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高2で不登校、鹿児島の短大生が福岡で就職を目指す

    むかしむかし、ある川沿いの村に、一心(いっしん)という名の若い男性が住んでいました。一心は隣村の美しい女性、花音(かのん)と恋仲になり、毎日幸せに過ごしていました。
    二人は川べりを散歩したり、一緒に野の花を摘んだり、夕日を眺めながら将来の夢を語り合ったりしました。
    「花音と一緒にいると、時間が止まったように感じる」
    「この幸せがずっと続けばいいのに」
    一心はいつも花音のことを思っていました。仕事中も、一人でいる時も、心の中にはいつも花音の笑顔がありました。
    ある日、花音の父親が病気になり、花音は遠くの親戚の家に手伝いに行かなければならなくなりました。
    「しばらく会えなくなってしまいます」
    花音も寂しそうでしたが、家族のためには仕方がありませんでした。
    一心は毎日、川べりの二人がよく座った石の上で花音を想いました。桜の季節も、夏祭りも、一人で過ごすことになりました。
    「やっぱり花音がいないと、何をしても楽しくない」
    「早く帰ってきてほしい」
    村の人々は一心を見て言いました。
    「一心は本当に花音を大切に思っているのだな」
    季節が巡り、ようやく花音が村に戻ってきました。一心は走って迎えに行きました。
    「花音!待っていたよ」
    「一心さん...私も毎日あなたのことを思っていました」
    二人は再び一緒に時を過ごすようになりました。離れていた時間があったからこそ、一緒にいられることの尊さをより深く感じるようになりました。
    やがて二人は結ばれ、小さな家を建てて暮らしました。朝起きて隣に花音がいること、夕餉を一緒に食べること、そんな当たり前のことが一心には何よりも大切でした。
    一心は後にこう語りました。
    「人は一人でも生きていけるかもしれません。でも、愛する人と一緒にいられることは、人生を何倍も豊かにしてくれます。この気持ちを大切にし続けることが、真の幸せなのです」
    そして「共にいる時間こそ人生の宝」ということわざが、この村から全国に広まっていったとさ。
    めでたし、めでたし。
    そして次にインタビューされるのはきっとこれを読んでいるあなただし、そしてインタビュアーになる日もそう遠くはないでしょう。
    と思う2025年5月30日23時05分に書く無名人インタビュー1075回目のまえがきでした!!!!!
    【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】

    今回ご参加いただいたのは たちかわ さんです!

    年齢:20代前半
    性別:男
    職業:学生


    現在:周りに流されやすいからこそ自分がどっちつかずというか。確固たる自分っていう、自分の芯が今見つかってなくて。

    ゆいぴ:
    たちかわさんは今、何をしている方でしょうか?

    たちかわ:
    今は学生です。就活中です。

    ゆいぴ:
    学生ということは大学生ですかね?

    たちかわ:
    そうですね。

    ゆいぴ:
    大学何年生ですか?

    たちかわ:
    夜間なんですけど。短期大学の夜間3年制で、今はその3年ですね。

    ゆいぴ:
    主に大学でどのような勉強をされてるんですか?

    たちかわ:
    経済です。経済について学んでます。

    ゆいぴ:
    なんで経済を学ぼうと思ったんですか?

    たちかわ:
    自分のいとこがその大学に通っていまして。経済を学びたいっていう気持ちはなかったんですけど、夜間で3年間っていう時間がすごく自分にぴったりあって。国立大学に行く頭も持ってないし、私立大学に行くお金もなかったので。かといってすぐ高校卒業して就職っていうのが自分でちょっと怖くて。もうちょっとゆっくりしたいなってことでそこを選びました。

    ゆいぴ:
    夜間ということは夜に学校へ通われている?

    たちかわ:
    そうですね、18時から21時の1日2コマですね。

    ゆいぴ:
    お昼は何をされてるんですか?

    たちかわ:
    アルバイトをしてます。

    ゆいぴ:
    どのようなアルバイト?

    たちかわ:
    コンビニエンスストアとピザ屋さんでデリバリーをしてます。

    ゆいぴ:
    他にお昼にされてることは何かありますか?

    たちかわ:
    特にないですね。バイトか家にいて1人でいるかぐらいですね。

    ゆいぴ:
    今の生活に対してたちかわさん自身はどのように思ってますか?

    たちかわ:
    やっぱりその生活してると夜型になってしまって。毎日寝るのが本当に朝の4時とかで、12時に起きてそっからバイトに行ったり、バイトが早い日は午前中起きたりするんですけども、そのぐらいで。ずっとだらけてる感じは自分でやっぱありますね。

    ゆいぴ:
    就活はどうですか?今のところは。

    たちかわ:
    あんまりうまくいってなくて。自分は鹿児島に今住んでるんですけど、福岡で就職しようと思ってて。鹿児島にいながら福岡の企業に応募するってなると、やっぱり福岡の肌感もわからないし、企業説明会って言われたり、面接しに行くたびにバスに乗って福岡に行かないといけない。っていうのがあって、少し、あまり順調にはいってないところですね。

    ゆいぴ:
    1日の時間の使い方というか、トータルで見たときに何をしている時間が長いんですか?

    たちかわ:
    生配信を見るのがすごい好きで、ゲーム実況だったり雑談だったり。好きになったきっかけが、高校生のときに不登校だったんです。高校2年生のときに。昼は何も、もう自分の部屋も台風が来たとき用に下ろすシャッターもずっと日中締めて光を一切入れないようにしてて、鬱っぽくて何もできてなかったんですけど。昼12時とかの時間帯にすごい有名な配信者が配信したりすると何人も見てて。1万人、2万人とか。それを見ると僕だけじゃないんだっていう気持ちがあったりして。配信者自体もそうなんですけど、僕と同じような境遇だったり同じような生活をしてる人たちがいるっていうことに対してすごい安心みたいな気持ちを覚えて。気持ちも楽になって、高校にも通えるようになって無事卒業することもできて。

    ゆいぴ:
    生活をしている上でどのような感情を抱くことが一番多いですかね?

    たちかわ:
    そうですね、やっぱり基本ネガティブなんで。すぐいなくなりたい、消えたいとか、それに近いようなことを思ったりして。それは高校生で不登校になった頃からじゃなくて、中学生からでもあってずっと。友達に死にたくなるときがないか聞くと、そんなこと一切思わないみたいに言われてびっくりした経験があって。これって普通の感情じゃないんだっていうのがあったんですけど。でも今はもう、嫌なことがあったりすると、逃げる道はただ自分がいなくなる、消えるっていうことにしかなんないみたいな。そういう考えになります。

    ゆいぴ:
    さっき生配信が好きとは言ってましたが、例えば趣味とかハマっていることとかはありますか?

    たちかわ:
    趣味は…ないですね。お金を使うってことがあまり自分になくて。興味がなくて。服とかゲームだったり漫画だったり、あるならいいやぐらいです。身近にあるならいいやぐらい。お金も使わないんで、趣味って言えるものがなくて。だからずっと生配信を見たりしてるんですけど。たまに社会人バスケットボールに先輩に呼ばれたりして行ってはいますね。

    ゆいぴ:
    バスケは元々していたんですか?

    たちかわ:
    そうですね、中高やってました。

    ゆいぴ:
    そのバスケも含めてですけど、楽しいなって思う瞬間ってどんなときですか?

    たちかわ:
    楽しいなって思う瞬間ですね。自分の地元の友達で1人、ずっと仲良くしてる友達がいるんですけど。そいつと夜公園で会ったりするのが週に1回ぐらいあるんですけど。一緒に会って話してタバコを吸ってっていうのが一番楽しいですかね。

    ゆいぴ:
    どんなお話をするんですか?

    たちかわ:
    そうですね。中学生のときの話をしたり、その友達がラッパーをやっててラップのことを話したりして。しかもその友達と僕は全然逆のタイプで、交友関係が全然違うんですよ。僕は本当に友達と呼べるのが4人ぐらいで、あっちは地元の友達は僕しかいないんですけど、高校での友達がすごいたくさんいて大人数で遊んでるんですけど。そこであった出来事だったりを話してもらう。そういう話を聞いて、ああだこうだ言ったりしたり。お互い彼女がいて彼女のことだったり、いろいろ話します。

    ゆいぴ:
    お友達と夜に公園で会って話しているその時間は、たちかわさんにとってどういう時間ですか?

    たちかわ:
    本当にもう真っ暗な外灯もない公園で。住宅街の中なので車の音も通ってないんで。ラジオブースに行ったことあるんすけど、そんな感じの2人だけの空間みたいな感じです。

    ゆいぴ:
    逆に楽しくないことって何ですか?

    たちかわ:
    就職、就活ですね。福岡に行くっていう理由も彼女が行きたいって言ってて、福岡に。僕は本当にしたいことがなくて、彼女が本当に好きなので、その彼女が行きたいって言うなら僕はついていくよっていう感じで福岡ってしてるんですけど。福岡に対する思いもあんまりないし、就職に対することももう、本当に一生布団の中で生きていけたらそうしたいし。今就職のエントリーシートだったり履歴書だったり書くのがもうすごいつらくて。それはちょっと、やっぱり今の生活で嫌なことですね。

    ゆいぴ:
    なるほど。自分の性格についてどう思いますか?

    たちかわ:
    自分の性格っていうか、自分というものが本当はわかってなくて。変わってるねって言われるんですけど、僕は休日も1人でいたいタイプでずっと部屋にいたいタイプなんですけど、中学校とか高校では応援団長したり生徒会役員に入ったりして、結構人前に出るタイプのことも全然してたりしてて。でも、例えばみんなの前に出て引っ張るのが好きか、目立ちたいかって言われると全然そんなことなくて。彼女からは周りに流されやすいタイプだと言われる。周りに流されやすいからこそ自分がどっちつかずというか。確固たる自分っていう、自分の芯が今見つかってなくて。どういう性格だよねってのは周りから言われてそうなんだみたいな。自分ってこうなんだ、みたいな。

    あと一つは、気にしい。すごい気にしいだよねって言われます。この言葉って正解だったかなとか、こう言えばよかったのかなとか、こうすればよかったのかなって後から考えちゃうタイプだったりします。

    ゆいぴ:
    そういう性格に対して、自分の考えってありますか?

    たちかわ:
    自分がこっちに流されることによって嬉しい思いだったり、良かったって言ってくれる人がいればそれでいいと思いますし。こっち来てみたいに言われたら僕は全然着いて行きたいって思うタイプなので。周りに流されやすいってことは、別に自分にとって変えたいなというところはあんまり少ないです。

    ゆいぴ:
    普段の生活の中で、感情や心が揺さぶられる瞬間とか、動く瞬間とかありますか?

    たちかわ:
    映画をよく見るんですけど、すごい影響を受けやすいタイプで。例えば主人公が頭脳系だったりすると、それを観た後は自分も気づかずに勝手に論理立てて物事を深く深く考えてしまってたり。すごい良い映画だなって思った映画を見ると、その日はすごい良い気分で過ごせますね。

    ゆいぴ:
    ここ最近で観た映画で特に印象深い映画ってありますか?

    たちかわ:
    「アット・ザ・ベンチ」っていう映画を映画館で観たんですけど。邦画で会話劇。ナイト・オン・ザ・プラネットみたいな感じ。2人でベンチだけ映して、そこのベンチに座ってる人の会話を僕らが聞くみたいな感じなんですけど。すごいその映画が、日常の自分たちにもありそうな風景で。僕たちがいつも友達と座ってる公園のベンチがそれだったり、彼女と一緒によく行く喫茶店の席がそれだったりして。つまらない人生だなとは自分で思ってたけど、こうやってそこらへんを切り取ってみたりすると、案外良いものなのかなとは思ったりしますね。

    ゆいぴ:
    そういう映画の業界に携わりたい、みたいなことは考えたりしますか?

    たちかわ:
    もし自分ができるなら創作したいと思うんですけど、創作に対する才能が一切なくて。ただ影響を受けて真似事をしてって自分がするだけで、新しいことを作り出すってなったりするとビジョンが見えないんで。やっぱ興味あるけど、自分にはできないって感じですね。

    ゆいぴ:
    もし監督として映画を1本作れるとしたら、どんな映画を撮りたいですか?

    たちかわ:
    会話劇ですね。

    ゆいぴ:
    へえ。何故ですか?

    たちかわ:
    話が好きで。ファミレスとか行くと聞き耳立てて人の話聞いたりしたりして。その会話の面白味とかじゃなくて、その人の年齢、生きてきて何を考えてどんな環境でどうやって育ってきたのかってのはすごい興味があって。自分が丘に住んでるんですけど、その丘から見下ろすとたくさん家があって。その家に1人1人いて、その人たちの人生があって、って思うとすごいわくわくするんで。会話劇をそうやって作ることによって何か、新しい人間を作って、この人はこういう考えで喋るみたいなキャラクターづけをしたいです。

    過去:勉強も嫌だし、なんかずっと周りの目を気にして生活してるっていうこの状況もすごい嫌になって。もう学校に本当行かなくなって。

    ゆいぴ:
    幼いころは、どんな子供だったか覚えてますか?

    たちかわ:
    子供の頃はおとなしかったってよく言われます、親からは。僕たちの世代は、家に帰る6時、土曜日とかにはイナズマイレブンだったりNARUTOだったりやってたんですけど。僕はそれを一切見ずにレゴブロックだったり、1人で遊ぶようなことをしてたり。でも小学校に上がると、いとこが近くに住んでたので。それが二つ上なんですけど。そのいとこの友達、二つ上の先輩たちと一緒にサッカーしたりしてて、同年代の友達は少なかったって感じですね。

    ゆいぴ:
    小さいときはどんな遊びが特に好きでしたか?

    たちかわ:
    でも結局サッカーとか鬼ごっことか。体を動かすことが好きでした。

    ゆいぴ:
    サッカーとか鬼ごっこって大人数でやるじゃないですか。一人遊びよりもそっちのほうが好きだった?

    たちかわ:
    ちっちゃい頃はそうでした。

    ゆいぴ:
    ちょっと期間を限定して、小学生時代はどんな生活をしてましたかね?

    たちかわ:
    小学校時代は、ちっちゃい頃から足が速くて、ずっと走り回って鬼ごっこしたりしてて。小学4年生ぐらいから友達に柔道に誘われて、小学6年生まで。小学5年生ぐらいに成長期が急に来てオスグッドになったりして、すごい身長が伸びて。その小学校の中で一番運動できるみたいな感じで。ずっと外で遊んでましたね。

    ゆいぴ:
    小学生時代の印象的な出来事とか思い出深いこととか、そういうエピソードは何かありますか?

    たちかわ:
    そのときに僕が住んでた地区に、別のところに住んでた、同じ小学校なんですけど別の地区に住んでた子が引っ越してきて。その子とは初めは全然遊んでなかったんですけど、それがきっかけで遊ぶようになって、今も交友関係は続いてます。それが一番大きいかなってことですかね。

    ゆいぴ:
    中学生時代はどういう生活をしていましたか?

    たちかわ:
    中学校のときはたぶん、自分で言うのもあれですけど輝いてました。中学1年生のときは体力測定、唯一のA判定で僕だけ。そっから3年間ずっとA判定で運動もできて、指揮者だったり応援団に入ったりしてて。一人でいるってことが全然なくて、そのときまでは。ずっとバスケットボールをやってて、初めて、今まで習いごと、柔道はしてましたけどそんな根詰めてやってなかったので。人生で初めて努力みたいなことを覚えて。そうですね、でも部活も楽しかったですね。

    ゆいぴ:
    中学校のときは何が一番ウェイトを占めてましたか?

    たちかわ:
    でもやっぱバスケットボールですね。

    ゆいぴ:
    今も社会人バスケをやってるとおっしゃってましたけど、中学校のときにやっていたときはバスケに対して自分はどう思ってましたか?バスケのことをどう思ってました?

    たちかわ:
    バスケってものに興味なくて、最初。それこそいとこが入ってて。僕が中1のとき中3だったんですけど、いとこがいるから入ろうかなぐらいで入って。やっぱり最初はボールもつけなかったんですけど、何とか自分の脚力だったり、足でカバーしてついてって。最後までボールテクニックは上がらなかったんですけど。でも必死に走ってしがみついてるのは楽しかったです。

    ゆいぴ:
    ここまでスポーツ系の話が多かったんですけど、勉強面はどうでした?

    たちかわ:
    勉強面は本当に駄目で。家で勉強するっていう習慣が一切なくて。自分の姉がすごい優秀で、国立の医大に入ったりするんですけど。姉はずっとちっちゃい頃は公文に通って勉強してて、それ見て自分もしようとはなんなくて。1回公文に入れられたんですけど、それもすぐ泣いて辞めて。50点以下とかは取ったことはないんですけど、勉強もしないでテストに挑んだりして、順位も下から数えた方が早い方でしたね。でも高校受験のときに、塾に通い出して。塾でしか勉強はしなかったんですけど1回も休むことなく行って、自分の希望の鹿児島で偏差値が高い方の高校に入りました。

    ゆいぴ:
    じゃあその高校に入った後の話も聞いていいですか?どういう生活をしていたか。

    たちかわ:
    高校のときは僕たちはコロナの期間でして、ちょうど。そこで自分の中で何か変わったのかなって思ってて。ずっと外に出てたのが、動かなくなって体もちょっと大きく太って。高校が始まったってなると、みんなずっとマスクであまり喋らず、昼食時間もくっつけず1人で食べてて。でも高校1年生のときの担任が本当に怖い人でずっと怒ってて。だからこそクラスの中での団結が生まれたりして、仲良くはなりましたけど。

    高校2年生のときにさすがに勉強しないと追いつけないなっていうところになって、授業に。勉強も嫌だし、なんかずっと周りの目を気にして生活してるっていうこの状況もすごい嫌になって。もう学校に本当行かなくなって。お父さんからは行けって何度も言われてたたき出されて、学校に向かってるんですけど途中でお腹痛くなって、ずっと行ったふりして公園にいて。学校が終わる時間までずっと1人でいたりして。それでもう行けないってなって、半年ぐらい学校に行かなくて。元々いた学校を転校することにして。

    自分の鹿児島には、そういう境遇の子たちだったり、そういう境遇のことを全然受け入れる公立の高校があるんですけど。制服がなくて私服で登校して、時間割も自分で組めて、みたいな。そういう学校に転校して。本当にその学校がすごい良くて、自分としては。先生たちもすごい優しいし、一緒の時期に転校してきた、僕と同じ時期に転校してきた人たちも僕と同じような原因だったり理由があって来てて。そういう仲間を見つけて、高校2年生の後半からはずっとその高校で自分の生きたいようにのびのび高校生活をしてました。

    ゆいぴ:
    今でも覚えてることって何かありますか?

    たちかわ:
    そうですね。その転校した先の高校で、テラス席でずっとご飯を食べてたんですけど。同じ時期に転校してきた人、4人で集まってずっといて。ご飯食べてる時間がすごい思い出に残ってます。

    ゆいぴ:
    その日常が思い出深い?

    たちかわ:
    そうですね。

    ゆいぴ:
    その時間の何が良かったんですか?

    たちかわ:
    高校2年生まで通った高校では、ずっと自分の中で気を引き締めてたんですよ。なんか頭のいい学校でちゃんと勉強ついていくぞ、だったりついていかないと、だったり。あんまり周りの子とはノリが合わなかったりして、無理やり自分の中で合わせたり、その子たちの目を気にしたりしてて。でもそれがつらくて。別の高校に行くとありのままの自分を出せるというか、自分を出して過ごせるっていうことがすごい良くて。クラスとかほとんどなくて、授業も自分たちで組めるんで、集まるってのが昼休みの時間ぐらいしかなくて。そうやって集まって、自分の考えで自分の思ったことを言えるっていうところがすごい良かった。

    ゆいぴ:
    たちかわさんにとってありのままの自分ってどんな自分ですか?

    たちかわ:
    自分にとってのありのままってのは、何も考えないで喋るってことですね。これしたらどうだろう、駄目かなとか考えたりして、その行動を取らないってなるとそれはもう自分じゃないみたいな。一番最初に思いついてたことが自分だっていうのがあって。自分が一番に思いついたことを喋ったり、自分が一番に思いついたことをやったりするのがありのままの自分で、それができてたと思います。

    未来:「深く考えないぞ」っていうマインドですね。何事にも意味を求めるんじゃなくて、こうなったんならしょうがないっていうか、楽観的な考えで過ごしていければ嫌なこともつらい事も多少なりは楽しく考えられるんじゃないかなって思います。

    ゆいぴ:
    この先のこと、5年先10年先とかもっともっと先のことを考えて、最後に自分が死んでしまうっていうところまで考えたときに、未来に対して持ってるイメージとか考えていることとか何かありますか?

    たちかわ:
    本当に自分の今付き合ってる彼女と一緒にいれたらいいなと思います。今付き合って2年を超えたぐらいなんですけど、彼女の親とはもう何度も会ってて、一緒にご飯も行ったりして、結婚を前提に付き合ってて今も。僕が大学、短大を卒業して、彼女は4年制の大学なので僕が1年先に福岡に行くんですよ。福岡に来たタイミングで結婚しようと思って。今の自分が彼女ありきなので、自分の就活だったり。今の彼女がいないと未来が何も見えなくなったりはたぶんすると思います。

    死ぬ前には、でもやっぱり後悔はないように生きたいですね。どこに行っとけばよかったってのは、あそこに行っておきたかったとか思わないような、自分がしたいことをしていく人生にしたいとは思います。

    ゆいぴ:
    今の時点でこれやっとけば、ここ行っとけば後悔ないってこと何かありますか?

    たちかわ:
    アメリカですね。ニューヨークだったりロサンゼルスだったり有名なところじゃなくて、よく映画とかで見る小さな町だったり、荒野を走ってモーテルに泊まって、みたいなことをしたいですね。

    ゆいぴ:
    へえ。それはなんでそういうことをしたいんですか?

    たちかわ:
    僕は旅行先で観光地に行くんじゃなくて、有名なご飯屋さんとか、日本でもそうですけどそこに行くんじゃなくて、そこに住んでる人が行く定食屋さんだったり、そこに住んでる人が見る風景だったり、公園だったりを自分の中で大事にしてて。そこに行って初めて自分が訪れた土地を知れるみたいなことを思ってるので。アメリカの都会じゃなくて、アメリカの広大な土地に住んでる小さな町だったりを見たいです。

    ゆいぴ:
    国がアメリカなのは何故ですか?

    たちかわ:
    そうですね、アメリカの映画がすごい好きで。言葉も聞き馴染みがあってすごい観やすいし、ヨーロッパとかの綺麗な映画じゃなくて、アメリカとかの荒い感じがすごいかっこいいなって思ったりして。アメリカ映画を見ててやっぱり自分の見てる景色に行ってみたいなと思います。

    ゆいぴ:
    そしたら、この先にやってみたいこととかチャレンジしてみたいことは何かありますか?

    たちかわ:
    この先にチャレンジしたいこと…でも起業はしてみたいと思います。自分が経済学んでて、起業っていう自分の想像のつかないものが身近に感じて興味が湧いたってのもありますし。起業して人を雇って、新たなお金の循環を生むみたいなことをしてみたいなと思います。

    ゆいぴ:
    それは何かやりたいことがあって起業をするんですか、それとも起業が目的ですか?

    たちかわ:
    起業が目的です。何かこれを広めたいとかこのサービスをしたいとかじゃなくて。何かしら、それは生きていく上でこれがいいんじゃないかなって見つければいいなと思うんですけど、とにかく経営をゲーム感覚として捉えてて、経営するってのはどういうものなんだろうというのに興味があります。

    ゆいぴ:
    それは大学でそういう勉強をしてから思い始めたことですか?昔から興味があったんですか?

    たちかわ:
    大学で勉強してからですね。起業に関係するかわからないですけど、学校で経済を学んでいくうちにお金の回りを知って。本当に自分は何もできないと思ってたのが、ただ働いてお金をもらって使うってだけで社会の歯車の一片になれたっていうか、社会の一員になれたってことを知れて。雇用に関することだったり、働いてお金を使うことに対して自分の意義、働くことに対する意義は見つけたかなと思っています。

    ゆいぴ:
    最初の方にあんまりやりたいこともなくてっていうお話をされてたじゃないですか。何をしたいかわからないとか、布団に入ってていいならそうしたいみたいなことをお話してたと思うんですけど。それでも未来に対してはそういう目標を持っている?

    たちかわ:
    はい。

    ゆいぴ:
    それは何の違いですかね?なんでしょうね?それは。

    たちかわ:
    その寝てたい、働きたくないっていう考えは良くないとは思ってて。自分でもこうするべきだっていう考えがあるんですけど。でも元々言っちゃえば、高校生のときに嫌なことから逃げた結果不登校だったんで。その逃げ癖っていうのがついてたりして、そんときの不登校で引きこもったときの自分がまだ捨てきれずにダラダラちょっとついてきてる感じはします。でも新しい高校にも行って短大にも進学できて学んで、っていう自分もまた別にいて。寝てたいっていう自分は、高校のときの不登校の自分で、まだあれですね、ついてきてるって感じです。

    ゆいぴ:
    なるほど。どういう気持ちで未来を歩んでいきたいとか、マインド的な面でそういう理想はありますか?

    たちかわ:
    マインドは「深く考えないぞ」っていうマインドですね。何事にも意味を求めるんじゃなくて、こうなったんならしょうがないっていうか、楽観的な考えで過ごしていければ嫌なこともつらい事も多少なりは楽しく考えられるんじゃないかなって思います。

    ゆいぴ:
    そのマインド、考えはどこから湧いて出てきたものなんですか?

    たちかわ:
    短大の近くに喫煙所があって、そこで吸ってると一つ上の先輩が吸ってて。学校でも話したことなくて、ただ喫煙所で何回か一緒になるなと思ってた人なんですけど。その人と、ライターを貸してもらったことをきっかけに話すようになって。その人がすごい楽観的な考え方で、本当に何とでもなる、どうにかなるみたいな。人生物事、何でもどうにかなるからさ、みたいな生き方の人で。こうやってこの先どうなっていくんだろうって考えてる自分がすごい馬鹿らしく思えて。そう考えた方が本当に楽しいし。しかも考えることをやめたってことじゃなくて、どうなってもいいやっていう一種の覚悟だっていうのを言ってて、その先輩は。本当にその通りだなと思って。どうなってもいいぞっていう覚悟を持って生きていく、っていう新しい価値観を教えてもらいました。

    ゆいぴ:
    もしもの質問なんですけど。未来のイメージを聞いたときに、今の自分は彼女ありきですっていうお話をされてたんですけど。もしも今の彼女さんと出会われてない人生だったらどういう人生を歩んでいたり、これから歩まれていくと思いますか?

    たちかわ:
    親元を離れずずっと子供部屋に住んで、就職はしてるだろうと思いますけど、特別なものじゃないありきたりな人生を歩んだと思います。彼女をいることによって正しくしてもらったこともあるし、教えてもらったこともあるので。彼女に出会ったりしてなかったらたぶん自分じゃない、自分じゃなくてもできるような人生を歩んでたんじゃないかなと思います。

    ゆいぴ:
    最後に言い残したことっていうのを聞いてるんですけど。人生を振り返ってみた上での遺言でもいいですし、インタビュー記事を読んでくれてる方へ言いたいことでもいいですし、インタビュー受けてみての感想でもいいんですけど。最後に言い残したことが何かあればお伺いします。

    たちかわ:
    遺言…そうですね、自分にも言い聞かせるつもりで言うんですけど。覚悟を持って、この先何かしら自分の予想外のことが起きても、一種のイベントやクエストだと思って乗りこなすゲーム感覚で楽しんでいけたら、死ぬときに良い人生だったって言えるような道を歩めるんじゃないかなと思います。以上です。

    ゆいぴ:
    はい、ありがとうございます。

    あとがき

    自分が生きている意味なんてない、と超マイナス思考に陥るときがある。でもそんなものは最初からなくて、それを探すのが人生で、それこそが生きている意味っぽいです。けれどそれを見つけること自体が苦しくて、何度も見失っては立ち止まる。これだと思ったものはすぐに揺らぐし、無力さに飲まれることもある。というか、そんなことばっかりだ。答えが見つからなくても探し続けること自体が生きてる証だ!と言い聞かせて、さて、今日もぼちぼち生きてみるか。
    【インタビュー・編集・あとがき:ゆいぴ】

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