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【やっと】映画 PERFECT DAYSを観た


    ◎きっかけ

     2025年末、NHK『映像の世紀バタフライエフェクト』で東京が舞台となった映画をまとめた回が放送された。この番組の中でも5本指に入るくらいにお気に入りの回だ。
     映画にめっぽう疎い私だが、映画の面白さと東京の奥深さの真髄を見せつけられた気がした。


    ◎小津安二郎から現代へ

     東京映画を語る上で欠かせないのが小津安二郎監督の存在。『東京物語』を筆頭に東京を舞台にした映画を多く製作しているようだ。
     私は数ヶ月前に尾道へ遊びに行った。小津安二郎の故郷であり、『東京物語』でも登場するため、”映画の聖地”と呼ばれているのだと現地についてから知った。(映像の世紀でも言ってたはずなのに覚えてないなんて…)


     それはさておき、『映像の世紀』の後半では、この小津安二郎作品に影響を受けた映画監督とその作品が紹介された。
     それが『PERFECT DAYS』である。監督はヴィム・ヴェンダース。すごい人らしい。小津安二郎作品に大きく影響を受けた一人だという。


    ◎いいタイミング

     ちょうどNHKBSの平日の映画特集で『PERFECT DAYS』が放送された。ここで観ないでいつ観るんだと思って、録画予約してそのまま忘れてしまった。数日後、カフェの店員さんに「そのTシャツ、『PERFECT DAYS』ですか?」と聞かれてびっくりした。私が着ていたのはユニクロのPEACE FOR ALLシリーズの役所広司さんデザインTだった。映画のワンシーンがプリントされている。不意打ちに驚きながらも、映画面白いですか?と聞いたら「面白いですよ」と言ってくれた。なんというタイミングだろう。じゃあ観なきゃなとようやく思い至ったのだ。長かった。


     店員さんの言う通り、めちゃくちゃ面白かった。平山の目を通して日常の美しさを見ているようで、映像美に圧倒された。役所広司さんも喋らないのに存在感抜群で見劣りしない。時間を経て徐々に失われた東京の姿は、よく見ると失われたのではなく、変化していただけだった。コロナ禍を通じて変化に応じて生きる東京の人々の姿がとても凛々しく映ったのだろう。なんとなく『ブエノスアイレス』を観た時と似たような感情になった。言葉数が少なく、空気感と魅せ方で殴ってくる感じ。嫌いじゃないですそういうの。


     ところで、ユニクロのTシャツにプリントされてたシーンは後半の方の10秒くらいしかないシーンだった。あのワンカットでよく気付いたな店員さん。




     
     
    自分のことや日常のことや考えることを書きます。 好きなもの→お笑い/テレビ/ハリポタ/エンタメ/旅行/小言

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