関係性は変わらない。一見仲良し親子でも、実はお互いに気を遣い合っていて、深いところで交わることのない関係性のまま。

    それは、やっぱり悲しいなと思った。

    直接伝えることも考えたけれど、絶対に私は泣くし、母もすぐに泣く。それだとお互い話にならないと思ったから、手紙を書くことにした。

    これまでにも、お誕生日のときなど、毎年何かしら手紙は書いてきたけれど、こんな風に自分の内側をさらけ出すような手紙は、はじめてだったと思う。

    どう思われるか不安もあったけど、それよりも本音を知ってほしい一心だった。


    そして数日後、「手紙が届きました」とLINEがきた。

    「びっくりしたけどありがとう。返事はこちらからもするから少し待っててね」とのこと。

    その一文をみて、ひとまずほっとした。

    ボールはもう向こうに渡ったので、これ以上考えるのはやめようと思った。


    それにしても、結婚して、子どもができたら、自然と親との関係も丸くなるものだとどこか思っていた。だけど、そんなに単純じゃないなと改めて感じた。

    今回、母に伝える決断ができたのは、母のこれまでの言動の根底には「愛」があると昔から分かっていたから。

    もしそれが「愛」ではなく例えば「悪」だったら、今の私はわざわざ落ち込んだり、悩んだりしていない。


    母からの返事はまだだ。

    ちゃんと誤解なく受け取ってもらえたかな?またすれ違わないかな?というこわさもあるけれど、自分が伝えた言葉たちに嘘はないので、信じて待とうと思う。

     
     

    りり

     
     
    自分にとってのほっとできる場所🐕🐾 1歳娘がいます。32歳。フルリモ会社員。

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