
ケーキ屋さんで、なぜか泣いた。
最近、地域の魅力を紹介するライター業をはじめた。
今年から、副業を本格的にはじめたいと思い、結構必死で毎日過ごしている。必死って言い方はあまりよくないかな…なんか痛い気がする。まあいいや。
で、今日仕事帰りに(あ、こっちは本業の方)町の小さなケーキ屋さんを訪れた。
私は子供が小さな頃からたまに通っているお店で、60代半ばの女性がひとりで切り盛りしているお店だ。
月の半分くらいしか営業していないので、店が開いていると、お!今日は開いているって感覚になる。
これはチャンス!と思い、取材を申し入れた。
結果は、「お断り」だった。
でもその理由は納得できるものだった。
その女性は、ケーキを作りたい一心で25年も一人で店を守り続けている。
「もう満たされたから、そういうのはいいかな、ごめんね」とやんわりと断られた。
ライター業的には取材できずに残念だったが、店主のその気持ちがなんだかすごく理解できて、そこからなぜか話が弾んだ。
誰もお客さんがいなかったし、お店を始めたきっかけや、月の半分は旅行を楽しんでいるという驚きの事実や、やなせたかしさんの大ファンということなど、いろいろ聞くことができた。
私もなぜか負けじと、自分が今まで頑張ってきたけど本業もうまくいかず副業をはじめた話や、昔この店で息子の誕生日にサッカーボールモチーフのオリジナルケーキをつくってもらったことなど、話す予定もなかったことが次々と溢れていき、しまいには涙を流していた。
もうすぐ50歳になることを伝えると、「これからだよ、自分の好きなこと見つけて頑張りな」と励まされ、涙がにじんだまま店を出た。
すごく不思議な経験をした。
最近よく涙が出てくる。更年期のせいもあるけど。
ゆらぎまくってます、わたし。