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DTMで月1曲作るシンガーソングライターの音楽活動

    むかしむかし、ある村に、無惧(むく)という若者がいました。無惧は、困難に出会うたびに「もう何も怖がることはない」とつぶやいていました。
    村人たちが尋ねました。
    「なぜ、そんなに恐れを知らないの?」
    無惧は微笑んで答えました。
    「恐れは、すでに乗り越えてきた道しるべのようなもの。一度越えた山を、また怖がる必要はないでしょう」
    嵐が来ても、
    「この風は知っている」と立ち向かい、
    病が襲っても、
    「この痛みは覚えている」と耐え忍び、
    貧しさに直面しても、
    「この苦しみは超えてきた」と前を向きました。
    後に無惧はこう語りました。
    「私たちは、すでにたくさんの恐れを乗り越えてきた。だから、これから何が来ても大丈夫。もう何も怖がることはないんです」
    そして「越えし山に、恐れなし」ということわざが、この村から広まっていったとさ。
    めでたし、めでたし。
    と思う2025年1月6日15時0分に書く無名人インタビュー987回目のまえがきでした!!!!!
    【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】

    今回ご参加いただいたのは MattheW さんです!

    年齢:不詳
    性別:男性
    職業:こじらせ系クリエイター

    現在:完成したときっていうよりも作ってる最中がめちゃくちゃ楽しいというか、そんときだけはもう本当に、もう作品のことだけ没頭していけるんで、もう嫌なことを全部忘れられるんですよ、他のことを。

    qbc:
    今何をしている人でしょうか?

    MattheW:
    今は音楽活動を中心に創作活動しているクリエイターをやってます。はい。

    qbc:
    どんな音楽をされてるんですか。

    MattheW:
    一応オケを自分でDTMで打ち込みまして、それをバックにして歌ってるっていう形ですね。

    qbc:
    作曲と、歌唱もご自分でやると。

    MattheW:
    そうですね。その楽曲を例えばCDにしたりとか、あとはサブスクで配信したりっていう形で今動いてます。

    qbc:
    はい。どんなジャンル、どんなカテゴリーなんでしょう。

    MattheW:
    ジャンルはいろいろですかね。あんまり決めないでやってるというか、うん。

    qbc:
    どんなのをやったりするんですか。

    MattheW:
    例えば本当ポップス的なのもありますし、あとなんかちょっとロック系のもありますし、結構聞いてる人から言われるのは多分昔ビジュアル系好きだったよねって話から、何かその影響がわかるっていうのは言われますね。はい。

    qbc:
    ご自身では何かこういう方向だなみたいなのってあったりするんですか。音楽的に。

    MattheW:
    あんまりないかなと思います。

    qbc:
    なるほど。何か音楽をやっているときの気持ちってどんな感じですか。

    MattheW:
    気持ちですか。そうですね。元々音楽活動中心なので、音楽以外の創作もしてるんですけど、割と自分が思ってることを吐き出す手段みたいなところがあるので、作ってると本当に思ってること言いたいことが言えてすっきりするって感じですね。

    qbc:
    どんなテーマの曲なんですかね。

    MattheW:
    どっちかっていうと結構ネガティブ寄りといいますか。悲しい、つらい、っていうことを吐き出すこともありますし、あと何かこういうことちょっと腑に落ちないなとか、むかつくなっていうことを曲にしたりとかもしますね。

    qbc:
    なんか具体的に教えてもらっていいですか。

    MattheW:
    例えば、そうですね。1回ものすごい自分で一時期気に入ってた曲で言うと、SNS自体を皮肉る歌を歌ったことがありまして。なんか例えばインスタグラムとかでピースサイン作ってイエーイって形で撮ってる写真とかあったりするじゃないですか。
    でも、ピースサインって中指と人差し指立てますけど、人差し指を立てなかったら中指立てるだけになるじゃないですか。だから、本当はそうやって笑顔の写真に写ってるんだけども、案外映ってないところでお互いの足を踏み合ってるんじゃないかとか。
    そういういわゆるちょっと黒い裏の事情の話とか、そういうの絶対あるでしょうみたいな。本当にピースサインって本当にお前心から笑ってるピースサインなのか、本当は中指立てたいんじゃないのかっていう、そういうところをちょっとえぐっていく歌にしたりとかもしてますね。

    qbc:
    それは何でそう思ったんでしょうか。

    MattheW:
    何でしょう。ちょうどそのときやっぱりSNSの誹謗中傷とか、がやっぱり話題になってたりとか、自分自身もそういうのちょこっとあったりはしたので。結局そういうことって受けてても言えなくて笑ってなきゃいけないっていうのあるじゃないですか。ネガティブなことを発信したらちょっと良くないかなみたいな、ことを言う人ってすごく多いと思うんですけど、そうやって笑ってても、本当はそういうことに対して腹が立ってて「ふざけんなこの野郎」って中指を立てたくなる気持ちも隠してんだろうなっていうのも思ったりするし、あるいは(誹謗中傷)やられてる方じゃなくって誹謗中傷してる側かもしれないですけど。
    でも何かそういう裏のドロドロしたものを隠して、とりあえずピースサインで笑っとけみたいなことを思ってんのかなっていう皮肉をちょっと投げた感じですね。

    qbc:
    なんか音楽ジャンルはそのときに何かいろいろっておっしゃってたんすけど、どうやって選ばれるんすかね。

    MattheW:
    そうですね。作詞を先に僕は作るんですけど、歌詞が書き上がっていく中で「今回曲調どういうふうにしよっかな」って何となくイメージがそこで浮かんで、割と並行してメロディー作りながらって感じですね。

    qbc:
    なるほど。今のスタイルっていうのは、いつごろからされてるんすか。

    MattheW:
    作り始めというか、もう最初っからですね。やり始めたときから、はい。

    qbc:
    そもそもあれですね、作曲って何でやってるのか聞いてなかったです。

    MattheW:
    はい。パソコンの落ち込みでやってます。DTM。

    qbc:
    なるほどね。何年ぐらいされてるんすか。

    MattheW:
    年数だったらもう10年以上やってますね。

    qbc:
    10年以上。変化とかってありました? 作っているものとか、その先ほどそのすっきりするみたいな話ありましたけど、どんな変化がありますか。

    MattheW:
    そうですね。本当にベースのやり方自体はあんま変わってないんですけど、でもやっぱりそういう今のような方向の曲だけだとあまりにも引き出しが少なすぎて、多分その聞く側も飽きちゃうし自分も歌って飽きちゃうだろうなと思って、ちょっと引き出しを増やそうっていうのは考えたんですよね。
    そうなったときに例えばその自分の好きな漫画だったりとか、好きな映画だったりとかそういったものをちょっとイメージした曲を作ってみようとか、そういうちょっとだからフィクションの方に思考をちょっと切り替えて、それを題材にして作ってみようみたいな。新しい引き出しを増やすっていうのは、ここ数年やってますね。

    qbc:
    なるほど。自分の中からっていうよりも。

    MattheW:
    そうですね。外からっていう。

    qbc:
    なんかそれ自体って、自分の気持ちとしてはどういう変化があります?

    MattheW:
    あんまり気持ち的な部分は変わってないんですけど。結局でもそうやって外からインスパイアされたとしても、考えるのは自分なのでその作品から自分が何を感じたかとか、その作品の主人公になりきった自分だったらどうするかとか、やっぱり結局自分の気持ちっていうところがそこで入ってくるんで、あんまり作ってるときの自分の心境は変わってないですけど。でもやっぱり作り終わった後の「すっきりした」という感じは一緒ですね。

    qbc:
    音楽活動のそもそものきっかけって何ですか。

    MattheW:
    元々創作活動全般が好きで、最初は音楽から始めたわけではなかったんですよね。
    最初は僕はそのときは小説から先に始めてて、昔2次創作の小説がすごいインターネットで流行ったときがあったんですけど、やっぱり流行に乗っかるみたいな形でちょっと自分も書いてみようかなって思ったんですよね。
    ただ本当にそのとき流行ってたんで、作品数がめちゃくちゃ多いんですよ。その中から自分の作品に目を向けてもらうってなったときに、やっぱり同じことだけやってると埋もれちゃうんで、何か違うことを考えなきゃいけないよなって思ったんですよね。
    ってなったときに小説書いてるけど、小説以外の例えばキャラデザだったりとか、なんか主題歌だったりとか、そういう小説以外の分野に手を出してる人っていなかったんです、そのとき。
    だったらそれも全部自分がやればいいんじゃないかと思って、だから小説プラスその中に出てくる登場人物のデザインとか、あとは主題歌っていうのも自分が全部やってしまおうということで、1人で全部やるっていうことにしたんですよ。
    実際のデザインの方もやって、っていう形で。

    qbc:
    何歳ぐらいの頃って、お伺いしてもよろしいですか。

    MattheW:
    それは大学入ったぐらいですね。
    そのときに同じ2次創作で活動してた人たちでたまたま本当に長い付き合いの友人、今に至るまでの友人もできたんですけど、そこで知り合ったのは大体みんなプロを目指してる人たちで。
    例えば本当に小説やってる人だったらもうプロの小説家として、デビューしたいって思ってそんときから書いてて、今実際デビューした人っていますし。あとイラストで言ったらそのまま本当に漫画家としてやっていきたいっていう人がいて、やっぱりプロの漫画家になって今連載持ってるんですけど、そうやって本気でもう小説や絵だけやるっていう人もいたりして。
    別に勝ち負けを競ってるつもりはなかったんですけど、そういう人たちと比べるとどうしても自分の小説だったり、画力だったりっていうところが劣ってるなっていうのは見てわかるんですよね、自分で。
    ってなったときに自分がやらなくてもこの人たちの方がもっといい作品を作れるからっていうので、小説が1回フェードアウトしていって、絵もそっからちょっとフェードアウトしていって、ってなったときに、たまたま音楽をやってる人がいなかったんです、その中で。
    最終的に残ったのがその音楽っていうものだったので音楽をもう自分は軸にしてやっていこう。そこで本格的に本腰入れてやろうって決めた感じですね。

    qbc:
    ありがとうございます。何かその他の趣味ってありますかね。

    MattheW:
    もう、ほぼほぼ今創作の方に時間取られてて、あんまり他の趣味っていうとこまでいってないんですけど、でも辞めたとはいっても小説や絵の方はもう趣味の領域であったりはしてるので、今もそれがある意味趣味ではありますね。
    あとはさっき言ってた創作仲間と今でも繋がりはあるんですけど。たまにみんなでオンラインゲームを一緒にやって通話しながら「最近どう?」みたいな形で、っていうのも趣味ですかね。

    qbc:
    なるほどね。だから、例えばその自転車乗ってますとか、キャンプしてますとかそういうふうな全然違うものっていうのはないってことですよね。

    MattheW:
    全然違うのはないですね。本当に離れても多分カラオケに1人で行くぐらいで、でもやっぱり歌ってるから結局そんなに離れてはないと思うんですけど。

    qbc:
    音楽ですもんね。

    MattheW:
    そうですね、はい。

    qbc:
    なるほどね。なんか人からは性格どんな人だねみたいなこと言われますか?

    MattheW:
    性格に関しては面倒見がいい方だとは言われますけど、何だろうな。結構そうやって作ってるもので褒められることはあるんですよ。「いいもの作ってるね」とか「面白い人だよね」とかって言われたりはするんですけどでも、自分ではあんまりそれを信じてはないです。
    面倒見がいいっていうのも割と信じてないというか、そんなことないでしょみたいな。

    qbc:
    自分自身ではどんな人だと思いますか、自分を。

    MattheW:
    自分自身では割と考え方がネガティブ寄りかなとは思ってます、そういうところから。別に根暗とかではないんですけど、人とも話すし。

    qbc:
    そうですね。ネガティブとはいえ、それをいわゆる昇華ですよね。本当に心理学でいう。ネガティブな気持ちを創作っていう形に変えるっていう。単純なネガティブとは言えないですよね。

    MattheW:
    あとは何かその人の言葉をさっき素直に受け止められないって話をしたんですけど、やっぱり何かそういう意味でちょっとひねくれてるんだとは思うんですよ。例えば何かこうやって褒められることを言われて、ちょっといいことがあったとしても、「いや、そんなどうせこんないいこと言われたってその後多分何か悪いことどっかであるんでしょ」って考えたりとか。

    qbc:
    うん。

    MattheW:
    だから何か例えば自分に本当に嬉しいことが起こったとしても「やった」ってそれを素直に喜ぶだけじゃなくて、「今はこうやっていいことあったけど、どうせどっかでまた落とし穴があるんだろうな」って構えてて。案の定何かその後、また関係ないところで落とし穴があって悪いことが起きたりすると「あ、やっぱりな」ってなるんですよね。
    ショックをそこで受けないで、「ああ、やっぱりこうなったよ」みたいな。「あのとき思った通りだったわ」ってなってそこでやっぱりちょっと悲観的になったりはするんで。そこはちょっとネガティブかなと思ってますね。

    qbc:
    いつ頃から自分自身のネガティブを認識されました?

    MattheW:
    いつ頃って明確なものはないですけど、でも何となく経験でそうなった気はします。

    qbc:
    例えば何かの創作物を見て、あ、自分はネガティブだ、って気づいたとか、そういう感じでもない?

    MattheW:
    作ってる中で確かにネガティブなものが多いな、というのは1つは思いましたけど。でもそれがきっかけではないですね。

    qbc:
    なんか普通に普段生きてて、なんか性格について引き続き距離の近い人、家族、パートナー、親友、身近な人から言われる一面ってありますかね。

    MattheW:
    それはやっぱり面倒見がいいっていうのは言われます。何かやっぱり相談を持ちかけられたときに、ちゃんとその相談に応えたいって自分では思ってますし。あと最近よく言われるのは何か言語化するのがうまいっていうのは言われました。

    qbc:
    なるほど。

    MattheW:
    なんか自分が考えてることが、これってこういうことなんじゃないっていうふうに自分で思ったりとか、あるいは人からそういう相談を持ちかけられたときに、これって多分こういうことだと思うから、こうしていけばいいんじゃないかなっていうふうにわかりやすくするとか、何かその辺の言語化するのが上手いっていうのは最近よく言われます。

    qbc:
    なるほど。自分自身でもそれは自認できますかね。

    MattheW:
    それは最近むしろ自分で意識するようになったところというか。なんかわかりやすく相手に伝えるっていうところは。なので意識してそこは改めたところですね。

    qbc:
    何か創作をしていて、音楽活動していて、一番楽しい瞬間っていうのは1つ、ベスト3とかでもいいんですけど、挙げるとしたらなんですかね。

    MattheW:
    楽しいのはもう本当に作ってるときですね。もう完成したときっていうよりも作ってる最中がめちゃくちゃ楽しいというか、そんときだけはもう本当に、もう作品のことだけ没頭していけるんで、もう嫌なことを全部忘れられるんですよ、他のことを。
    だからその意味では本当に楽しいし、出来上がったときもやっぱりすっきりして気持ちが良くなるし、それを例えばライブとかで発表するっていう場も基本的には楽しいですね。
    でも多分一番その中でどの過程がって言われたら、おそらく作ってる最中かなと思います。

    qbc:
    ちなみに好きな食べ物は何ですか。

    MattheW:
    食べ物、全般的にやっぱりお肉ですけど、お肉以外で言ったらサーモン大好きですね。

    qbc:
    何で食べるのがいいですか、サーモン。

    MattheW:
    普通のサーモンも食べますけど、よく食べるのは炙り系が多いです。あの炙ったときのあの匂いがすごい好きで。その辺はよく頼みますね、お寿司屋さんで。

    qbc:
    お肉もってことですか、その香りっていうのは。

    MattheW:
    ちょっと焦げ臭い香りというか、香りが好きで、お肉でも結構よく焼く派なんですよね。そういうちょっと焦げた感じの匂いが好きで。

    qbc:
    ありがとうございます。

    過去:でももう本当にそのとき作った曲、自分が作った曲がもう常に更新というか、その都度その都度やっぱりいいものを作ろうと思ってるんで、ランキングはやっぱりそのとき一番最近作った曲が一番とは思ってます。

    qbc:
    次に過去ですね。子どもの頃はどんな子どもでした?

    MattheW:
    子どもの頃は友達は少なかったですし、あとどっちかっていうといじめられてた方が多かったので、あんまりここ喋りたくないところではあります。思い出したくないというか。
    大人になるというか、そうですね。大学に入るまでは、結構そういうネガティブな思い出の方が多かったです。

    qbc:
    なるほど。大学からにしますか。

    MattheW:
    そうですね。はい。

    qbc:
    大学生活はどうでしたかね。

    MattheW:
    大学中退しちゃったんですけど。

    qbc:
    はい。

    MattheW:
    でもそんときに創作活動を始めたので、もちろんそこは楽しかったですし。大学の中で例えば友達とかって話だと、友達はそこまで多くはないですけど、でも、サークルは楽しかったですね。

    qbc:
    うん。何サークルですか。

    MattheW:
    そのときゲーム制作のサークルに入ってまして、ちょうどそうやって自分でも創作活動を始めたからっていうのもあったんですけど、なんか人と何かを一緒に作るっていうことに興味が湧いてきて、そんときにそのゲーム制作サークルがあって、そこに入ったって感じですね。

    qbc:
    ゲーム制作ってデジタルですか。

    MattheW:
    そうですね。本当にもう全部パソコンで。
    僕は音楽を始めたときだったので、音楽をメインにして担当してたんですけど、結構スケジュール進行僕は早い方だったので、例えばこのときまでが締め切りですって決まったときに、大体締め切りの数ヶ月前には自分の工程が終わってたんですよね。
    ちょっと自分のやることに余裕ができたんで、例えばそこで他のシナリオ担当の人だったりとか、そういうところの進捗をちょっと見ていって、進捗大丈夫ですかって管理をしに行ったりとか、ていうスケジュール管理もちょこっとやってましたね。

    qbc:
    なるほどね。その辺りは面倒見がいいっていうエピソードと繋がってくんすかね。

    MattheW:
    そうかもしんないですね。

    qbc:
    そうですね。いつ中退されたんですか。

    MattheW:
    大学入って4年ぐらいですね。卒論の前ぐらいに中退で。

    qbc:
    なるほど。理由というのを伺ってもいいですか。

    MattheW:
    単純にもう単位が取れなかったからです。

    qbc:
    留年するっていう状態だったんすかね。

    MattheW:
    そうですね。もう留年何回かしちゃって、結局いられなくなって中退って感じですね。

    qbc:
    なんか卒業に対して執着っていうのは何かありますか。

    MattheW:
    できればしたかったですけど、ちゃんと。でも単位が取れなかったものはしゃあないっていう感じでしたね。

    qbc:
    うん。なるほどそのそのときの気持ちってどうでしたか。決めたときっていうか。

    MattheW:
    いや割ともう、落胆はしましたね、落ち込みは。

    qbc:
    うん。その後どうされるんですかね。

    MattheW:
    その後仕事を探してたんですけど、やっぱりその思ってた通りの仕事になかなかうまくつけなくって。結構ずっと精神的にもしんどいときは続きましたし、その後ちょっと職を転々としてる中で、1回ちょっとうつ病にもなってしまって。本当に働けなくなった時期ってのもありましたね。

    qbc:
    何歳ぐらいの頃ですか。

    MattheW:
    12、3年前ですね。

    qbc:
    なるほどね。その時は休職されたんでしょうかね。

    MattheW:
    そのときはもう休職したけど、結局復帰した後も何ヶ月かでもう辞めちゃって、そこからまた違う仕事について、そこでようやくちょっと転々とせずに落ち着いて、働けるようになったっていう感じですね。

    qbc:
    なるほど。どれぐらい休職されたんですか。

    MattheW:
    そんときは3、4ヶ月ぐらいは休んでました。

    qbc:
    なるほど。その後は何ですかね、お仕事的にはどんな感じですか。

    MattheW:
    そのあとはそういうトラブルとかもなく、ずっと長いことやってますね。だから今もこういう創作活動してますけど並行して、そういうふうに普通に働きながらって感じです。はい。

    qbc:
    お仕事しながらクリエイティブを続けてるっていうのは、もう10年くらい?

    MattheW:
    はい、そうですね、はい。

    qbc:
    なるほど。精神的な部分の安定ってどうなんですか。この10年っていうのは。

    MattheW:
    それは割と落ち着いてる方だなとは思ってます。

    qbc:
    何か理由はあるんですかね。落ちついてるっていうのは。

    MattheW:
    単純に仕事で嫌な思いをすることが減ったっていうところですかね。

    qbc:
    それはシンプルに職場がいいということ?

    MattheW:
    うん、そうだと思います。あとはやっぱりこういう活動をすることによって、たまに嫌なことがあったりしても創作活動の中で吐き出せるので、ストレスを要は残さないって感じですかね。その前は結構抱え込んじゃってたところが多かったので。

    qbc:
    はいはいはい。なるほど。この創作することが自分のメンタルに良い影響を及ぼすんだみたいな感覚っていうのは、いつ頃自覚されたんでしょう。

    MattheW:
    もとから、作り始めたときからそれは思ってましたね。

    qbc:
    大学生の頃から?

    MattheW:
    そうです。始めたときからずっとですね。

    qbc:
    そのメンタルを安定させるために始めたっていうお話はなかったじゃないすか。

    MattheW:
    そうですね。ただ、何となく自分でそこまで意識をしてるつもりはなかったんですけど、でも作ってる中で、どうしてもその自分の考えっていうところが作品の中に出てくるようになってたし、実際作ってく中で、何となく気持ちが楽になってくなっていうのを自分で感じたので。
    意図したわけではないけれども、作ってたらすごい気持ち楽になるじゃん、ていうのはそこに気づいたんですよね。

    qbc:
    どれぐらいのペースで曲が生まれていくんでしょう。

    MattheW:
    大体そうですね、月1は最低作ってると思います。平均すると。

    qbc:
    なるほど。

    MattheW:
    調子がいいときは月に2曲作れたりもしますけど。

    qbc:
    制作時間ってまちまちだと思うんですけど、大体どれぐらいで出来上がるんですか。

    MattheW:
    早かったら本当に2、3週間ですね。

    qbc:
    ふうん。それは1日の稼働時間はどれぐらいの時間ですか。

    MattheW:
    1日あたりだともう作業的には1時間くらいですかね。

    qbc:
    なるほど。20時間ぐらいできてるっていうことですかね。

    MattheW:
    そうですね。合計したらそのぐらいだと思います。本当に調子が良くて2週間で終わるときとかって1日に5、6時間続けてやったりとかもしてるので、それも込みで考えたら、多分2、30時間トータルだと思います。

    qbc:
    なるほど。テーマっていうのは、その都度結構変わる感じなんですか。

    MattheW:
    そうですね。本当にそのときに思いついたことで作ってるんですよ。決めてはないですね、あんまり。

    qbc:
    音楽って自分にとって何だっていったら、どんな存在ですか。

    MattheW:
    やっぱり1つ精神安定剤みたいなところはあると思います。

    qbc:
    うん。

    MattheW:
    言いたいことを言えるための、本当に素直に吐き出せる場所というか。

    qbc:
    それは他人からの評価っていうのはそのときどういう扱いになるんでしょう。自分のためのっていう。

    MattheW:
    あんまり気にしたことはなかったんですけど、でも最近だとよく言われるのが、自分だけが思ってることかと思ったらそうじゃなくって、ちゃんとその聞いてる人の中でも「いや、正直自分も思ってるけどやっぱりなかなか言えないことを代わりに言ってもらえてる感じはある」みたいなふうに、共感してくれる人もいますし。
    そういうところで共感して楽しんでくれたりとか、何かエンジョイしてくれてる人はいるみたいです。

    qbc:
    うん。改めて曲ってカウントされてます? 何曲ぐらい作られてるんですかね。

    MattheW:
    曲数えてないけどでも3桁は絶対いってますね。

    qbc:
    10年、約10年やられてて、毎月作られてるっていうことですね。

    MattheW:
    100は多分超えてるとは思うんですよね、間違いなく。

    qbc:
    何かその中でベストっていうと?

    MattheW:
    ベスト。あんまり順位付けはしてないですね。でももう本当にそのとき作った曲、自分が作った曲がもう常に更新というか、その都度その都度やっぱりいいものを作ろうと思ってるんで。

    qbc:
    うん。

    MattheW:
    ランキングはやっぱりそのとき一番最近作った曲が一番とは思ってます。

    qbc:
    なるほど。最新曲が一番。

    MattheW:
    うん、そうですね。そう思ってやってますね、はい。

    qbc:
    なるほど。ちょっとまた人生の方に戻るんですけど、ご両親からどのように育てられましたか。

    MattheW:
    厳しいとは思いますね。あんまり素直に褒められた覚えはないです。

    qbc:
    なるほど。自分の人生の中に、転換点というものがあったとしたら、いくつ置いてもいいですけど、どこにあると思います?

    MattheW:
    やっぱりまた創作活動に戻るんですけど、活動を始めてそういう創作仲間ができたときが一番かなと思ってますね。本当にそのときにもう、ちゃんと友達っていえる人と巡り合えたというか、そこから自分はどういう人と付き合っていけばいいのかっていうのも、身についたし。そうですね。そこが一番まず大きい転換期だと思ってます。

    qbc:
    その人たちっていうか、創作友達とそうじゃない人たちって何が違うんでしょうね。

    MattheW:
    そうじゃない友達もいるっちゃいますけど。なんだろう、言葉はちょっとおかしいですけど、割とそういう普段、創作とか関係なしで付き合っている友達とかって、本当にもう、うわっつらの話になっちゃうんですよね。どうしても。
    最近こんなことあったわとか、あるいはそういうことも話さないでただ、一緒に何かカラオケしたりとか、何かしてるっていうぐらいで。あんまり自分の腹の中とか頭の中で思ってることを話したりはしないんですよ、そこでは。
    逆にそういうのをちょっと創作活動をやってる友達と喋って、「いや〜、次こういうネタで行こうと思うんだよね」っていうふうにアイディアを投げてみたら、向こうも「だったらこうしてみたらいいんじゃない?」ていうふうにアイディア出してきて、「ああ、じゃあこういうふうにもう転がしてったらいいよね」ってなんかその企画会議みたいな形で話しても面白いし。
    逆に向こうからそういう話を振られて自分がアイディアを返すのも楽しいし、何かそうやってああだこうだ妄想を広げるのが楽しいんですよね。

    qbc:
    それができないと交流関係、交友ができないんでしょうかね。

    MattheW:
    う〜ん。そういうことが言えないからモヤモヤが残っちゃうんだと思うんですよね。自分の中に。だから何か遊んでああ楽しかったと思っても、ちょっともやっとしたものが残るというか。完全な100パーのストレス解消にならないというか。

    qbc:
    なるほど。その創作、物を作るって、大工さんもものを作るしみたいなところと、何か今いる領域以外のクリエイターの人たちと試したことあります?

    MattheW:
    そうですね。本当に最近そういうふうにちょっと視野を広げようと思ってて。さっきの漫画家とか小説家の友達がいるって話をしましたけど、そういう創作活動っていうものも最近すごく興味があって。
    最近だと何かアクセサリーを作ってる人だったりとか、あとは何だろう、漫画とかじゃなくて本当にもう画家としてやってる人だったりとか、そういう人たちが何か結構集まる何かお店みたいなところがあって、そこにちょっとよく通うようになったんですよね。
    そうすると、そうやって自分が全然知らない分野の創作をされてる方のお話を聞いたりとかして、あるいは実際作品見せてもらったりとかして、すごくそれが楽しいんですよね。

    qbc:
    なるほど。その楽しさっていうのは同じ楽しさですか? その自分の今いる、基盤になってるその音楽界隈と。

    MattheW:
    そうですね。知らなかったことだったりするので、新しく、あ、こういう世界があるんだとか、こんな作り方してるんだって知っていくのはすごく楽しいことですね。
    そこから逆に何か自分でWikipediaだったりとかを使って、また自分で調べものをしていって知識増やしてっていうのも楽しいし。
    そうやって物事を知っていく楽しみっていうのが最近増えてきて、多分そのおかげでちょっと話戻りますけど、言語化するのが上手いって人から言われるようになったのかなと思ってます。

    qbc:
    人生グラフっていうものは左から右に向かって、歳をとって増えていくんですけど、あったとしたら、ポジティブ・ネガティブなんですよ。上の方に行くほどポジティブなんですけど、そのグラフってどういうふうに描かれるんすかね。

    MattheW:
    今多分、右肩上がりだとは思ってます、そこは。本当にもうだんだんだんだんいい方に向いてるというか。下のものすごいどん底だったところから、プラスの方に行ってるというか。

    qbc:
    それって、なんでなんですか、って言い方変なんですけど。

    MattheW:
    こういう自分の思ってるモヤモヤとかを創作活動という手段で吐き出せる方法が見つかって、そうやって創作活動されている他の人たちの知り合いがたくさん増えてきて、知らなかった世界を知れるようになったっていうので、なんかいい循環ができているというか。
    またそこで新しく知ったことを自分の創作活動に生かして、新しい引き出しに繋がったりもするし。
    そのおかげでうまく循環ができて、もうストレスを抱え込むこともなくなって、何かものを作ってることが本当に楽しくなってきたっていう、そういう上向きな方向だと思います。

    qbc:
    ありがとうございます。

    未来:もちろん音楽は精神安定のためにやってるっていうのもあるんですけども、でも音楽以外の活動をやるのはなぜかって言ったら、やっぱり楽しいからなんですよね、知らないことを知ることが。

    qbc:次に未来パートですね。未来、5年10年30年40年、50年。最後自分が死ぬっていうところまでイメージしていただいて、どんな未来を思い描けますかね。

    MattheW:
    とりあえずこういう創作の活動は、もうネタ尽きない限りはずっと続けてると思います。

    qbc:
    うん。

    MattheW:
    そのぐらいですかね、今思い描けるのが。
    もしかしたらそれが例えば音楽が軸じゃなくなってるかもしれないし、あるいは音楽をもしやり続けていたとしても、ステージに立って自分が歌うとかじゃなくって、例えばなんか裏方に回って他の人に曲提供してるのかもしれないし。
    あるいは今顔出さないで、歌い手さんだったりとかVTuberという形でやってる方もいたりするじゃないですか。そういう形で顔を出さないで歌だけやってるっていうことかもしれないし。
    ちょっとどういう形態でやってるかはわかんないですけど、でも多分何か作ってんだろうなとは思ってます。

    qbc:
    ちなみに音楽の質問ですけど、楽曲提供的なことっていうのは興味ないですか。VTuberの話もあって。

    MattheW:
    それはもちろんあります。実際数は多くないですけど、やったりはするので、これからもしそういう機会が増えていくんだったらそれはすごくありがたいな、とは思ってますね。

    qbc:
    今までの過去には?

    MattheW:
    一応片手で数えるぐらいですけど、あるにはあります。
    本当に自分がいる地域の、そこまでメジャーではないですけど、いわゆる地下アイドルの人だったりとか、に曲を提供したっていうのは何回かはありますね。

    qbc:
    どうですか、楽曲提供するのは。

    MattheW:
    自分じゃない人が歌うので、やっぱり作り方はそこでどうしても変わってくるけど、でも逆に自分の中ではそれは挑戦だと思ってて。自分の引き出しを増やすための肥やしにもなるし、その人にどう気に入ってもらえるかっていう挑戦にはなるので。
    そうですね。本当にうまくいってくれたらもうりゃありがたいとは思ってます。相手のためにも自分のためにもですね。

    qbc:
    もしもの未来の質問というのをしていて、もしも音楽と出会ってなかったら何をしてますかね。

    MattheW:
    とりあえずここにはいないと思います。もう、生きてないなっていう。

    qbc:
    うん。他の創作をするっていう可能性っていうのは?

    MattheW:
    もちろん確かに小説とか前とかもやってたので、ないとは言い切れませんけど、でも最終的に多分一番自分が楽な気持ちになれる手段っていうのが音楽だったんで。
    それをもしぱたっと辞めてしまったとなったら、多分今の自分はいないし、もっと言えば今ほどこんな何か人生を楽しんでやれないまんまでずっと多分、どん底状態でやってたと思うんで。
    そういう意味で本当にここにいないんじゃないかなと思いますね。

    qbc:
    ここにないっていうのはどういう意味なんでしょう。

    MattheW:
    もう本当に多分生きてないっていう感じですね。

    qbc:
    なるほど。

    MattheW:
    実際うつ病も経験したっていうのもあったんで、そうですね。本当にもう、死のうかっていうところまでいくと思いますね。

    qbc:
    うん。うつも前後っていうのは、なりそう、なった、回復する、みたいなところで言うと、そのときの創作でどういう状況だったんでしょう。

    MattheW:
    もうそのときはもう止まってましたね。本当に何もできなくて。

    qbc:
    やりたい気持ちはある?

    MattheW:
    やりたいとは思うんですけど、いざこう作ってみてももうめちゃくちゃなんですよ。もう出来が悪いのはもちろんそうですけど、とてもこんなもん人に聞かすようなもんじゃないやっていうぐらいまで。

    qbc:
    うん。

    MattheW:
    だからもう、とてもこれを完成させるところまで持っていきたくないっていう。

    qbc:
    ああ。なるほどね。

    MattheW:
    だからもう今の自分ではこんなものしか作らないんだからと思って、そのときはもう作るっていうこと自体から1回遠ざかって、まずある程度、自分持ち直そうっていうところでしたね。

    qbc:
    そのときって何かその人間的な交流っていうのはどうしてたんですかね。

    MattheW:
    ほぼほぼもうなくって。

    qbc:
    シャットアウト?

    MattheW:
    そうですね。そのさっきの、創作仲間の友達とたまに話すぐらいで。

    qbc:
    うん。

    MattheW:
    例えばその人に会って何かっていうのはないですね。

    qbc:
    なるほど。そこからどうやって創作にできるような状況になったんですかね。

    MattheW:
    やっぱりうつの症状が落ち着いて、「とりあえずもう1回作ってみるか」って気持ちになってようやくって感じですかね、少し気持ちに余裕ができるというか。
    元々作りたいって気持ちが途切れてるわけではないから、作りたくても今はやめようって思って。それがもうそろそろ作ってみるか、ていうふうになったときに作ってみてって感じですね。

    qbc:
    なるほどね。自分の精神の状況が反映されてるっていう理解でいいですか、音楽に。

    MattheW:
    だとは思います、はい。

    qbc:
    それって、私が言うのもあれですけど精神安定剤、精神を安定させるためのものっていうことになるんなら、なんで精神安定になるんだと思います? それが。

    MattheW:
    やっぱり言いたいことが言えるからじゃないですかね。言いたくても言えないことが言える。

    qbc:
    なるほど。

    MattheW:
    これちょっと僕の好きなミュージシャンの話になるんですけども、ミュージシャンのライブに行くときって、単純にその音楽、この曲好きだから聞きに行ったっていうわけじゃなくって本当にもうストレス解消なんですよ。そこが。
    やってる人たちの方もMCで「お前らの腹ん中に溜まってるもの全部ここにぶちまけてこい」って煽ってきて。もう日頃の不満をここで全部ここにぶちまけてすっきりして帰ってくれみたいな形で、MCで言ってくれたりするので。
    ある意味なんかそことちょっと似てるのかなとは思うんですよね。だから自分自身がもちろん気持ちを吐き出して楽になるのもあるんですけど、そうやって聞いて共感してくれる人がいるってことを知るようになってからは、そういう人たちにもちゃんと1つ刺さるというか、そういう人たちの気持ちを代弁するような作り方ができたらいいなっていうのも1つは思ってます。

    qbc:
    ありがとうございます。自分が創作するにあたって気をつけてることとかって何かありますかね。

    MattheW:
    気をつけること。なるべく同じものにならないってことです。自分の中でもこういうことやったから今回はやめようというか、なるべくそうですね。自分の過去のものとかぶらないものを考えようとしてます。

    qbc:
    なるほどね。さっきは自分の心の状況が表れてるっていうお話でしたが、この曲はすごいユニークだ、みたいな曲ってありますかね。

    MattheW:
    さっきその例に挙げたSNSを皮肉るだとかもそうですし、割と自分がそうやって作った曲が結局他の人、知ってる人とかの曲と比べても、絶対言わないことを言ってるっていうのは思うんで、そういう意味では何か毎回多分ユニークなことやってんだろうなと自分で思ってます。
    自分自身もやっぱそうやってユニークでありたいと思ってるから、そういう周りと被らない路線に行こうと思ってるし。そこは多分もうその一番最初の大学在学中に創作活動を始めて、なるべく他の人と違う見せ方をしたいっていう、最初のときからずっと変わってないポジションだと思ってますね。

    qbc:
    なるほど。自分のためにっていうところはあったと思うんすけど、聞いた人がどうなってほしいっていうようなイメージ、そういうのってありますかね。

    MattheW:
    やっぱり聞いた人には同じように気持ちが楽になってほしいなと思ってます。

    qbc:
    それはそうすると想定リスナーっていうのは、自分と近い問題意識を持っている人でしょうか?

    MattheW:
    でも、そこまで限定しなくてもいいかなと思うんですよ。結局自分もそうですけど、言いたいことが言えないまんまでモヤモヤ抱えてる人っていうふうになると思うんですけど、それって大なり小なりみんなあると思うんですよ。
    本当にちょっとジャンルは違うとしても、例えば何か、「うわ〜〜〜もう!」って思いながらもやっぱり言えないことって絶対人間あると思うし。

    qbc:
    うん。

    MattheW:
    それが多分人それぞれ、そういうものの数が多いか少ないかだと思うんですよね。だから誰って限定しなくても、どっかに必ず刺さるんですよ。だからあんまりそこでターゲットを絞るっていうことはしてなくって。
    とりあえずみんなこういうこと思ってるんじゃないかな、ぐらいのとこですかね。

    qbc:
    今まで創作してきた中で、一番良かったことっていうのはなんですかね。

    MattheW:
    良かったこと。うーん。そうですね。地元と違うところでライブができたことは多分一番大きいかなと思ってますね。

    qbc:
    なるほど。

    MattheW:
    今僕北海道住んでるんですけど、本当にチャンスがあって東京の方で歌える機会っていうのがあったりもして、それはすごく嬉しかったですし。あと何だろうな、創作と直接絡むわけではないですけど、たまたまそうやって知り合った友人のお誘いで、結婚式の日だったんですけど、その結婚披露宴で自分が好きなミュージシャンの人がそこに並んでて、列席されてて、生で会えたんですよね。
    そうなったときは本当にもう緊張もすごかったですけど、まさか生でそういう場で会えると思っていなかったので、それはすごく嬉しかったです。

    qbc:
    ライブってどれぐらいの頻度で?

    MattheW:
    大体月1ペースぐらいですかね、今は。

    qbc:
    なるほど。すいません私、あれですね。ストリームだけなのかなと思ってました。

    MattheW:
    ステージには立たないっていう。

    qbc:
    そうそう、なるほど。

    MattheW:
    一応ステージにも立ってます、はい。

    qbc:
    月1って、結構なんていうんすかね。兼業っていう中で言ったら結構な頻度ですよね。

    MattheW:
    割と大変ではあります、そういう意味では。

    qbc:
    そうですよね。作曲もしつつですもんね。

    MattheW:
    そうですね。

    qbc:
    わかりました。ライブはどうですか。

    MattheW:
    ライブ楽しいです。

    qbc:
    音楽活動の中でパーツ分けしたとして、ライブで歌を歌う、作曲する、歌詞を書くとかっていうふうなこと言ったら、どこが自分の中で一番重要なパーツになるんですかね。

    MattheW:
    重要なのはやっぱり作ってるときですかね。ライブはそこまで上位には来ない。

    qbc:
    そうなんですか。へえ。そのリアクションがあるっていうことに関しては、そんなに重要視してないですかね。

    MattheW:
    リアクションもらえるのはすごく嬉しいですけど、でもリアクションが全てとは思ってはないので。だから例えばライブが全くない月なんかもあったりしますし、そのときは本当に作ることだけ集中しているので。

    qbc:
    今回ちなみにこの無名人インタビューを受けてみようと思った理由っていうのをお伺いしてもいいですか。

    MattheW:
    元々その創作仲間がたまたまこの無名人インタビューやってるのを見まして、あ、こんなことあるんだって知ったんですよね。
    またそこで自分の知らない世界っていうのが1つ生まれたので、ちょっと自分もそれは経験してみようと思いましたし。これはさっきのその未来の話とちょっと繋がるんですけど、年明け以降からちょっと自分が逆にインタビューの側に回って、なんかその他の人たちのお話を聞いてみたいっていうのを企画して動かそうかなとは思ってるんですよね。

    qbc:
    はいはいはいはい。

    MattheW:
    なので、そういうときに自分がインタビューする側に回ったときに、どういうふうな話になるのかなっていうのもイメージしたかったし。そういう意味で本当に知らない世界を知りたかったっていう感じですね。

    qbc:
    なるほど。ボカロPの方ですか。インタビュー見られたっていうのは。

    MattheW:
    あ、いえ、ここでその無名人インタビューで声優活動をやってる人がいらっしゃって、その人の記事を見てですね。

    qbc:
    なるほど。ちょうど北海道でボカロPのインタビューと声優さんも何人かいらっしゃるんで。

    MattheW:
    あんまりそこでも地元が一緒だからとかではないですね。全然違う地域なので。

    qbc:
    はい。ありがとうございます。なるほどね。
    何か新しいことにチャレンジするっていうことと、創作っていう何だろう、その精神安定させなきゃいけないのと、新しいことをするみたいなことってなんか、関連性ありますかね。

    MattheW:
    自分の引き出しを増やすことがすごく今楽しいんですよ。もちろん音楽は精神安定のためにやってるっていうのもあるんですけども、でも音楽以外の活動をやるのはなぜかって言ったら、やっぱり楽しいからなんですよね、知らないことを知ることが。
    そこでまた新しいことを知ったことによって、その新しい知識っていうのが自分の音楽とかにもまた生かせたりもするだろうし。

    qbc:
    うん。

    MattheW:
    そういう意味でちょっとずつ何か自分のできることが増えていくっていうのがまた新しいところなので。

    qbc:
    新しいことにトライするっていうことは同時に不安感、違うものに出会うっていう恐れとか恐怖とか、そういうふうなものをはらんだものだと思うんですよ。それと安定するっていうのはご自身の中で2つあるっていうのを感じられます?

    MattheW:
    最近そういう不安がないんですよ。「新しいことまだやったことないから怖いな」っていうのがなくて、単純に興味だけなんですよ、そのときって。だから「もうはこれは楽しそうだな〜」っていう気持ちだけで、そこに飛び込んでます。

    qbc:
    以前はあった? 怖さ。

    MattheW:
    以前はありましたね、最初は。だけどいざ始めてみたら「全然そんな怖がることじゃなかったじゃん」っていう。

    qbc:
    その恐怖がなくなったきっかけって何でしょう。

    MattheW:
    やっぱりリアクションが良かったからでしょうね。あとは自分自身もやっててすごく楽しかったし。

    qbc:
    何をやったんですか?

    MattheW:
    ライブはまさにそうでしたね、最初は。本当に最初はステージに出るつもりなかったんで。だけどいざステージに立ってみたらやっぱり楽しかったし。
    ていうところから「もう何も怖がることねえじゃん」っていうふうに自分で思って。例えばさっき趣味の範疇に戻した小説や絵っていうのも、たまたまつい何年か前のコロナ禍でそういうステージ活動が一切できなくなったっていうときに、空き時間がやっぱりできるんで、そこでもう1回始めてみたんですよ。絵とか小説っていうのを。そしたらそれもやっぱり楽しくて。
    久しぶりにやるから「ちょっとこれブランクあるからうまくできるかな」って不安がそのときやっぱりあったんですけど、でもいざやってみたらすごく楽しかったし、実際それを見てくれた人も「あ、面白いじゃん」って言ってくれて、リアクション良かったので、「あ、やっぱりビビらないで何でもやってみた方がいいんだな」ってそのときに改めて感じたっていう感じですね。

    qbc:
    ありがとうございます。最後の質問はですね、最後に残したことはっていうので、読者向けメッセージ、遺言、インタビューの独り言みたいなものでもいいんですけど、最後に言い残したことがあればお伺いしております。

    MattheW:
    今の話に直結してですけど、みんな何でもやってみようってとこですかね。

    qbc:
    ありがとうございます。

    あとがき(編集)

    実は中学生のとき作詞作曲していましたMeadowです。1曲も世に出さなかったですけどね。でも、今でも覚えてるメロディとかあるから不思議ですよね。インタビューを伺って、あのときの「何か言いたいけどどう伝えたらいいかわからない」みたいな、もどかしい感覚を思い出しました。特に印象に残ったのは、音楽活動の中で常にベストを更新しているという言葉。これ、何にでも適用できるものではないですよね。本当に魂を使っていいと思えることにだけ適用されるものだと思います。今も刻一刻と命尽きる日に向かっている私たちですが、魂の使い道を見つけた人は最強だと思います。ご参加ありがとうございました!

    【MattheW:関連リンク】

    【インタビュー:qbc】

    【編集・あとがき:meadow】

    #無名人インタビュー #インタビュー #音楽 #うつ病


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